デイズ・オブ・サンダー

レースで疾走する車と並走しローポジションで寄った圧巻の映像、そして全米各地の有名なコースを上空から捉えた俯瞰ショットなど、とにかくゴージャスで迫力の映像が最も印象的な作品

トム・クルーズさんがメチャクチャ若いしシャープでトギトギのルックスが最高にカッコイイ

ニコール・キッドマンさんがすごく綺麗なのも印象的

ロバート・デュバルさん、名優だからこそ見せる余裕の演技がシブくて超カッコいい

トムさん演じる草レースのドライバーが一流のレースでいとも簡単に上位に入っていったり、ニコールさん演じる女医と簡単に恋仲になったりとかなりご都合主義的な展開ではあるものの、映像・キャスティング・音楽の良さが見事に合わさってグイグイ惹き込まれる大好きな秀作です

　Amazon Prime Videoで鑑賞（4K，字幕，レンタル）。

　血気盛んで才能もある若者が挫折を味わい、恋人やライバルの叱咤で再起、栄光を掴む。ほぼ「トップガン」と同じ筋だなと思った。トム・クルーズが乗り込むのが戦闘機からレースカーに変わっただけで、ここまで似ているとは想像していなかった。なるほど地上版「トップガン」と呼ばれるだけある。

　コール・トリクルのキャラ造形も「トップガン」のマーヴェリックそのままだし、ストーリーも既視感バリバリで新鮮味が無い。しかし、王道故に胸をアツくさせる力があった。
　ロウディとの互いを認め合う気持ちの良いライバル関係やハリーとの絆、クレアとの熱い恋と云った青春映画に欠かせない爽やかさと熱が、どうしようもなく心を湧かし、魅了する。
「人生、全て賭けだと悟った。だからこれに賭ける」。「負けることより、何も出来ないようになるのが怖い」。コールが決意のデイトナに挑む直前、飛び出した名言が悉く刺さった。

　レースシーンのスピード感と迫力は、さすが「トップガン」の撮影チームが再集結しただけあって、テレビ画面でもものすごい緊迫感と迫力を感じさせ、度肝を抜かれた。
　今であれば、確実にＩＭＡＸ推奨案件であることは間違い無いだろう。何やら噂によると続編の企画開発が進められているとかで、トム・クルーズも大変乗り気であるらしい。
　続編のメガホンはジョセフ・コシンスキー監督に取ってもらいたい。「Ｆ１／エフワン」はもしや、この続編用の撮影技術を開発するための映画ではないかと勘繰っている。

今作は「トップガン」「カクテル」と並ぶトム・クルーズのアイドル映画、PV映画三部作の一作‼️トム・クルーズが自らアイデアを出したストックカー・レース青春映画で、内容的には「トップガン」のカーレース版ですね‼️向こう見ずで血気盛んな主人公、指導者的な壮年男性、主人公よりも大人で落ち着いたヒロイン、友情で結ばれるライバル、実力が試される最終試練‼️めまぐるしいレースシーンの迫力やMTV感覚の映像、そしてトム・クルーズのカッコ良さ‼️サングラスかけてバイクで登場するシーンなんかホントにカッコいい‼️設計技師に扮するロバート・デュバルの佇まいもステキだなぁ〜‼️ただこれで「トップガン」並みにサントラが名曲揃いだったら、少なくとも「トップガン」並みの人気作にはなったんでしょうけど‼️