追憶(1973)のレビュー・感想・評価
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愛し合っているにも関わらず、主義思想が違うことで結ばれない2人。女...
愛し合っているにも関わらず、主義思想が違うことで結ばれない2人。女性が強い信念を持つと幸せになれないっていうふうにもとれる、若干寂しくなる映画ですね。。音楽はとても素敵で大好き。
経験のある人にはグッとくる
心が通じ合っていたのに、結局別れることになったという誰にでも一度はある人間の機微を描ききっている。グッとくる。憧れの美しい男の寝ている横でそっと添い寝するストライサンドが可愛かった。
じゃ また
うわー!!!
ロバート・レッドフォード💕
なんですか、あのセクシーさ(>_<)
追憶
追憶
追憶
鑑賞しながら痛々しい想い出が💧
バーブラ・ストライサンドのきれいな声🎵
声も良いですが、美しすぎるメロディー。
哀愁漂うヴァイオリン。
曲だけでうっとり💕
フライヤーの
あの頃はすべてがたいせつに思えた愛でさえも
秀逸ですね(*^^*)
やっと見れた
一言「そんな時代も、あったのね」
◎よかった点◎
・メインキャラが2人で、その20年どーしたこーした。
はっきりした描写説明がない部分もあって、「??」なんだけど。
見ている方が「想像」していくっていうのが、当時のスタイルなのかな。
・ストライサンドの「一言言わないと気が済まない」政治好き・自己主張女と。
レッドフォードの優柔不断な優男っぷりが、それぞれぴったり。
また当時の洋服や車等の70年代アイテムが、クラシカルでかっこいい。
・ラストシーン、そう来たか。Finって感じで、私はすっきり。
随所に挿入されるテーマ曲「追憶」が、だいぶん点数UP。
△いまいちな点△
・どこかで「ストライサンドのキャラが気にいるかどうかで、評価が変わる」とあり。
私は絶対、こんな女性と友達にはなれんな、と。
・単調なので、一歩間違うと夢の中に・・・。
曲を知っていて「いつか見たい」と気にしていた作品。解決。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「私は信念に、忠実なだけ」
何度見た事か。
バーバラとレッドフォードの共演。好きなんだこの作品。
美しきレッドフォードとストライサンド一見ミスキャストなんだけど、二人がとてもマッチしており二人しか醸し出せない雰囲気が良く出ており、また物悲しくもあり、作品が音楽が全てが最高の映画。
選んだ道に後悔しない女性の生き方
自尊心が高く政治思想も明確な気の強い女性ケイティと、世の中の流れに逆らうことなく自己の幸福を着実に求めるハベルの、出逢いと結婚、別れと再会を時代背景の考証を踏まえて描いたシドニー・ポラック監督の女性映画の先駆け。この作品と翌年のジョセフ・ロージー監督、ジェーン・フォンダ主演の「人形の家」が、1977年に一気に顕在化する女性映画の先陣であったと思う。当時大スターであったロバート・レッドフォードが一歩下がり、歌手で女優のバーブラ・ストライサンドを主役に、女性の生き方を後悔なく描いている。最後、ふたりだけの想い出に終わる回顧調の物語の甘さはあるが、映画ではタブーの赤狩りを扱う新しさが印象に残る。男性に頼らない自立した生き方を自ら選ぶストライサンドの表情と、名曲のテーマ主題歌の歌唱の素晴らしさが魅力の映画。プロローグのタイトルバックとラストの学生時代の風景描写もいい。
あの曲の出だしを聴けば切なさが甦る…
ケイティはずっと愛しているのに、思想(といってもいいのかな)は変えられなかった。これは恋愛映画というより社会派映画でもあります。
レッドフォード氏はただの恋愛モノには出演しないなぁ、サンダンス主宰しただけあって骨太な映画に出ますネ!・・・とは言っても、
バーのカウンター席で眠っている白い軍服姿の彼は、どの映画よりも美しい😍~
そしてバーブラも、こんなに綺麗でチャーミングだったのかと認識させられた1本です💓
ちなみに米ドラマ「SEX AND THE CITY」の中で4人の女性主人公がレストランで、好きな映画はこの「追憶」だったと、"the way we were"を歌うシーンがあり、「そう、そうなのよ~!」と共感しながら観ました。
大人になってからはラストの二人の万感の想いがよく判るようになりました。
大学時代のシーンが一番良い。ボート部の練習か何かでロバート・レッドフォードが漕ぐボートがすべるように川面を進んでいく姿にバーブラの歌う『The Way We Were』が流れる冒頭のシーンが一番心に残る。(あくまで初見のときの感想)
ケイティーは手放す気はなかった!
初めて見たのは高校生の時でした。ちょっと背伸びをしたかったのと、
ストライザンドが好きだったからでしたが。
ロバート・レッドフォードも・・・。
アメリカでの赤狩りの歴史を知ったのもこの映画ででした。
その後、何度もテレビ放映を見て、なんでハベルなんていうカッコイイやつと
別れたのか全然理解できませんでした。
カッコイイのはロバート・レッドフォードが演じたからで、
よく考えたらどうしようもないやつですよね~(笑)
かなり最近、気がついたのですが、ケイティーは最初から最後まで
一度もハベルと離れる気はなかったのですね。
気が付くの遅っ!
ラストが切ないですね。
ジェニファー・ローレンスと瓜二つ
個人評価:3.5
とても大人のメロドラマだか、どの部分がテーマなのかは私には分からなかった。それはまだ自分が子供だという事だろう。
最後に流れるテーマ曲。ただ傷つくだけの思い出なら忘れたい。そのフレーズの歌い出しに大人の愛の感情が込められている。追憶の彼方に閉じこめたい過去の恋人。悲しい最後。
主演のバーブラ・ストライサンドが、ジェニファー・ローレンスと瓜二つなのも、ある意味で見所。
大好きな映画になりました
どう考えても合わない二人。
要はケイティーが真面目でひたむきすぎて
生きることに不器用なのかも?
それでもお互いに無いものにひかれあい子供を授かるが
出産後に別れる決断をする。
それからどれくらいの歳月が流れたのだろう。
偶然の再会時、微笑みながら短い会話をする。
ラストで泣ける!
別れた後からこれまでのそれぞれの苦悩を色々想像してしまうからだ。
自分の青春時代と重ね合わせながら見てしまい
なんだかとても切ない。
若いときに観ておきたかったな。
けっこうよかった
バーブラ・ストライザンドが怒りっぽくて超苦手な感じ。一緒にいたらストレスでがんになる。ロバート・レッドフォードが何一つ欠点のない人物で、よすぎる。厄介者の隣にはナイスな人物がいると常々思っているのだがそんな感じかな。
大して面白くない話の割に引き込まれていつの間にか最後まで見てしまった。
シドニー・ポラック監督の「怒り」
思想も 育ちも違う男女が、色々ありながらも 共に暮らし、成長もした
脚本家になった(小説家でもある)夫に、的確なアドバイスの出来る優秀な妻(主張は強く、やや、うざい…)
この豊かな 満ち足りた暮らしを壊してゆくのが、「赤狩り」である
「ハリウッド・テン」は 有名だか、ほかにもヨーロッパに渡ったり 転向を余儀なくされたり、才能を潰された人物が 多々あっただろう
悲しいことに 密告者も多く、彼等は ライバル潰しにも 成功した
JJの妻(ロイス・チャイルズ)による 誘惑が発端ではあるが、ケィティとハベルの別れる遠因はこれである
育ちが良い(と、思われる)JJの妻が 夫と別れた後、元カレとはいえ、直ぐに ハベル(レッドフォード)に触手を延ばしてくる辺り、全く、油断も隙もあったものではない
(ケィティのうざさの影に隠れてしまうが、働く気がなく 次の男を探す美女も やや、不気味ではある… )
今では 誰もが認めるハベルの妻になったのに、
許せないケィティ(ストライサンド)の微妙な女心と
ガチンコな性格!
時代が正しい訳でもないのに、それによって壊れてゆく 男女の関係を描いている
ハベルもケィティも、二人で暮らした日々ほどの
充足感は、もう得ることは出来ないだろう(多分)
JJの元妻は ハベルの現在の妻になったが、彼と彼の作品に刺激を与えることは無いだろうし、ケィティの情熱は 又、政治活動に戻ってしまった
残念だが、人生ってこうなのかも
男女の愛と別れ、という物語の中に
ポラック監督の あの時代に対する、静かな「怒り」を感じる (脚本も 素晴らしい)
なお、白い軍服姿で登場する レッドフォードは 美しく、ストライサンドでなくても 思わず 触りたくなる(髪ですよ)
純愛を凌駕する思想とは! ラスト、彼女はパートナーがいると言うが、...
純愛を凌駕する思想とは!
ラスト、彼女はパートナーがいると言うが、本当だろうか。
学生時代に彼女に思いを寄せていただろうジェームズ・ウッズとだったら、うまくいってたかもしれないが、恋とはママならないものだ。
切ない余韻がいつまでも続く。何気ない場面のセリフや仕草ひとつひとつ...
切ない余韻がいつまでも続く。何気ない場面のセリフや仕草ひとつひとつにも意味がある。ラストシーンは秀逸。
音楽を聴いているだけで様々なシーンがフラッシュバックする。
たまらなく魅力的な映画。
純愛と価値観・性格の違い
総合:75点
ストーリー: 75
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 80
物語はありふれた恋愛ものである。好きだけど価値観と性格が違った。たったそれだけのこと。こんな話なんてどこにでもころがっているだろうに、せつなさの残る映画だった。
純粋でひたむき、一度こうと決めればそれに対してまっしぐらな女ケイティ。本気で好きになった人を何年会えなくても思い続ける。だけど堅物でやたらと視野が狭くて周りが見えず、自分の価値観に合わなければすぐに感情的になって攻撃的になる。これでは衝突は不可避だろうし不幸も招き悲しみと孤独に暮れることも多いだろう。
だが彼女がひたすらに貫く純粋な愛情の深さがわかる。だから後先考えずに行動する子供っぽい彼女でも、その思いはまっすぐに伝わってくる。そんな中盤までの透明感のある物語のせつなさがひしひしと響いてくる。彼女の思いと同様に透明感のあるせつない音楽がそれを助長する。
後半、大きな社会の中で生活する彼らは、自分の好きなようには生きられない。赤狩りのうねりと自分たちへの影響、何でも好き勝手にやることなど出来るわけがない。そんな現実を認められない彼女の青臭い価値観が二人を分かつ。社会で働き出せば理想を食べて生きていくわけにもいかず、純粋なままにはいられない。大人になって世俗にまみれていく男と、それでも価値観を変えられない女の、せつないけれど自然な結末だろう。それでも最後には二人の気持ちが染み入ってきた。
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