「題名の意味がようやくわかりました」アヒルと鴨のコインロッカー カサキショーさんの映画レビュー(感想・評価)
題名の意味がようやくわかりました
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前から、この「アヒルと鴨のコインロッカー」は
評価が高く、観たいと思っていたら
深夜番組というか早朝番組でやっていたので
見始めたら、最後まで観てしまいました。
そしてようやくわかったのです。
この奇妙な題名の理由が。
先日もフィリピンの女の子の両親を国外追放しまった、
そんな事件が有りましたが、
日本という国は、アジア人に冷たい、
そんな感じがします。
作品の方は
瑛太が日本人と思いきや、
心優しいブータン人を演じています。
このどんでん返しが新鮮で、
これこそ、黙っていれば
日本人だとしても
どこの国の人かわからないじゃないかという
監督からのメッセージに思えました。
昔持っていた日本人の優しさが、
文明という名の元に
失われていく危惧を感じさせてくれました。
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