ラッキー・ユーのレビュー・感想・評価
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器の小さな主人公
総合55点 ( ストーリー:55点|キャスト:65点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) 主人公のハックは女の金を使い込むし、大会の参加料稼ぐためのゴルフでの勝負事をするとき、事前に勝つための仕掛けの準備をするわけでもないのにいきあたりばったりで負けては女を責める。なんてせこくて器の小さな男だろうか。要はただの中途半端な賭博中毒者で勝負事に甘く、演技が悪いわけではないのだが、この主人公の性格にも行動にもいらいらしてさっぱり好感が持てなかった。人間関係を描く演出は上手かったし雰囲気は味があって良かったが、主人公が好きになれないうえに、恋愛・親子関係とポーカーの大会の追及の仕方が中途半端で浅いし、結末も何それ、って感じ。
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意外とまったり
ポーカープレイヤーの話と聞いていたので、手に汗握るスリリングなポーカーゲームが展開されるのかと思いきや、意外と全体的にまったりムード。でも、それが不思議に心地よい1本でした。そして同時に、相手役のドリュー・バリモアとの恋愛映画でもあるかと思えば、。ベタベタな恋愛はなし。それらよりはむしろ、父親(ロバート・デュバル)との関係のほうが物語の柱のようで。どこかトラウマになっている父親と改めて対峙することで、成長していく息子の話。エリック・バナの朴訥とした雰囲気がマッチしてると思いました。
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