Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼のレビュー・感想・評価
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グッドラックとバッドラック
これは面白かったですね。物語の中に、いろんな要素が入っていた。まず、本人のプロブレム。へんなやつに絡まれ、絡まれちまったこと。刑事の離婚問題。さらに、彼女のほうも変な奴に絡まれている。そして、主人公の娘の問題。これらの問題を2時間でうまくきっちりまとめて面白く仕上げたのは素晴らしいと思った。
ケビンコスナーの演技に非常に味わいがあって。本来、感情移入できないタイプの主人公にもかかわらず引きこまれた。デミ・ムーアも全盛期と比べると、だいぶダウンしていると思うが、それを感じさせななかった。
そこそこ古い映画であるが、今見てもネタが新しく。誰にでもお勧めできる秀作だ。
ちなみに。デミーがのぞき屋の部屋にいたらカラッポだったのは当然。ケヴィンコスナーがすべて片付けてしまったんだ。そして、彼女が荷物の配達先に行ったら、彼女を狙ってる敵がいた。これはグッドラックになるかバッドラックになるかわからないケビンのお遊びみたいなやつだった。偶然にも主人公の気分が乗って彼女の敵?を消したのは、彼女のグッドラック。そしてそれをグッドラックかバッドラックになるかわからない事で埋め合わせた・・なんてところが この男らしいというか、脚本のウィットが効いてるというか。面白かった。そういえば、この男の運命そのものが会社で成功したグッドラックとこのようなものを持って生まれてしまったバッドラックだな。・・もしかしてみんなもそうかい?
ずいぶん都合いいな。
Amazonプライムの評判が良いので観てみた。うーん、なんでそんなに評価高いかなぁ?娘が殺人快楽っていうのも無理矢理だし、デミ・ムーアがスミスが怪しいっていうのも無理がある。何かもっと警察とケビンコスナーの頭脳戦みたいのを期待していた。娘は可愛かったけどね🎵
初鑑賞
2024年の初。
なんでこれをチョイスしたんだろ。(笑)
2008年なので16年前か…ケビンがまだ若いわけか。
ブルックスより裏ブルックスのマーシャルの方が不気味だったな〜
ひょいっと出す顔が怖っ!
完全犯罪のシリアルキラーの割には、カーテン開けっ放しとか、脇が甘い。
銃をジップロックに入れたとしても、見つかりそうだけど。
あっさりスミスに脅されるし。
標的のチョイスもイマイチわからなかった。
長年苦しんできたという苦悩についても。
そこがわかればもっとよかったかな。
パパ〜
彼にとって自分の人生や他人の命はそこまで心を揺さぶるものではないという異常性と、1人のパパとして娘の言動に動揺しまくる側面があって不思議でした。
ブルックスという賢くて家族思いの父という人間に「依存症」という特性が備わっているだけなんだなあと、、
冷静で知的な主人公は、たくさん人を殺しているのになぜか好感をもてて、くっついてきてるだけのスミスや娘はなんか気に食わなかったのなんでかな。アホだったからかな。
もっと悪いヤツでも良かったのでは?!
良き父良き夫で、事業にも成功している実業家が、実は殺人鬼というもの。
前半は、うまくストーリーが運び、後半に期待が高まるが、中だるみしてしまう。
それを補うかのように、意外な事実が浮かび上がるが、結末は良くなかった。
ケビン・コスナー演じるMr.ブルックスの苦悩があまり感じられなかったのが残念。
もう一人の自分の悪魔(ウィリアム・ハート)に、そそのかされるとすぐに応じてしまったり、
「楽しんで殺人鬼になっているのではなくて、依存症なんだ」というのなら、その経緯を描いてほしかったな。
せっかくのデミ・ムーアとケビン・コスナーとの絡みのシーンもなく、もったいない。
ラストは、「おぉ~~!!」こうきたか!と思ったものの、夢オチとは残念。
驚きのままで良かったのではないかな。
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