プレステージのレビュー・感想・評価
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黒い感情で結ばれた関係性が好き
二度目なのだけど、薄っすら覚えてた事もあり、内容より見せ方の巧さが勉強になった。演出も効いてるし、さすがクリストファーノーランって感じ。
ストーリーを追って行くとそんなに難しい話ではないと思うけど、真っ直ぐな道を敢えて行ったり来たりする事で複雑にして、観客がこの先どうなるんだ?と思わせる仕組みになってると思う。
マジックって言う何でもありなんだろ?という世界にニコラ・テスラを出す事でリアリティをもたせて深みが増した気がする。
ライバルとは友情に似てる気もするけど、憧れや尊敬のようなプラスの感情じゃなく、それよりも憎しみや嫉妬が増して気にせずにはいられない二人も好感が持てました。
ラストカットも意味深で考えずにいられない。
確認→展開→偉業
2006年ノーラン監督作品。
二人のマジシャンが対決していく様を描く、というと騙し騙され、という展開を想像する。してその通りなのだが…。
『メメント』を思い出させるようなツイストの効いた構成でミステリアスで独特な雰囲気も上手い。
しかし、しかしですね、マジックのタネがテスラの超科学なのは…。この辺は原作通りなのでしょうか?これがアリならなんでもOKになっちゃうのでは…
そうは言っても脚本は練られていたし(ちょっと時間軸ツイストしすぎな気もしたが) キャストの豪華さと演技は良かった。特にクリスチャン・ベイルの眼差し。
“テスラ”の部分が受け入れられるか否かでこの映画の評価は分かれそうです。
奥さん悲しい!!
あの手この手を使って相手を出し抜こうとする新進気鋭のライバル同士にあるマジシャン2人の物語。
人々を欺くために"そこまでする!?"というようなことをいかに実行に移すかというマジシャン魂は映画の作り手のモチベーションと結局は同じなのかなと観ていて感じました。そして、人々はそれらに騙され続けたい生き物なんだという人間の側面を描いた作品。
また、ノーラン監督お得意のクライマックスを先に見せて回想シーンで後追いという時間軸に遊びを持たせた手法は健在で、ラストの持ってき方にただただ、脱帽です。
2回目の観賞を経て、ようやくストーリーや登場人物の台詞一つ一つをより深く面白く理解出来るの作品なのかなと。
ぜひ、2回観ることをおすすめします。
マジックの様
どんでん返せれ返され...
アメコミ映画好きにはたまらないキャスティング!
若いヒュージャックマンがたまらなくカッコよかった!
途中からどんでん返しには気づいたけど、それをまた返されたのが悲しかった。ヒュージャックマンの方を応援してたのに笑
脚本家としての可能性を感じた
騙しすぎィ
19世紀末のロンドンで共に同じ師に学び、共に同じ夢を目指したはずの2人のマジシャンがある事件をきっかけにいがみ合い、エスカレートしていく競争と互いへの妨害を描いたマジックムービー。
バットマンとウルヴァリンとブラックウィドウの夢の共演とかいう五百番煎じくらいの感想は置いといて(でも言いたい笑)
久々のノーラン!メメントで株を上げ、バットマンビギンズで知名度を上げ、ダークナイトで巨匠の仲間入りする前の中間期に作られた作品。マイケルケインだってこの頃はまだノーラン作品に2回しか出てない!少ない!笑
クリスチャンベールとヒュージャックマンが互いにマジシャンとして活躍しながらもその裏でお互いの手品のタネを探ろうとしたり、舞台裏に忍び込んで妨害したりとなかなかの醜い争いをみせる。
クリスチャンベールのふてぶてしい演技はこの頃から健在。この人どこ見てんのかわかんない演技するの上手いと思う笑。
相変わらずヒュージャックマンは愛する人亡くす役笑。この人が最初から最後まで幸せな作品は何かあるのだろうか。ウルヴァリンしか知らないから髭のない姿がすごく新鮮に見えた!
初期とはいえやはりノーラン、魅せ方がうまい。騙しに次ぐ騙しで最終的にどっちが勝ったのかあとになってどっちだっけってなる(ちゃんと見ろ)
ラスト20分でうおっとなってからラスト10分で???となるような作品。
紛れもないマジック映画
かのデビッド・カッパーフィールドが監修したというマジッ...
かのデビッド・カッパーフィールドが監修したというマジックが見所ではなく、天才マジシャンらの騙し合いや策略の応酬がメインの物語で、宣伝文句どおりに映画自体がマジックになっている。
19世紀末のイギリスが舞台というのもミステリアスな雰囲気に拍車をかけており、主演二人の芝居もなかなかのもの。脚本もよく練られており、ラストもサプライズを味わうことができるが、中盤のダラけをまた味わうことになると思うと、ラストの意味が解らなくてももう一度始めから観ようという気になれない。
秀逸なミステリー
マジック!
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