レミーのおいしいレストランのレビュー・感想・評価
全71件中、41~60件目を表示
満足度75%
アカデミー賞の長編アニメーション映画賞を受賞したこの作品は映像がとてつもなくきれいだった。食べ物は本物のようだったし、ネズミ達の毛は一本一本丁寧に描かれていて本物のネズミかと思った。特に映像美で感動したのは、レミーが下水道から、建物の屋根に登ってパリの街を見下ろすところだ。写真を使っているのかの思った。あと、登場する人間の顔も他のディズニーアニメーションとは違う雰囲気でとても可愛らしかった。話の内容は斬新で最後どうなるのか予想できなかったけど、「トイストーリー」や「モンスターズインク」、「塔の上のラプンツェル」のようなドキドキ感はなかった。 過去レビュー
レミーかわいい
料理センスのない主人公と料理センスのあるネズミ。 この時点でネズミが主人公を更正していくありきたりな物語かなと思った。 でも実際は全然違った。 主人公の髪の毛を引っ張ってコントロールするレミーの姿には笑った。 まるでトムとジェリーのようだ。 レミーは主人公を更正するだけでなく家族の話もあるのがいい! あのネズミの死骸のシーンには少しおびえた… ネズミって基本的に嫌われてるけど実際は可愛いと思うけどな… レミーのようなネズミが居たら絶対に飼いたい! 料理教えてもらう。 あと主人公がローラースケートで料理を運ぶシーン…ジャニーズをパクった? なんなら光genjiとkis-my-ft2を出演させよ! ガラスの十代にeverybody go!
単純に料理が好きやから面白かったと思うところが多かった。 そして、...
単純に料理が好きやから面白かったと思うところが多かった。 そして、料理は人を幸せにするということ。 それをする権利は誰にでもあること。
なんて夢のある話だろう!!
ピクサーの作る映画には、毎回感動させられます。
今回のこの映画は、料理とネズミという意外というか相反するものを一つにし、ネズミが料理を作るというストーリーを構想したことに拍手を送りたいと思います。
私が最も、良かったと思うところは、人間を中心に描くのではなく、あくまでも人間はわき役で、レミーが料理を作るということにこだわったところだと思います。そこに、こだわることによって、ネズミが料理しているということを、ある場面においては、バラさないといけなくなってしまうのですが、そこをあえて料理の批評家に見せることにより、拒絶するのではなく、ネズミをシェフとして、認めさせるということをやってのけたところにあると思います。
ただ一つ、お店のオーナーとなったリングイニが試練を何も乗り越えてなく、棚から牡丹餅で成功している点があまり観ている方としては、不満な部分だと思います。何もせずにグストーの息子だからってことで、お店を持ち、レミーに助けてもらい、コレットという女性と恋仲になり、終いには、レミーとそのネズミたちに料理を作ってもらい、自分はウェイターになるというあっけにとられる展開。決して、ウェイターというものが、シェフより劣るとは言ってませんが、あんなに料理というものに、間接的にではあるけれども携わっていたのにもかかわらず、どう作ったかを全く覚えてないというところが、この人本当に何も考えてないんだなぁとガッカリしてしまいました。
唯一、リングイニを褒めてあげられるのが、先ほども言ったが、自分が作ったのではなく、レミーが全部作ったんだと正直に言ったところだけど、そこも自分も料理をレミーから(自主的に)教わり、自分で作れるようになるという成長の過程を経て、批評家を認めさせたうえで、実は・・・という展開にして欲しかったです。
それはそうとして、最後のハッピーエンドで終わりよければ全て良し!と思えてしまいました。そのくらい、全体的にストーリーが良かったと思いました。
とりあえずラタトゥーユ食べたい!!(笑)
物語も登場者も物足りない
総合50点 ( ストーリー:40点|キャスト:55点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
子供向けな内容で、自分には退屈でした。そもそもミッキーマウスを可愛いと思ったこともない私が、さっきまで下水道をはっていた鼠がわんさかと台所を占領して料理を作っているのを観るのは、いくらこれが夢物語で衛生に注意した場面が挿入されているといえども素直には受け入れがたいです。鼠が食料庫で食べ散らかした残り物の食材で料理されるのも嫌だし、レミーに基本的に頼りきりで豪勢な暮らしを楽しむ何もしない他の鼠にも不満。簡単に空想の世界に入り込める年代を過ぎた大人にはきつい内容でした。
それに実力もなくたいした努力もしていない雑用係のリングイニが、父親とレミーの存在という運だけで未来を手にするのも好きになれず。男社会の中で実力で地位をつかんだコレットが唯一の救い。作品の質自体は悪くないんだけれど、他人任せで幸せになって簡単にめでたしめでたしで終わってもねえ。
満腹大満足
数年ぶりの2回目の鑑賞でしたが、すごく楽しめました! ネズミが一流シェフになるなんて発想が斬新で楽しいです。 レミーの容姿がリアルなネズミの姿に描かれているのに驚きました。なので、やっぱりネズミがキッチンにいるのは嫌と思うようなリアルさもあって、アニメの非現実さと現状的な見せ方が本当に上手な映画だと思います。 一番凝ってるなと思ったのは、レミーが二足歩行したり四足歩行になったりするところです。レミーはネズミでありながら、人間以上に人間らしいところがあるのが魅力です。 それ故に、どうもがいてもネズミだという現実がレミーを苦しめますが、レミーの料理に対するひた向きさに味方をしてくれる人間も現れて、ラストは納得のラストになってると思います。 引っかかるのは人間に魅力がないこと。主人公のリングイニはだめだめなだけで魅力はまったくないのが残念。 コレットはすごく丁寧に教えてくれる先輩で、理想の上司だなと思いつつもその感情の流れにはちょっと不可解なところも。 ふたりとももう少し容姿がよくてもいいのかなと思います。 ずっとハラハラ展開で目が離せませんし、セリフに奥の深さを感じたり、大人も子供も楽しめる映画です。
ほっこり、いいはなし!!
ねずみと人間の関係、友人家族のリアルな関係性 困難を超えて、目標を達成する形のものがたり ねずがたくさん出てくるシーンは少し気持ちがわるいけど、 最後のハッピーエンドは最高!! 子供のころの記憶と大人のプライド これがいい方に転んだとき人は幸せになれた!
夢を見る権利は誰にでもある
映画評価:75点 流石はピクサー 現実に再現出来ないストーリーをリアルなアニメーションに仕上げる最高峰でした 誰にでも夢を見る権利があり、それを実現する可能性がある そう教えられた映画となりました この作品の根底には「ドラえもん」と同じ関係性があります。 何をしても上手くいかないヘニャヘニャな主人公に、人とは違ったスーパーマンの様な相方。 それでいて相方には人間らしい一面があり、弱点もある。だから主人公と喧嘩だってする。 そういう二人を邪魔する悪者と、試練を与える好敵手、そして二人の理解者。 こういったキャラクターが織り成す最高のハーモニーは観ていて飽きませんでした! とてもピクサーらしい映画で楽しめました 【2014.7.6鑑賞】 【2010鑑賞】
不可能はない。夢は誰にだって見れる
Pixar映画は映像がとても綺麗で最高のアニメーションですが、第一印象でキャラクターが好きにぬれず、当作品もなかなか手を出せませんでした。 見出すと、もうPixarやっぱりすごいって感動。映像も綺麗ですし、アニメーションの夢溢れるワクワク感が止まりません。 主人公がネズミなので、抵抗があるかもしれませんが、とても可愛いです。 そしてレミーは本当に料理が好き。本当に好きなことがあるって素敵ですよね。夢があるって素敵ですよね。 ネズミだから?そんなことこのアニメの中では関係ありません(非現実的なところがアニメの良さ)。 楽しく本気で好きなことに打ち込む。自分の立場や能力など気にしてはいけない。大切なのは夢見ること。
レミーはエライ!
レミーがあまりにも可愛くて意地らしくて、全力で応援しちゃったよ!
ゆぅ〜てもネズミだぞ、厨房にいたらアカンやろってツッコミも忘れる勢い。
それに比べて、見習いコックのリングイネのダメっぷりが若干イラつくのねぇ
最初から最後まで1ミリも成長せんし努力もせんやないか!
そんなダメ男をもレミーの為についでに応援する自分。乗せられてるなぁと思いつつも悪い気はしない。
だけど、そんなこんなも吹き飛ばすのが、BDの特典映像でピクサーの皆さんが語るメイキング話。
物を創造する仕事って素晴らしい\^o^/
美しい映像、微妙な脚本
『レミーのおいしいレストラン』(Ratatouille) 原題は物語の中で重要な役割を持つラタトゥイユとネズミ(RAT)をかけた よく考えられたタイトルでそのままこっちでも良かったと思うんだけれど 分かりやすさから邦題もなかなか悪くない、がこういう時は副題にすべきだと思う 「Ratatouille ~レミーのおいしいレストラン~」とかね 料理が好きなネズミが料理が苦手なレストランのシェフと出会って代わりに料理をする物語 タイトルはよく考えられているが中身はそれほど面白くない 中途半端にリアルにする位ならいっその事魔法でもかけてネズミに喋らせたほうがいい ネズミが料理できるくらい頭いいのに駆除しようとする人間とか破綻している ネズミと人間の交流を描いた作品は「マウス・ハント」「スチュアート・リトル」があるが 「マウス・ハント」はネズミは一言も喋らない 「スチュアート・リトル」は喋れる 本作品は「ネズミ同士しゃべれるくせに人間とは意思疎通ができない」 「ペンなりなんなりで筆談でもすればいいのに!!」 見ている間中もうひとりの自分が頭のなかで叫びっぱなしである
面白いんですが、テーマがよくわからなかった。
絵はすごいし、ストーリーも、何度も盛り上がりがあってよかったんですけど、テーマがよくわからなかった。 いくらアニメとはいえ、少年ジャンプの友情 、努力、勝利ぐらいのテーマは欲しいです。 こういうのでよく使われるのが、あまり好きではないけれど、家族愛なんですけが、特に家族愛というわけでもないし、友情かというと、お互いに利用しあって、必要としているかもしれないけど、友情ってわけでもないような気がします。 特に努力しているわけでもないし、ところどころ勝利しているようだけれども、勝利ってわけでもないでしょう。 誰にでも才能があって、頑張れば夢がかなうってことかといえば、才能があるのはレミーだけで、特に頑張っているわけでもないし、成り行きで周りを騙してかなえているという感じで、そうともいえないでしょう。 かといって、ヒーロー物みたいに、正義は必ず勝つということでもないと思うし、どちらかといえば、正義ではないような気がします。 結局テーマがわからないので、感情移入できず、よくやったと感心もできず、今一つ面白くなかったのが残念です。 子供用に作ったものだとしても、はっきりしたテーマは欲しいです。
食べ物ってのはね、目を閉じて
映画「レミーのおいしいレストラン」(ブラッド・バード監督)から。
確かに、料理が苦手な見習いシェフのリングイニと、
料理が得意なネズミ、レミーの友情と成長を描く作品だが、
私は、彼らの関係よりも、食に関する言葉のメモが多かった。
誰の台詞か忘れてしまったけれど「食べ物ってのはね」で始まり、
「目を閉じて、一口かじって、ゆっくり噛んで、味わいながら」
と続くフレーズになるほどなぁ、と思わずにいられなかった。
この作品鑑賞後、私はこの台詞を実行してみた。
驚くことにいつもの「食べ物」が違った味に感じられた。
視覚から入る情報が多すぎて、事前の知識や経験から、
その味を想像してしまう癖がついていたことに気付いた。
「僕の知る限り、食べ物は健康な体に必要なもの」
「1個ずつだと、独自の味。
でも、一緒に食べるとまったく新しい味になる」
「いいパンの見分け方は、香りでも見た目でもなく、皮の音、聞いて」
「最も新鮮なものは、自家製か生産者を買収する」
「誰でもが、偉大なシェフにはなれない。
だが、どこからでも偉大なシェフは誕生する」・・・
さすがディズニー映画だなぁ、脚本がしっかりしている。
食べ物屋に絶対いてはいけないネズミを主役にする面白さ
なんとお洒落な映画だろう。料理の質感とか、乾いたときと濡れたときのネズミの毛の違いとか、CGアニメの技術面は申し分なし。 だが、そんなことより、映画の持つ醍醐味、ハマりこむアクションとドタバタ、吹き出してしまうギャグ、ホロッとくるエンディング、三拍子揃った最高の娯楽作。最近、映像に懲りすぎてこういう作品が少ない。文句なしに今年いちばんの面白さ。(2007年7月) 食べ物を扱う店に、ぜったいにいてはいけないネズミを主役にする面白さはアニメならではだ。 衛生のため、ネズミたちをまとめて食洗機に掛ける場面には思いっきり吹いた。前の席の方、ゴメンナサイ!! 音楽もいい。けしかける(挑戦的)ようで、それでいてオシャレな旋律とアレンジだ。 『誰でもシェフになれるわけではないが、誰がシェフになってもおかしくない』 あらゆる人(ネズミも含めて)にチャンスがある。グストーの「誰でも名シェフ」に込められた真意を、料理批評家のイーゴとともに咀嚼して、ラストをハッピーにキメる手際は、まさに5つ星。 原題は「Ratatouille(ラタトゥイユ)」。最後に出てくる南フランスの野菜煮込み料理だが、馴染みのない名称を「レミーのおいしいレストラン」とした日本スタッフのセンスのよさにも拍手。
安心して楽しめます
あいかわらず、ピクサーアニメにハズレなし。 予想外の展開はそんなにないけど、安心して楽しめます。 監督は「Mr.インクレディブル」と同じブラッド・バード。その他のピクサー作品とは、微妙に感じが違って、どちらかというと他の作品の路線の方が好みですが、「レミー~」と「Mr.~」だと「レミー~」の方が好きです。 そして、ピクサーアニメおなじみの同時上映の短編も、あいかわらずよくできています。
ピクサーの中で一番好きな作品
笑えて、泣けて、感動して。
フランスの町並みも厨房も、アニメと
分かっていてもリアルな映像美。
最後辛口評論家が口にした瞬間のシーンは
鳥肌もの!
レミーの動きがまたプロ並みの料理家っぽくて
調理シーンも見所のひとつです。
スタンディングオベーションをしたくなっちゃった
感動で体中の力が抜けてしまい、
席から立つことができなくなってしまいました。
でも、スタンディングオベーションしたくなったんですけどね(苦笑)
「野ねずみがシェフになりレストランを開く」
文字だけ見れば荒唐無稽な、お話なんです。
でも、途中から、そんなことはどうでも良くなってしまう。
「やってみなければ始まらない」
「不可能を可能にする」
「大切なのは勇気」
「誰もが名シェフ」
ポジティブで力の湧く数々の言葉が並ぶ。
美味しい料理を作ろうと協力しあうねずみたち、
そして、わかりあい手伝う人間たち。
もちろん、ラストはハッピーエンド。
かつては名を馳せていたレストランを酷評し
貶めた料理評論家をもうならせ、常連にしてしまう。
この評論家が残すコメントがおつ。
「一番大変なのは作り手。評論家は
それを評価するだけの楽な仕事だ。
作り手に敬意を払うべきである」
(こんなニュアンスだったはず)
まるでディズニーから、
映画評論家へ送られたメッセージのよう(苦笑)。
大人でも、子供でも、楽しめる映画です。
ねずみの可愛さは子供向けかもしれませんが、
メッセージ性から、もしかしたら大人向けかもしれませんね。
全71件中、41~60件目を表示