「愛国心とは?」ザ・シューター 極大射程 映画イノッチさんの映画レビュー(感想・評価)
愛国心とは?
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数カ所のシーンは、以前見た記憶はあったが、スカッとしたくて再度観ることにした
国を愛することと、アホなTOPを命がけで守ることとは違うはず
(国家が民衆を守るはずはないのだ)という悲しい現実を
ここ数年で実感してしまった
スワガーも、利用されているとも気づかずに忠誠心を行動で示す
真面目な市民ほど、簡単に利用される お人好しだけではダメなのだ!
相手は巧妙に知恵を働かせ、悪と結託し、かかってきて、騙される
時には権力を使い、時には大金を使い、時には鍛え抜かれた軍人や警察を使い、
時にはマスメディアを使い、時には世間を使い、虫を潰すように平気で人間も潰す
目立たないけれど「災いは、良い人に降りかかる」とのセリフは、
先日亡くなったカーリーチャークを連想させる
原作本が発表された2、30年前でさえ、複合大企業は君臨していたことになるが
実はもっともっと前から蔓延っていたに違いない
現代は益々巧妙に、陰湿に、そして世界規模で・・・
確かに「腐敗は人間の根本だから、銃では葬れない」のは分かる
上院議員や大佐を運良くやっつけられても、ゾンビは次から次へと湧いてくるからだ
でも、この映画では最後、気持ちいいくらいに、やっつけてくれる
雪山でも、セビアックの自宅でも、冒頭の任務でも、
悪と対決する銃撃シーンに、ワクワクドキドキする
ふと気がつくとスッキリしている自分が怖い
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