劇場公開日 2007年6月1日

「必殺仕事人的な」ザ・シューター 極大射程 marさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0必殺仕事人的な

2019年5月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

興奮

陰謀に巻き込まれ、復讐するスナイパーの話。
悪役サイドの黒幕が、とにかく憎たらしいというか
「こいつを生かしておいちゃいかん」とまで感じたのは久しぶり。

あとは「『腐敗』こそが人間の本質だ」というセリフも印象的で、
いわゆる利権構造というか、アメリカなら銃だし、日本ならクルマだったり
一部の富裕層がより富める構造そのものを悪として扱っていた。
だから鑑賞中はけっこう不安感を煽られるというか、
「陰謀に巻き込まれる」なんて壮大な話でも、
自分ごととして感じられるようになっているんだと思う。

戦争ものかと思って観はじめたので、始めは「ん?」だったけど
結果的に最後まで(夜更かしして)観てしまったくらい面白かった。

mar