「魂のジュリエッタ」を配信している動画配信サービス(VOD)
「魂のジュリエッタ」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
---|---|---|---|
| 見放題 | 月額2,189円(税込)~ | 今すぐ見る |
「魂のジュリエッタ」の配信サービス詳細
おすすめポイント
映画/ドラマ/アニメ/電子書籍を観るならU-NEXT(ユーネクスト)。名作はもちろん最新作も!豊富な作品の中からお好きな動画を見つけて、是非お楽しみください。
配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
31日間
月額料金
月額2,189円(税込)
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能
※最大4台まで同時再生可能
特典
(ポイント付与等)
毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)
支払い方法
クレジットカード(Visa/Master Card/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブカード)、キャリア決済(d払い/au PAY(auかんたん決済)/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)、楽天ペイ、Amazon.co.jp、Apple Account、Google Play、ギフトコード、U-NEXTカード
全作品数
340,000本
見放題作品数
300,000本
映画作品数
見放題17,700本以上/レンタル1,200以上
ドラマ作品数
見放題5,400本以上/レンタル680本以上
アニメ作品数
見放題5,800本以上/レンタル260本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説・あらすじ
イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニによる初の長編カラー作品。フェリーニの妻ジュリエッタ・マシーナが主演を務め、夫の浮気を疑い不安にさいなまれる主婦が夢と現実を行き来するファンタジックな物語を、万華鏡のような色彩美で描く。裕福な夫と恵まれた生活を送る平凡な主婦ジュリエッタ。しかし結婚15周年を迎えた夜、夫が寝言で他の女性の名前を呼んだことをきっかけに、彼の浮気を疑い始める。不安を抱える彼女は、夢と現実の世界を行き来するようになっていく。1964年製作で日本では66年に劇場初公開。フェリーニ生誕100年を記念した「生誕100年フェデリコ・フェリーニ映画祭」(2020年7月31日~8月20日=東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか)で4Kデジタルリマスター版が上映。
レビュー

あき240さん
投稿日:2023-07-28
1965年公開
フェリーニ監督初のカラー作品
本作は一言でいうとカラーの実験だったと思います
様々な補色を対置した画面作りを意識して撮影しているのがわかります
カラーチャートを手元に置いて監督、カメラマン、衣装係、美術係とで相当検討したのではないでしょうか
それ故に様々な色彩を自由にあしらえる上流階級の暮らしに題材をとっているのだと思います
この時代、名のある監督は白黒からカラーへの転換期において、カラーで一体何ができるのか、自分の作風に合ったカラー撮影とは何か?
色彩に意味を持たせた演出手法とは?
などなど色々な実験をしています
漫然と単に白黒からカラーフィルムに入れ替えただけで撮影する監督も多くいる中で、巨匠といわれる監督達はこのような挑戦に取り組んでいたのです
フェリーニもそうだったと言うことです
そしてもう一つ
監督の妻で本作の主演女優であるジュリエッタ・マシーナへのメッセージです
名作「道」の時は33歳だった彼女も本作では44歳です
フェリーニ監督は彼女が23歳のときに結婚して添い遂げました
主人公なぜジュリエッタ・マシーナと同じジュリエッタという名前なのでしょうか?
ジュリエッタ以外、みんな浮き世離れした登場人物ばかり
まるで映画界、芸能界の人々を思わせます
ジュリエッタはその中で完全に浮いています
彼女だけが家庭的な主婦なのです
そして外見もそう
ちんちくりんの低身長、幼児体型
オバサンぽい髪型
少しも上流階級のマダムに見えません
しかし、演技力は半端ありません
あきらかにイタリアの映画界の上流階級での彼女を取り巻く生活の状況をそのまま表現しているのだと思います
終盤になって妄想の中の登場人物達みんな引き上げていきます
そしてジュリエッタが白い柵の扉を開いて、誰もいない広い庭にでて、とても開放された気分で映画は終わります
ジュリエッタはジュリエッタのままでいいんだよ
君は君のままでいいんだ
そんな夫フェリーニ監督の優しい声が聞こえて来るようなラストシーンでした
それが本作の結論でありメッセージだったと思います
本作とは結局、妻のジュリエッタ・マシーナへの144分の映画でのメッセージだったのだと思います
事実、ジュリエッタ・マシーナは本作以降、映画への出演から遠ざかっていくことになります
もちろん、ありのまま自分に正直に生きるべきだという観客へのメッセージでもあります
蛇足
円形ベッドに鏡天井が登場します
昭和のラブホテルはこれがモデルだったのでしょうか?
フェリーニ監督初のカラー作品
本作は一言でいうとカラーの実験だったと思います
様々な補色を対置した画面作りを意識して撮影しているのがわかります
カラーチャートを手元に置いて監督、カメラマン、衣装係、美術係とで相当検討したのではないでしょうか
それ故に様々な色彩を自由にあしらえる上流階級の暮らしに題材をとっているのだと思います
この時代、名のある監督は白黒からカラーへの転換期において、カラーで一体何ができるのか、自分の作風に合ったカラー撮影とは何か?
色彩に意味を持たせた演出手法とは?
などなど色々な実験をしています
漫然と単に白黒からカラーフィルムに入れ替えただけで撮影する監督も多くいる中で、巨匠といわれる監督達はこのような挑戦に取り組んでいたのです
フェリーニもそうだったと言うことです
そしてもう一つ
監督の妻で本作の主演女優であるジュリエッタ・マシーナへのメッセージです
名作「道」の時は33歳だった彼女も本作では44歳です
フェリーニ監督は彼女が23歳のときに結婚して添い遂げました
主人公なぜジュリエッタ・マシーナと同じジュリエッタという名前なのでしょうか?
ジュリエッタ以外、みんな浮き世離れした登場人物ばかり
まるで映画界、芸能界の人々を思わせます
ジュリエッタはその中で完全に浮いています
彼女だけが家庭的な主婦なのです
そして外見もそう
ちんちくりんの低身長、幼児体型
オバサンぽい髪型
少しも上流階級のマダムに見えません
しかし、演技力は半端ありません
あきらかにイタリアの映画界の上流階級での彼女を取り巻く生活の状況をそのまま表現しているのだと思います
終盤になって妄想の中の登場人物達みんな引き上げていきます
そしてジュリエッタが白い柵の扉を開いて、誰もいない広い庭にでて、とても開放された気分で映画は終わります
ジュリエッタはジュリエッタのままでいいんだよ
君は君のままでいいんだ
そんな夫フェリーニ監督の優しい声が聞こえて来るようなラストシーンでした
それが本作の結論でありメッセージだったと思います
本作とは結局、妻のジュリエッタ・マシーナへの144分の映画でのメッセージだったのだと思います
事実、ジュリエッタ・マシーナは本作以降、映画への出演から遠ざかっていくことになります
もちろん、ありのまま自分に正直に生きるべきだという観客へのメッセージでもあります
蛇足
円形ベッドに鏡天井が登場します
昭和のラブホテルはこれがモデルだったのでしょうか?
鑑賞日:2023年7月28日 VODで鑑賞
コメント(0件)
おすすめの作品をチェック
本ページに掲載されている商品およびサービスの名称は各社の商標または登録商標です。
U-NEXTは、株式会社U-NEXTの商標または登録商標です。