ロッタちゃんと赤いじてんしゃのレビュー・感想・評価
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【ロッタちゃんがぷんすかすると何かが起きる。家族でのピクニック、5歳の誕生日、お爺さんお婆さんに会いに行ったり。ロッタちゃんの春から夏への物語。】
ー キュートでおしゃまで怒りんぼだが、とても可愛い女の子が巻き起こす愉快な騒動を描いたドラマシリーズ第2弾ー 1.家族でのピクニック お兄ちゃんのヨナスが池に落っこちて、お父さんがクロールで助けたり 2.ロッタちゃん、5歳の誕生日 自転車が欲しくって、隣のベルイおばさんの納屋に有った大人用の自転車を一生懸命に引っ張って、郵便局の前の柵に乗って坂道を降りて行くシーンはハラハラしたなあ。 けれど、お父さんが赤い自転車を買ってくれて、ロッタちゃんは満足気。 自由闊達な女の子である。 3.お爺さん、お婆さんの家に会いに行ったり あんな、可愛い女の子が孫だったら、そりゃ嬉しいよね。 ロッタちゃんが、へそを曲げて一人でパパに会いに行こうとするシーンの後の、皆に抱き付くシーンも良かったな。 <スェーデンの国民的童話作家、アストリッド・リンドグレーンが産み出した素敵な物語の実写化作品。 若きアストリッド・リンドグレーンを描いた「リンドグレーン」も併せて鑑賞するのも、一興かと思います。>
とてもよかった
ロッタちゃんが腹を立てると眉間にしわを寄せて、「バカ、嫌い」と力いっぱい言って片足で地面をどんと踏みつける。うちの6歳の娘と同じなのだけど、この回で5歳の誕生日を迎えてそれまで4歳だったことが判明する。自転車に乗るし、字も書けるし、一人で寝るしお買い物までするしすごく優秀な子でびっくりした。ピクニックで何が面白かったのか聞かれて「おにいちゃんがおぼれたところ」というブラックぶりもかわいい。
溺れる直前、岩の上で妹二人を楽しませようと身を張ってモノマネクイズをしていたお兄ちゃんはすっごく優しい。立派すぎて心配になるレベルだ。
ロッタくらいの歳の子が見ている世界や、彼女が本気で生きていることが...
ロッタくらいの歳の子が見ている世界や、彼女が本気で生きていることが、伝わってくる。窓にサラミを貼ったり、雨に肥やしの上にオブジェのように立つ演出は、絶妙なセンスを感じる。ただ子供向けの作品なだけではなくて、子供を描いた素敵で優しい作品だと思います。
わがままでよい子でもない、 地団駄踏んでるロッタちゃんがクール!
世界一ふくれっ面が似合う女の子。
当時5歳のロッタちゃんも今は38歳!
5歳の誕生日。
どうしても自転車に乗れることを証明したいロッタちゃんは
案の定大騒動を巻き起こす!
今日は家族みんなで川辺にピクニック
救命胴衣を着けて…おお’92年でも安全意識が高い
さすがスウェーデンとあいかわらずほのぼの観てたら
まさかの長男落下!!
父親救助に向かうという衝撃の展開!びっくりした!
もちろん何事もなかったけれど、父が兄を必死に救助の最中も笑い転げるロッタちゃん!
スゴイ!強心臓!
ある意味子供の心理かもしれない
ただ微笑ましいだけでない、わがままでよい子でもない、
よく怒って、地団駄踏んでるロッタちゃんが
何物にも代えがたく、クールです。
ロッタちゃんの成長、喜怒哀楽が見られて楽しい
ロッタちゃんシリーズは改めて面白いし、可愛い。 今回のシリーズはニシンが嫌いで反抗したり、自転車が欲しくて反抗しお父さんにロッタちゃんの誕生日プレゼントに買ってもらうなど喜怒哀楽がはっきり見られて一番良かった。 配信でも見れるのでおすすめします。
がーん!
という効果音が笑える(ジャーンと聴こえるけれど)。兄姉たちが赤のレインコートを着てる中、黄色いコートのロッタちゃんが現れるのが色鮮やか、ハットまで黄色で揃って「早春」みたいな印象さえ受けました。今回はお父さんの失敗が少ない。自家用車やタクシー、汽車にも乗って田舎感は薄かった。お祖母ちゃんとお母さんがそっくりで芸が細かい、田舎だからニシンが良く出るのかな?
日本で見ることができるスウェーデン映画としては良い映画
今年118本目(合計1,210本目/今月(2024年3月度)36本目)。 (前の作品 「ゴーストワールド」、次の作品「ペナルティループ」) もともとこの作品は2000年代に放映されていたもののリバイバル上映であるようです。 とはいえ、スウェーデン映画が放映されるのは珍しく(さらに珍しいことに、シネマートではリトル・エッラ(新作)やこれに付随してロスバンドの復刻上映もある)、いわゆる「北欧の国特集」という概念でもあるのでしょうか? 本映画自体はスウェーデン国内でも子供でも理解できるようにという趣旨から、字幕にもかなり配慮があるどころかストーリー自体がかなり平易で、ストーリーというストーリーがまるでないので(ほぼ平坦なストーリーだし、ストーリーの変化というものもない)、本映画の「積極的な」採点は難しいかなというところです(いわゆる現地での「学習映画」ないし「情操映画」という趣旨にもなっている)。 ただ、この映画は1990年~2000年ころの「少し古い映画」で、それに伴い気になる点もあります。この点は以下に触れますが、採点幅がまるで不明で「減点幅すら不明」といった状況なのでフルスコアにしています。 ---------------------------------------------------- (減点なし(?/減点0.5程度か?)/序盤の「お医者さんごっこ」で映る赤十字) いわゆる「お医者さんごっこ」の中で、看護師役の子が赤十字がうつった帽子をかぶっていますが、赤十字に関する条約は日本・スウェーデンも批准しているところ、この条約は国内で「赤十字の記号の目的外使用」を禁止するように求めています。日本では個別の法律で「みだりの使用」を禁止し、懲役刑もあります。 「条約によるもの」なのでスウェーデンにも同じ趣旨の法律(懲役刑かどうかはともかく、勝手に使用するなというもの)はあるはずで、この点について、2023~2024年の復刻上映という点は理解しても「赤十字の記号について」について説明書きがなかったのは気になりました。 ※ ただ、この条約で制定が求められる「目的外使用を取り締まる法律」は、日本でも「みだりに」とつくように取締り法規というより「みだりに使用しないでね」という趣が強く(なにせ、極論、赤い線を2つ書くだけでも触れうる)、表現の自由ほかで「取締りを厳密にすると無茶苦茶になる」という事情もあるので、「あまりにも無茶苦茶しない限り事実上スルー扱い」ではあります(コミケほかでも「使用しないでね」程度で、検挙例はまるで見当たらない) ※ 病院などでは赤十字病院以外では「緑・青十字」のように「赤十字」にならないようになっています。 ----------------------------------------------------
ただただ平和。
当時のファッションのオシャレさと北欧の景色が美しすぎる。前作以上に5歳児のわがままさばくはつ。ただそれ以下でもそれ以上でもなく、何かが起こるわけでもなく、平和な日常と家族、近所の優しさにいやされる。ま、それでよし。
懐かしい日々
ちょっとわがままで強情な小さな女の子、ロッタちゃんの日常をほのぼのと描いています。 小さな子は暇に見られがちだけれど、お気に入りのぬいぐるみを無くして必死に探したり、なにかと置いてきぼりにするお兄ちゃんとお姉ちゃんについていったり、自転車をなんとか手に入れようと奮闘したり、実はとても忙しい。 こやしがあるから植物は大きくなれる、とおばあちゃんのお家で聞いて、わたしも早く大きくなりたい!!とこやしの上でバンザイをするロッタちゃん。 小さな頃は早く大人になりたいと願って。 大人になると昔が懐かしい。 少し切なくて優しい気分になりました。
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