主人公は僕だったのレビュー・感想・評価
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意外におもしろいのでおすすめです!
アメリカでは1,2位を争うコメディ俳優のウィル・ファレル(この俳優はファン・サービスが最も悪いセレブで堂々1位を獲得したことでも有名。性格悪そーだもんね。)が主演の映画です。
内容はある男、ある日突然、自分の行動に女のナレーションがつくようになる。なぜなら、ある女流作家の登場人物になってしまったからなのだ・・・。というのがあらすじ。ジェイク・ギレンホールの姉、マギー・ギレンホールも出ています。単なるコメディーかと思いきや、なかなかどうして結構話はおもしろく(荒唐無稽ですが)良質ファンタジーといえると思います。ほろっと来てしまいました。
意外に(?)おもしろいので、掘り出し物だと思いますよ。
ファンタジーなのか、コメディなのか。ちょっと中途半端。
ウィル・フェレル演じる平凡な内国歳入庁の会計検査官のハロルド。でも実は彼は、ある小説の主人公だった・・・と言う、荒唐無稽の設定の映画。ネタバレありですので、未鑑賞の方は、ご注意を。
基本的には、ファンタジーと言うか、コメディ。でも、コメディと言うわりには、ちょっと笑いが少なかったかな。もう少し笑いがあったほうが、この手の映画は楽しめると思います。あと、会計検査官の倫理規定を物ともせず、ハロルドはアン(マギー・ギレンホール)と恋に落ちるのですが、もう少し、この恋を広げてもよかったんじゃないですかね。
それと、ハロルドの小説を書いているカレン・アイフル(エマ・トンプソン)に関しての情報が不足気味。どうやらスランプに陥っている作家と言う事がわかるんですが。あんまり盛り込むと収拾が付かなくなるのですが、この小説を書き上げることで、彼女のスランプも解消とか言うと、ハッピーエンド的な大団円になってよかったのではとも思います。
ちょっと驚くのが、ダスティン・ホフマンが出ていること。大作以外の以外のこう言う普通の作品にも出るんですね。たぶん、本当なら、このダスティン・ホフマン演じる教授とハロルドの交流の件も、物語には重要な要素だと思うんですが、ちょっと扱いが少なかったと思います。
面白いと言えば、面白いのですが、ちょっと中途半端感が漂います。物語の要素が沢山あって、全部が消化し切れていない感じ。もっと話をよく消化して、もう少し笑いがあって、恋があったほうが、物語としての深みが出たのではないかと思います。
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