シュレック3のレビュー・感想・評価
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【シュレックシリーズ第三弾。父になるシュレックの世継騒動をコミカルに描いた作品。だが、シュレックの自分の立ち位置を理解した上での行動は、色々と考えさせられる作品である。】
■フィオナ姫と幸せに暮らしていたシュレック。 病に倒れた父王から跡を継ぐようにと言われ、もうひとりの王位継承者を探す旅に出る。 一方、王国ではチャーミング王子が王位を乗っとろうとしていた。 ◆感想 ・今作の内容は巷間に流布していると思われるので、割愛。 ・だがこのシリーズの声優陣の豪華さには驚く。 ー マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、エディ・マーフィ、アントニオ・バンデラス、ルパート・エヴェレット!ジャスティン・ティンバーレイク!である。 この布陣を実写化するのは限りなく、不可能であろう。 <このシリーズに透徹して流れる”私は誰?”と言うテーマを継承した作品。 シュレックが父王から跡を継ぐようにと言われても、自分はその地位には合わないと判断し、的確な王たる資質を持つ者を見定める姿が印象的な作品である。>
メインヴィランに昇格したチャーミングとの決着。
フィオナの親戚のアーサー(未来のアーサー王)がかわいい感じの男の子だったのでびっくりしました。シュレックに似たリアルタッチで主人公が美少年と名高い同社の作品「ガーディアンズ 伝説の勇者たち」の息吹を感じました。
あと、1作目で有名プリンセスの白雪姫やシンデレラと同じ候補に出たフィオナが即決ではなく時間が無い中で甲乙つけがたい中で選んだり、
今作では当時ディズニーにはいなかった髪長姫(ラプンツェル)がチャーミング派閥だったりとか、
ディズニーを皮肉る中でもバランス感覚を感じるように思えました。
(「妖精のゴッドマザー」概念もシンデレラなど特定の作品ではなく色んな場所にある概念らしいので…)
今作は2007年、ディズニーにラプンツェルが登場するのは2010年だそうです。ただそれを踏まえてないと「えっ、髪長姫本当に悪役!?二重スパイとかじゃないの!?」ってなるかもしれませんね
これはたぶん事前に出てた画像で髪長姫も集合している画像を見てたのも大きいかもしれません、映画外をあげてのミスリード!
あと何気に「カエルの王子様」も先取ってましたね…!(プリンセスと魔法のキス)
あ、あれ??
1と2が凄く良かったから期待して観たのにちょっとハズレかなあ〜〜 前回以上に沢山のキャラが出てきたのは楽しかったけどそれが仇となってしっちゃかめっちゃか....ごちゃごちゃしてるし一人一人キャラが強いからお腹いっぱい..... チャーミングはしつこいしもういいかな(笑) だったら育児に奮闘してフィオナとシュレックがぶつかり合って〜〜ってな感じのストーリーのが観たかった フォーエバーが最後なので楽しみですッッッ
2作目までとは毛色が違う
単純なストーリーにコメディ多めだった前作までとは異なり、きちんとしたストーリーを入れている代わりに笑いが少なくなったのが本作。 個人的には前作より好みだが、シュレックファンには微妙かも。
いまさらですが、三作目は、なんだかつまらなかった。
シュレックが他のCGアニメと違ういいところは、人間のキャラクターがたくさん出てくるところだと思います。 それも、本物か?と勘違いするようなすごい技術で作っている人間のキャラクター。 シュレックにしても怪物という設定にはなっているけれども、ほとんど人間でしょう。 姿かたちのよくない人間。日本人でもああいう顔をした人はよくいます。 フィオナ姫にしても、怪物という設定だけれども、けっこうキレイだし、カワイイと思います。 なんだか容姿のコンプレックスがある分、他の人間キャラクターよりも人間ぽいです。 今までの2作は、容姿に問題のある二人が、普通の人間の中で、悩んだり傷ついたりしながら、自分にとっての幸せを探していく、みたいな話でしたが、今回はそれがなくなってしまっているのが残念です。 完全に人間になってしまって、王様になったりしています。 そして今までは脇役だった、動物キャラクターやおとぎ話キャラクター、ベイビーシュレックが主役になってしまって、そのかわいさや、動きのおもしろさ、キャラクターのおもしろさばかりが強調されていました。 それなりにキャラクターを描く技術はすごくて、映像的にはとてもおもしろかったんですが、これは普通のCGアニメの王道で、シュレックのおもしろさではないと思います。 かといって、別のおもしろさに挑戦しているわけでもなく、完全に守りにはいっていて、よくないと思います。 1作目の新しい作品ならわかるけど、ほとんど前の2作を見ている人が見ているわけだから、これでは満足できないでしょう。 私は、前の2作も、今回も吹き替え版で見たのですが、もしかしたらこれって、マイク・マイヤーズのセリフのおもしろさで笑わせる映画なのか?とチラッと思いました。 シュレックが関西出身のわけないのに関西弁というのはおかしいという気がしてきました。(もしかして、自分のことをおもしろキャラだと思っている人のニセ関西弁という設定?) マイク・マイヤーズが元の声なら、声優さんは山寺宏一さんと決まっているのでは?(もう三本もやってしまってからでは遅いど・・・・)
健全に気楽に楽しめる
総合:75点 ストーリー: 60 キャスト: 80 演出: 75 ビジュアル: 80 音楽: 75 喜劇として気楽に楽しめる作品。 日本版は浜田雅功が関西弁でシュレックの声優をしていることで、シュレックというよりも浜田の印象が投影されてしまう。しかしそれは悪いものではない。姫とロバと猫という登場人物たちも相変わらず健在で活躍する。 勧善懲悪で健全な物語は単純ではあるが、滑稽な演出で飽きさせない。深く考えずに見て楽しめる。
内容はまぁまぁだが、絵的に馴染めない
このシリーズ、試写会の券をいただいて初めて観た。 オリジナル・キャラのほかに、お馴染みのおとぎ話の登場人物たちが出てきて、互いに本音をぶつけ合うのがいい。 内容はほのぼのとしていて、家族で安心して観ることができる内容がシリーズをヒットに導いてきたのだろう。 それにしても、ほかのアメリカのアニメ作品もそうだが、日本の作品以上に、人と助け合うことの尊さや人を信じることの大切さを訴えている印象を受けるが、どうしてアメリカという国は独立戦争以来、内戦も含めてずっと戦ってばかりいるんだろう?
Far Far Away国版ハイスクール(だけ)は面白い
シュレック&フィオナのキャラクターにもう新味はなく、ドンキー&猫もニコイチで活躍も減り魅力減になった。悪役が再々々登場のプリンス・チャーミングではクライマックスも盛り上がらず、新たな売りであるプリンセス5とやらも妙にリアルな顔が怖くて笑いを誘わず。ティンバーレイクの王子も…どんなキャラクターか忘れた。
細かすぎるパロディに彩られた笑いは見ている時こそ面白いが、数日後にはもう心にも残らない。それでも『1』には情緒があり、『2』にはパワーがあった。本作は脚本が平凡なのか、これというものが無い。退屈を感じ眠かった…というか中盤少し寝た。
クリエイティヴで、物語で勝負するピクサーは偉い。土俵が違うと承知しながらもそう思わずにおれない。
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