ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還のレビュー・感想・評価
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本物の仲間、本当の勇者達。
自分の中で未だにロード・オブ・ザ・リング(ホビット)三部作を超えるファンタジー映画に出会っていない。
中でも王の帰還は突出した完成度でペレンノール野の合戦の映像の出来映えは10年以上経った今でも、とてつもないスペクタクルさを発揮している。
圧倒的な戦力差で勝てるはずがない、それを分かっていながらもサウロンの眼をフロドから反らすために黒門に赴き、堂々と敵の前に立ち塞がった旅の仲間達。
どこぞやの某海賊漫画で見られる様な、連呼すれば連呼するほど薄っぺらく聞こえる物とは全く違う、本当の「仲間」という物がそこにはあった。
極めつけは使命を果たさんと滅びの山を目前にして等々力尽きようとしていたフロド・バギンズを今までずっと支えて来た勇者サムワイズが放つあの台詞。
「俺に指輪は運べねぇ、けどフロド様は運べます!!!」(この時、お前さっきまでポケットに入れて運んでたじゃねぇかと突っ込んではいけない。フロドに渡す寸前にあのサムが一瞬躊躇う描写がある。それほどまでに強烈な魔力を指輪は持っているのだから。)
この台詞にこのシリーズの全てが凝縮されてると思う。
本編時間がかなり長い上、三部作なので全てを観るには少しばかり体力がいるかも知れないが、是非とも観て欲しい。
本物の「仲間」、本当の「勇者」を存分に感じて欲しい。
このシリーズに出会えて誇りに思う。
感動 原作の話を調べると思っていたより深い
サムがいなきゃ成り立たなかった旅
改めて見ると最後にガンダルフ達と天国に旅立つ意味が分からなかったが調べると指輪の影響で体と心に大きな傷を負い現世では生きていけないからだとか
西の国を天国と表現していいのかはあれだが後にサムもレゴラスもギムリもそこへ行き再会するし
サルマンも蛇の舌に殺されたりと
この映画は原作を読むともっと楽しめそう
二つの塔が一番好きだった
DVD スペシャル・エクステンデッド・エディションで。
二つの塔の方が戦いのシーンが良くできていた気がする。ミナス・ティリスとオスギリアスの砦が近過ぎるように見えた。アラゴルンたちがモンドールの黒門へ挑むところで、いつ馬から降りたの?と思った。アラゴルンはいつの間にか茶髪になり頬もふっくらしていた。黒髪で頬がこけてるアラゴルンが好きだった。エオウィンがファラミアとくっ付いたのは急だったけど面白かったし似合っていたので良かった。最後フロドがサムの口にキスするのではないかと思ってドキドキしてしまった。そしてやっぱり長かった。でも楽しかった。
無双ガンダルフが最高
ながーいことオークとかゴラムとかの目に痛い映像を見ていたから、ホビット庄に帰ってきた時の景色の綺麗さに目がめっちゃ癒される。映画で目に優しい!と思ったの初めて(笑)
全部自分のダークサイドを指輪のせいにしてる節があるけど、指輪持ってないピピンが誤った行動をしてしまうように、全部が全部指輪のせいじゃないよねって表されてる気がした。自分の弱い心のせいでもある。でも、ゴラム本当にここまで生かされた意味あったね。
終盤に向けて名シーン名場面のオンパレードでお腹いっぱいすぎる。エオウィンが「私は男ではない」と敵を倒すシーンに、レゴラスが「友達の横で死ぬならどうだ?」とギムリトに言うシーンや、アラゴルンの最後の戦いに挑む前の演説。。
でも私はなんだかんだ、前章から無双中のガンダルフが最高だと思う。杖だけで巨大な鳥追い払える力あるのに、次なる戦いを前にして「今の最大の武器は勇気」というふわっとしたこと言ってると思えば、完全にイカれた国王を呆気なく一蹴してくれるとこは手を叩いて笑いたくなった。
The return of the king. 感無量!ピーター・ジャクソン悲願の三部作ここに完結。
2004年のアカデミー賞で作品賞、監督賞を含む11部門で賞を取りまくった指輪物語の完結編。公開版ですら、3時間を越える大作なのにスペシャル・エクステンデット・エディション(以下SEE)では更に50分を追加されて4時間10分の超大作になっています。それだけどっぷりとロード・オブ・ザ・リングの世界に浸かっていると見終わった時には感無量としか言いようがありません。よくぞここまで作ってくれたピーター・ジャクソン!
なんだかんだでファンタジーな世界観の作り込みであったり、一見よくありそうな大軍団同士の戦いも、ここまで作っている作品は意外と見当たらないモノです。比べるのも変な話かもしれませんが、「ホビット」三部作も「ロード・オブ・ザ・リング」は超えれなかったと思っています。それだけピーター・ジャクソンは原作を愛しており、子供の頃から何度も何度も世界を想像していた事でしょう。自分のイマジネーションを映像で表現しきったピーター・ジャクソンの力量に拍手です。
ミナス・ティリスからローハンへのろしが次々に上がっていくシーンの美しさは胸に来るものがあります。これこそ原作の小説では表現できない映画ならではのワンシーン。ちなみにナズグルの首領アングマールの魔王が「人間の男には倒せない」と言っていた所をエオウィンが「私は男じゃない!!」と言って倒すシーンは「なんだ、その理屈!?」っと思われる方もいらっしゃるでしょうがちゃんと原作通りです。
尚、SEE版では公開版になかったサルマンの最後やアラゴルンが死者の軍団を味方に付けるシーン等も入っていて、公開版での物足りなさもしっかり補完されています。公開版よりもキャラクターの描写が増えているため最後の感動も倍増します。このエンディングの長さも物語をきっちり完結させる為には必要な長さでしょう。逆に中途半端にならなくて良かったと思いました。
確かに観るのにとても長い時間を要する映画です。でも映画を観たーって気分になること間違いなしです。もし公開版は好きだったけど時間もないし、わざわざ見直すの面倒だなって思っている方がいらっしゃるなら、SEE版を観ないのは勿体ないですよ!!かけがえのない映画体験がここにはあります。
再鑑賞履歴
2022/1/16
お正月休みで見終わらなかったので延長戦中つ国再訪第6弾
大満足
凄かったね〜!
フロド、指輪捨て大変だったね。
指輪を取り返したゴラムの嬉しそうな顔。
ゴラムがフロドの指から指輪を噛みちぎって取ってくれたおかげで、フロドの目が醒め、ゴラムが火口に落ちたおかげでやっと指輪が…。
フロドは運び手として適任だけど、フロドを助けるメンバーが偉かった。
特にサム。
旅のメンバーから離ればなれになったフロドをひたすら守り忠実に着いていく。
フロドとサムを信じて必死で邪悪な者と戦ったガンダルフ、レゴラス、ギムリ達。
メリーとピピンも頑張った!
死者を解き放ったアラゴルンのあの場面好きです。
長年の苦しみから解放されて安らかになって消えて行く死者達。
エルロンド卿、ガラドリエル様、みんなみんな、素敵でした。
ビルボとフロドのその後を見てみたいです。
一番のお気に入りのシリーズ
とにかくこの映画はすごい。私の人生でこの映画だけは生涯の大事な作品です。今まで私は命を懸けてまで守るものなんてないと思っていました。でもこの映画を見てだんだんと感情移入していって、何度もこの映画をみてきずいたんです。「この世界には命を懸けるに足る大切なものがあると。いつかこの映画の撮影現場のところに行きたいなあ。自然がとっても美しい!
サムの大活躍
今のゴラムより少し前のゴラムのほうが怖いな。オークの顔って異物な野菜みたい。フロド見よったら苛々してしまう。ずっと指輪でおかしいだけやし、ピピンとメリーとサムの方が活躍しとる。たった二人のホビットに命運を託してオークの一万の兵と戦うのは無謀やけど、この作戦しかないんよな。結局、フロドは指輪の力に勝てなかったのか。
一生もののファンタジー大作
一生ものの壮絶なファンタジー
『ロード・オブ・ザ・リング』の物語の中で、最も壮絶で迫力のある第3章。まさにファンタジーの金字塔と言うに相応しい作品である。長かった旅の終わり、観客と旅の仲間が一丸となってクライマックスを迎える。
第2章でオークが城に攻め入るシーンがあったが、今回はその数倍もの迫力でもって繰り広げられる攻防が見所である。敵はウルク=ハイ。人が蟻のように思えるほど巨大なマンモスを何頭も引き連れてやってくる。敵数も第2章とは比べ物にならないくらい多い。
その世界観に圧倒され、飲み込まれることは間違いない。
『ロード・オブ・ザ・リング』で人気を博したレゴラス(オーランド・ブルーム)の戦闘シーンはまさにファンならずとも興奮するだろう。第2章に引き続き、レゴラスとギムリはまたも殺した人数を競い合っているから面白い。
『ロード・オブ・ザ・リング』には様々な人種が存在するが、それらが憎しみあいながら、そして分かち合いながらストーリーがクライマックスに向かってひとつに終結していく。そして最後には想像を超える大きな感動が待っている。
ラスト、涙がこみ上げてきたシーンがある。
それはアラゴルンの即位式である。そこで王になたアラゴルンにホビット達が頭を下げるのだが、アラゴルンはホビット達に頭をあげることを命ずる。そして、今度はアラゴルンが小さなホビット達に深々と頭を下げるのだ。周りの人々も深く頭を下げていく。種族の中で一番小さなホビット達が、その勇気を認められ、全種族から尊敬される。種族の中で最も平和を愛していた種族が、友情と勇気で世界を救う。まさにファンタジー史上最も感動的なラストシーンと言えるだろう。
エクステンデッド・エディション版は1章4時間。合計12時間にも及ぶ物語だが、見るものの人生観をも変えてしまう壮大な映画だ。
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