黒い家のレビュー・感想・評価
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天才の共演
天才二人の昔の作品。
この頃の内野聖陽はまだまだ陰の人だったけれど、
存在感という面以外は天才ぶりを既に発揮している。
この時代のサイコサスペンスとはどんなものかと興味で観てみたけれど、
様子のおかしい大竹しのぶと西村まさ彦が、
異彩を放っており、
この作品のクオリティを表現している。
レビューはクライマックスの乳しゃぶれに集まっているがwww、
主人公が犯人の家を100円ライターひとつで捜索するシーンは、
素晴らしい演出力だと思った。
故人となった森田監督の拘りだったと思う。
にしても天才、大竹しのぶは本当に何をやらせても大竹しのぶになる。
彼女はブレない、役に寄り添うのではなく、
役を引き寄せるタイプなので、
こういった怖い役をやると、まるで大竹しのぶがそういう人に見えてくる。
20年経っても良い作品は変わらない。
サイコサスペンスとの触れ込みだけど、そういう背景をしっかり構築して...
サイコサスペンスとの触れ込みだけど、そういう背景をしっかり構築している印象はない。どちらかというとホラー。しかも無駄にエロの要素を入れて安っぽくしてしまっている。
役者さんの演技は圧巻。話は怖くない。意味が分からない箇所もある。
もうパッケージから怖さを醸し出しており、怖い邦画というと名前が挙がっていたので期待して見た。
結論から言うと、狂気がぶっとびすぎて、ついていけない。
ええ…と戸惑うものの怖くはなかった。
まず、古い。昔の映画だけに古さはどうしようもない。
服も雰囲気も古い。あの独特の古さがわかる人じゃないとまず入り込みにくい。
舞台が金沢というのに驚いた。金沢好きなのに。あんなこわいところじゃないよ〜。
方言もちょっと違うと思う。この作品のために作られた架空の場所という印象。
金沢はもっと明るくて楽しいよ〜。
田中美里さんが起用されたのも現地の女優さんだからかな?
主人公の怖がる演技は凄いと思う。
大竹しのぶさんもすごいけど、主人公の驚き方、怖がり方のバリエーションに感心してしまった。
??となるシーンがたくさんある。警察を呼んで警察と一緒にいけばいいんじゃないの?とか。なんでガラスの破片さわるんだ?とか。夜遅い時点で怪しいと思わないのかな?とか。
裸のダンサーがでてきたり大竹しのぶさんが突然露出したり、びっくりするセクシーシーンがあるので一人で見たほうが良いかな。
乳しゃぶれ〜!!
大竹しのぶがサイコパスの役をやって、まぁ人間離れしてて怖い怖い。そしてこの一言は、主人公を襲ってる最中に急におっぱい出してしゃぶらせるという奇行にでた時の一言(笑).
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からの下手くそ〜!!と主人公を突き飛ばす。可哀想に、おそらく人生で1番最悪なおっぱいの味だったんじゃないでしょうか?(笑).
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これ当時だいぶ話題になったでしょ?(笑)絶対(笑).
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まぁ個人的には内野聖陽のやる気があるのかないのかよく分からない中途半端な態度の方がイラッときたけどね。だから巻き込まれるんだよ!
あくまで小説とは別物
これは森田芳光の映画「黒い家」であって貴志祐介の小説「黒い家」ではありません。
確かに原作とは全くもって別物ですが、映画としては日本のホラー映画の中でも傑作の部類に入る完成度だと思います。
サイケデリックでありながらホラーとしての要所要所が的確に押さえられていて、王道かつ革新的な映画であると思います。
コメディ要素も気味の悪さを際立てていて良かったです。
西村雅彦、大竹しのぶの怪演も見ものです。
ただ、コメディーとサイコホラーの共存による、その独特な浮遊感や気持ち悪さから、好みは分かれる作品だと思います。
私は非常に楽しめました。
駄作
WOWOWでやっていたのを観ましたが2008年の韓国版を見ていたので…どうしても比べちゃって(-_-;)
駄作の一言。
韓国版では脚本も俳優も素晴らしく良かったし小説の気味悪い感じを忠実に表現してましたが日本版は「えっ、コメディ?」と勘違いする演出にウンザリ。
途中、入るキリキリした効果音も意味がわからずウザイだけ。
特に西村雅彦の演技は酷すぎる。
小説が素晴らしいだけに映画がこれじゃドン引きます。
こんな映画を絶賛する人がいるかぎり日本の映画は良くなりません。
大竹しのぶの頑張りに1だけ評価しときます。
幽霊よりも人間が怖い
演技はとてもよかった。怖さや狂気を感じる演技だった。いわゆるサイコパスという人種の話だが、下手な幽霊ホラー映画よりも怖いのではないだろうか。
しかし、ところどころ余計な部分、ないほうがいいと思われる部分はある。"可笑しい"部分がなければもっといいホラー映画になっていただろう。
蛇足が多い。
内容は以前に小説を読んだ友人から聞いたことがありました。
もっとじわじわと怖い印象だったんですが、分かり易すぎて途中から苦笑いしちゃう展開でした。
俳優が良かったので最後まで観れましたが、怖がらせようとダラダラと長いので耐えられず早送りしてしまいました。
主人公の声が小さい!
小説を先に読んでいますがパッとしなかったし、ほとんどギャグかと思えてしまう。
映画はさらに面白みがない。
大竹しのぶの演技がすごい!と言われていますが、ただの頭の足りないバカな人に見えて嫌気がさした。
なんといっても主人公の男性の声がボソボソで何を言っているのかわからない。
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