「永遠の子ども」海の上のピアニスト 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
永遠の子ども
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「えも知れぬ美しさ」とパッケージに描いてあったけど、まさに見終わって「美しいな」と思った。1900の悩みは今の時代若い子はみんな持ってるものじゃないだろうか?地元から出れない、家から出れない。一歩踏み出せない。何か大きな物に迫られるような不安。なので、気持ちが凄く分かった事もあり最期は自死のような感じもしてやりきれなかった。その才能で勝負してやれ!あっと驚かせてやれ!とラストに行くまでに感情も入ってるからラストは空っぽになってしまった。一方で彼の人生=船なのだから仕方ないのかなとも思った、数日この作品について考える事になりそうだ。
ジャズ黒人との対決、女の子と出会い演奏するシーン、初恋のシーンもとても良かった。
ティム・ロスの表情が焼き付いて離れない。
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