劇場公開日 2020年8月21日

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「一度も陸に降りたことがない1900」海の上のピアニスト ほんのりさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0一度も陸に降りたことがない1900

2023年5月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

興奮

大西洋を巡る豪華客船の中で、
生後間もない赤ん坊が見つかった。

彼は船内のピアノを弾きながら旅していた。
陸の人間は理由を求めすぎると。

ジャズの発明者との対決シーンも
見応えあった。
ピアノの弦でタバコに火を点けて勝利!

そんな彼が一目見た女の子に心を奪われて
弾いた曲が録音されたレコード。

大量生産を拒み、その娘に渡そうと
するが、、、

陸からなら聞こえる"海の声"を求め、
(断ち切れない彼女への想いから人生で初めて)
船を降りようとするが、タラップの途中で
止まり、考え込み、船に戻った。

その後戦争中も船の中にいた1900.

タラップの途中で街を見た時、
見えるものより見えなかったもの。
最後に行き着く場所が分からなかったと。
ピアノの鍵盤は88.
しかし、タラップの下は無数。

船の上で生まれた。
僕は限りある鍵盤で幸せを届ける。
僕は結局存在しない人間だ。
僕は船を降りない。

ダイナマイトで船は爆破してしまう。

古楽器屋にトランペットを売りにきた
コーン吹きが、このストーリーを語り、
ラストは必要だろと渡される構成も◯。

2024.4.6 DVDにて2回目鑑賞.

ほんのり