「B級…だった。」NEXT ネクスト MASERATIさんの映画レビュー(感想・評価)
B級…だった。
ニコラス・ケイジは最近幅広いジャンルの作品で見かけるのだが、時にはがっつりのB級作品に出ることも。本作もその一つだったようだ。しかしまさかのジェシカ・ビールや、ジュリアン・ムーアなど大御所の演者が顔を揃えている。そのギャップにどこかやられたところもあるが、正直大した映画ではない。「2分先が見える(読める)」という能力はフル活用し、それありきのニコラス・ケイジ影分身の術にはなかなか興奮する。しかしこの様に所々面白いのだが、どうもストーリーや世界観がチープに思えて馴染めない。特殊な能力も他作品にはもっと凄くて面白いものも沢山出てきている。それらとは真っ向から戦う気は無いだろうが、もう少しパンチの効いた作品だろうと思っていたし、そうであるべきでは無いかと思う。ラストも夢オチ的な衝撃の展開であり、 なんか肩透かしもいいとこだろうと思った。
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