「ローレンス! の言い回しがなつかしい」戦場のメリークリスマス 北枕寝二さんの映画レビュー(感想・評価)
ローレンス! の言い回しがなつかしい
スタンプ会員の日にいつもの映画館で
先週とは違いそこそこの入り
この映画館は4K修復などのリバイバルをよくやっていて
前に太陽がいっぱいとかストリートオブファイアーを観た
公開は中学生の頃で
オリジナル上映は観ておらず
大学生の頃にレンタルビデオで観たような記憶があるが
今回ほぼ初見の印象
当時のオラには難解だったか退屈すぎて
途中で観るのをやめたのかも
覚えていたのはジョニー大倉の切腹とたけしの介錯
たけしのラストのセリフと笑顔
たけしの念仏シーンは印象深い 意味はよくわからんが
あとローレンス! の言い回しがなつかしい
刑事ヨロシクの延長の芝居
Hana-biの世界とは一線を画す
坂本龍一の昇天シーンはコントと紙一重
デビッドボウイの学生服も単に監督の趣味かな…と
どの程度原作に忠実なのかは知らぬが
エピソードが本筋から遊離しているような…
あと生き埋めと蛾の画 意味が分からぬ
まぁ最後まで完走できたのは
それなりに鑑賞力がついているのかも
何せ昭和の作品だからな~
今観るといろいろ粗くて観づらい
セリフも聞き取りにくいところが多々あった
今の映画のクオリティの高さとか見易さに気付く
英語の発音とか役者の歯並びとか
逆にリアリティーはあるかも
若い内藤剛志も出ているし
本編では気付かなかったが
エンドロールで三上博史の名前も見つけた
そういえば本間ゆうじってイキのいい役者だったなぁ
たけしの映画監督進出とか
坂本龍一のラストエンペラーとかレヴェナントにもつながる
歴史的な作品かと
予告編でやはり大島監督4K修復の愛のコリーダ…
藤竜也若い 後に北野作品龍三…に出演
これも何かの繋がり 奇縁だなと
鑑賞後恒例のひとりベンチビール 今日は東口にしようかと
スペースを探すのに困るほど 結局先週と同じ西口でグビ
コンビニではビールを大量に買い込む集団がいた
本末が転倒している緊急事態だ 健全でいいことだ
飲め飲め