セブンのレビュー・感想・評価
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実はハッピーエンド説
をの考察を読みました。ブラピの目の演技を見てて確かに!と思ったのでそちらを推したい。(でないと救われない)
ブラピの繊細な演技に関心しました。モーガンフリーマンとの対局コンビもよかったです。
狡猾な罠
DVDで鑑賞(字幕)。
キリスト教の「七つの大罪」に見立てた連続猟奇殺人事件が発生。若手刑事のミルズは退職間近のベテラン刑事サマセットとコンビを組んで捜査を開始しましたが、その先には予想もしなかった壮絶な結末が待ち受けていました。
殺人現場は目を背けたくなるほどの凄惨さで、鳥肌が立ちました。これが人間の所業かよ、と…。残虐非道な犯行を繰り返し、見事にミルズたちを翻弄した犯人を演じたケビン・スペイシーが名演だなと思いました。警察に出頭しながらも、最後の瞬間まで罠を仕掛けていた狡猾さに震え上がりました。
※修正(2024/02/18)
SE7EN
どうも。
おさだです。
最近のマイブームは昔の有名な洋画を観ることです。
仕事仲間にオススメを聞いて家で観ました。
その中でもダントツで衝撃を受け、興奮した作品が「SE7EN」です。
タイトルだけ見ると、「ラッキーセブンのセブンかな??」と単純に思っていたんですが、
実は、「SE7EN」の"7"とは、
”七つの大罪”を意味していました。
七つの大罪とは、
『キリスト教において罪の根源とされる七種類の悪しき感情、欲望などを指す語。
一般的には「傲慢」、「嫉妬」、「憤怒」、「怠惰」、「強欲」、「暴食」、「色欲」の七種が数えられる。』とのことです。
人間のどす黒い欲望を言葉にすると、これほどおぞましいんですね。
ストーリー的にはざっくりいうと
「サスペンス・スリラー」だそうです。
あまり、解説してしまうとネタバレになってしまうので。。。
僕が「SE7EN」を観て一番感じたのは、
"シンプルさっていうのは武器になる"ってことです。
様々な物事で一定以上の成果を出す為には、一点集中すること。
まあ、この映画に関しては行き過ぎな感じもしますが。。。笑
シンプルに一点集中が大事!と思わせてくれた作品でした☆
では、また。
ダークな格好良さと美しい脚本
オープニングクレジットが途轍もなく格好いい。映像と音楽がエッジが効いているというのか、好きな雰囲気でした。鑑賞後に見返すとおお…となるのもいい。エンドクレジットも異質でしたね。あんなの初めて見ました。
それと劇中表記のタイトルが『Se7en』なのも格好いい。センスが好きです。
鬱屈としたダークな雰囲気で、彩度が低い画面による没入感も良かったです。そこに更に雨が降っているもんだから最高に格好いい。
そんな重苦しい雰囲気の割に展開はスムーズ、というちぐはぐに、どことなく薄気味悪さを感じました。
暴力的場面を映像として描かないにもかかわらず、かなりのエグさと異常性を感じさせるのも上手いなあと思いました。そういった「あえて見せない」ことで鑑賞者の想像を掻き立て、恐ろしさや不気味さを際立たせているのが印象的でした。
直情的なミルズと理知的なサマセットという人物の対比もわかりやすく、性格や価値観を互いに引き立て合っていて素晴らしいかったです。感情の機微を言動の端々からにじませるような表現も素敵でした。
捜査の進展も淡々と描かれているけれど、魅せ方が上手いのでワクワクしました。
改めてブラッドピットは演技派だなあと思いました。『トゥルー・ロマンス』や『12モンキーズ』の脇役では纏う雰囲気がそれぞれ別人で、それでいて自然体なので驚きました。いろんな役を見てみたくなる。個人的には本作は彼らしい役どころだったと思います。前のめりな若者のイメージ。最近の出演作は見られていないのですが…今では渋い役も演じているのでしょうか。
もちろんモーガンフリーマンやケビンスペイシーも本作の魅力をより活かすような演技で、素晴らしかったです。
実は本作、大筋を知った上での鑑賞でした。そのため衝撃度は薄れてしまったのが惜しかったです。知っていても演出や演技のおかげで結構ドキドキしましたが!
脚本が鮮やかで、美しさすら感じます。
あまり深く考えずとも十分におもしろい作品ですが、セリフや表情1つ1つまでどことなく意味深で哲学的なので深く考えてみるともっと楽しめそう。観れば観るほど、世界観に浸れる作品だと思います。
名作だったのかなと言う擁護
若手と引退間近の警察、大罪がモチーフの殺人など、今となっては使い古されたものが多い。でもこれが最初だったのかなあ?違うのかなあ?みんな評価高いしそう言うことなのかなあ。ブラピとモーガンフリーマンだから?はじめのブラピとモーガンフリーマンの出勤までの行動の対比なんかは彼らの生活が垣間見えてよかった。かつての名作だから評価されているだけで、今新作として出されるとそうでもないってやつだなあと感じた。無駄が多いのか、視点が足りないのかそう言う雰囲気を感じる。想いが強い人からするとまた違うのだろうが。予備知識なく2019年に見た感想なりよ。
色褪せない名作
公開時のインパクトがすごくて、グウィネスの首をハッキリと覚えてたのに改めて見るとあれ?首うつってない、、、
そこまで思い込むほどのインパクトあるラストシーンでしたね。
ブラッドの泣きの演技も素晴らしいです。
超サイコ
デヴィッド・フィンチャーはこれを30代前半に作ったのか、、ずっと雨降ってるし色彩もずっと重くどんよりしてるし途中でその湿度に頭が痛くなった。劇場で観てたら逃げ場が無くてしんどかっただろうな…。概ねドキドキハラハラでしたが最後ちょっとだけ結末読めちゃった。
キリスト教的狂気
「天使と悪魔」にものすごくよく似ている。本作の方が先のものなんだけど。既視感があったせいか、あまり没頭できなかった。
ブラットピッドが奥さんを連れて治安が悪い街にやってくる動機がきちんと説明されていないように感じた。
昔の映画だからが、ことさらに残酷なシーンや性的描写を多用していなかったのは良かった。
初めて観た時は衝撃的だった。 うまく表現できないけど本当上手い映画...
初めて観た時は衝撃的だった。
うまく表現できないけど本当上手い映画。
こちらの期待感をあっさり裏切ったかと思えばラストで突然衝撃的な展開。
絶対勝つと思っていたのに負けたり。
その負け方も相手の思惑通りであり、リアルな感情の行動だったり。
人の弱みを表現するのがとにかく上手い。
これはゴーン・ガールでもそうだった。
弱みといっても表現しにくい本当に感情的になってしまう弱さというか。
相手もそこを突いてくるのがとにかくいやらしい。
ハッピーかバッドかとか、どんな映画かなど何も先入観を持たず観た方が絶対にいい映画。
聖書と世界文学がらみの話に萌える📚️
ブラッドの目が美しい。ブルー、長い睫毛、涙の目。ブラッドの声が若々しい。
ブレードランナーみたいに、毎日毎日雨が降っている治安の悪い街、その雨があがって最後の日は広く晴れ渡った青空。カメラワーク、図書館、照明、小道具、そしてセリフ(「ヴァイブレートするおうち」など笑える言葉もたくさん)の一つ一つが、綿密に、完璧に組み立てられている。
モーガン・フリーマンとブラッドの対照ー年齢、声、性格、動き方と話し方、経験、過去vs.未来、インテリvs.普通ーを映像からたっぷりと感じることができた。退職するからだろ、とブラッドに言われてから家でメトロノームをぶっ壊したモーガン。彼の心は決まったんだろう、「戦うに値する」と。
ケビン・スペイシーは凄い役者!
オープニング・クレジットがすっごくカッコ良く、デビッド・ボーイをバックに通常とは逆に流れるエンドクレジットも最高だった。スタイリッシュなクレジットはさすがフィンチャー‼️再度鑑賞して良かったです!(2021.5.7.)
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ブラピ好きなのですが、ブラピは完全に背景と化し、或いは殆ど覚えていず、ストーリーと差し迫るドキドキと、怖い!が前面の映画で本当に面白かった!残酷で悲しいのですが、映画というフィクション装置の素晴らしさに目覚めた気がしました。ホラーはあまり見ませんが、こういうの(どういうの?)は好きだなと思いました。
ケビンスペーシーはやっぱり最高
モーガンフリーマン、ケビンスペーシーが出てるとなれば観るしかない。
最後の結末は途中なんとなく予想がついて、心の準備をしてたので、そこまでへこみませんでしたが、やっぱり後味悪いなー。
ケビンスペーシーのサイコ野郎ぶりがよかった。
本当カメレオン俳優。
出来ればネタバレなしで観て欲しい
この手の映画は先読みしないで観た方が楽しめます
とはいえ、情報無しで観るのは無理ですよね
パッケージにも書かれちゃってそうだし
老刑事と若い刑事のバディ物だと思って観るといいですよ
90年代のアメリカンニューシネマ
当時ナインインチネイルズにハマっていた高校生の自分は冒頭のクローサーのリミックスとオープ二ングロールの革新的な映像でガツンとやられ、フィンチャー作品の特徴である黒すぎる黒の映像表現にやられ。人が生きる意味を考えさせられるストーリーに多感な高校生であった自分は衝撃を受けた。
フィンチャーはその後大傑作ファイトクラブを撮るがこのセブンがなければ今のフィンチャーがいないと思うとフックアップしたブラピの先見の明に感服する。
現代のスリラーのマスターピース
無駄のないストーリーと伏線の張り気味方、猟奇連続殺人の異常さと新人とベテラン刑事の物語の複線構成がラストになって交差させる脚本の巧みさ、陰影を大事にした映像センス、美しく不安をかき立てる構図、控えめながらサスペンス効果満点の音響
何もかも素晴らしい
主演の二人特にブラッドピットの過剰気味の熱演には意味があり、ラストシーンの衝撃を増幅したのも舌をまいた
モーガンフリーマンとブラッドピットの配役の成功こそが本作の肝、全くもって素晴らしい
特にブラッドピットの呆けて後部座席に座っているラストシーンの演技は見事だ
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