X-メンのレビュー・感想・評価
全79件中、21~40件目を表示
マーベル世界侵略の偉大なる第一歩。幼心に強烈なフェティシズムを植え付けた罪深き一作。
「ミュータント」と呼ばれる突然変異的に現れた超能力者達の苦悩と戦いを描いたアメコミアクション映画『X-MEN』シリーズの記念すべき第1作。
ミュータントとして目覚たことをきっかけに家出をした少女ローグは、地下格闘技で日銭を稼いでいる記憶喪失のミュータント、ローガンと出会う。
行動を共にする2人だったが、彼らは次第にミュータントを二分する争いに巻き込まれてゆく…。
監督は『ユージュアル・サスペクツ』『ゴールデンボーイ』のブライアン・シンガー。
鋼の爪と治癒能力を持つミュータント、ローガン/ウルヴァリンを演じるのは、当時はミュージカルなどで活躍していた、のちのレジェンド俳優ヒュー・ジャックマン。
「X-MEN」の前に立ちはだかる宿敵、エリック・レーンシャー/マグニートーを演じるのは『ゴールデンボーイ』の、レジェンド俳優サー・イアン・マッケラン,CBE。
ローガンと共に戦うX-MENのメンバー、スコット・サマーズ/サイクロップスを演じるのは、当時は新進気鋭の俳優だったジェームズ・マースデン。
気象を操るX-MENのメンバー、オロロ・マンロー/ストームを演じるのは『ラスト・ボーイスカウト』『エグゼクティブ・デシジョン』の、後のオスカー女優ハル・ベリー。
製作総指揮に名を連ねるのは『ブレイド』の、アメコミ界を代表するライター兼エディター、スタン・リー。
遂に「X-MEN」シリーズのレビューを開始〜🎉
今や世界一稼ぐフランチャイズとなった「MCU」だが、ローマは一日にして成らずという言葉もあるように、先人たちによる試行錯誤があったからこそ、このような偉業を達成することが出来たのでしょう。
アメコミ映画は数あれど、現在まで続くアメコミ人気の魁となった作品こそ、この『X-メン』!
日本の漫画/アニメにも多大な影響を及ぼした偉大な作品です🙌
ヒュー・ジャックマンやハル・ベリーなど、人材を発掘&育成したという功績もある。
このシリーズがなければ、ヒューはここまでのスターになっていなかったかも。
小学生か中学生の頃に初鑑賞したと思うのだが、その時の衝撃といったら半端なかった!
なんかめっちゃ怖かった…😖
上院議員がクラゲになっちゃうところとか、ミスティークの姿とか、軽くトラウマになったものです…😵
シリアスだしホラー映画かと思うくらい怖かったんだけど、中学生くらいのボンクラ男子にとって、超能力者のバトルってやっぱり大好物な訳で、すっかり『X-MEN』の虜になっちゃいました。
『3』くらいになると、「こんなガキっぽい映画観てられねえやい!」って感じでシリーズから離れた訳ですが…💦
今度はちゃんとシリーズを制覇していくぞ!
90's後半から00'sのアメコミ映画は、むっちゃシリアスという特徴がある。
子供向け作品というイメージからの脱却を図ったのだろう。2008年の『ダークナイト』で、この方向性は頂点に達する。
奇しくも同年、『アイアンマン』がスクリーンに登場。
この辺りから、徐々に明るく楽しい作風へとムーヴメントが変わっていった感がある。
んで、やっぱり本作の作風も、当時の風潮の通りかなりシリアス。むしろ、本作がアメコミ映画のシリアス路線を決定付けたといっても良いのかも。
冒頭からホロコーストのシーンで始まりますからね。戦争映画でも始まるのかと思っちゃう。
本作で描かれるのは、マイノリティへの差別。人種間の断絶。過激派と融和派との対立。無知ゆえの恐れと偏見。アメコミ映画とはいえ、かなり社会派の作品である。
そもそも、原作のコミック自体が公民権運動のメタファーである言われているので、こう言う内容の映画になるのも当然かもしれません。
本作で描かれている内容は、20年経った今でも全く古びていない。むしろ、BLMやトランプ支持者の暴動、コロナ差別など、当時よりも現代の方がこの物語が胸に迫ってくるような感じもある。「近い未来」を舞台にしているのが、皮肉にも符合しているなぁ、と思ったりしました。
アクションやCGは、今観るとショボいし地味かも。もう少しアクション描写には派手な演出が欲しかった。
とはいえ、鉤爪を出すウルヴァリンや嵐を起こすストームはカッコいい。
なので、もっとバトルが多めだと嬉しかったかな。
いまいち盛り上がりにかける原因の一つは、マグニートー一味が地味過ぎたところにもあると思う。
カエルと熊男と青い人。マグニートー以外みんな肉体派なんですよね。
X-MENには派手な技を持っているメンバーが揃っているんだから、もう少しマグニートーサイドにも華のあるヴィランが欲しかった。
あと、クライマックスのバトルがちょいとショボい。マグニートー呆気なさ過ぎ!!
まぁ問題点もあるけど、基本的にはよく出来たオリジン・ストーリーだと思う。
たった2時間で『X-MEN』の世界観を過不足なく描き切っている。これだけでも凄いことだと思うよ!
なんのかんのと言ってきましたが、本作の素晴らしさはキャラクターのビジュアル✨
ローガンやサイクロップスのデザインも素晴らしいが、何より女性陣のルックがヤバい😍
ほとんど裸のミスティーク。怖いんだけど、めっちゃエロい…💕ケモナーにも似た背徳感があるような…。
そして褐色の肌に白髪というストームもエロい💕胸元がざっくり開いている私服が…😳
ピチピチのレザースーツというのも、エロい💕
モンスター・褐色・レザースーツ!
いけないフェティシズムの大・三・元!!
少年だった自分の癖を、完全に壊していった罪作りな作品です。
映像的には古く感じるところもあるが、テーマ性は全く古びていないし、今観てもかなり面白い!
続きが気になる終わり方もいいね!
出だしは好調。この先どうなる!?
多様で個性的ミュータントの活躍を楽しむ見世物映画の直球
自分好みの題材。ヒュー・ジャックマン始め、様々なミュータントのキャラクターとその活躍を観ているだけで面白い。映画らしい題材の娯楽映画。極端に言えば、サーカスの面白さや醍醐味を味わうが如くの満足感。
1作目
久々に鑑賞。 原作はあまり知らず格ゲーで少しキャラを知ってる程度の知識だけど十分楽しめる。 チーム系の作品なのでそこそこのキャラの多さだけど、 敵も味方もそれぞれ見せ場がある。 ただのヒーロー映画じゃなく差別的な要素もあるのがXメンならでは。 話もまとまってて見やすい。 そしてやっぱりウルヴァリンはカッコいい! 今では当たり前のようにあるけど この映画の公開当時はそこまで多くなかったアメコミ映画。 だけど古さを感じさせない作品だった。
X-MEN 第1作
X-MENの第1作。 様々なキャラクターや世界観を紹介する本作。 なのでなかなかに楽しいですね。 日進月歩の映像技術の世界では 今、観るとチープに感じるシーンもあるのですが そこは技術の進歩に味わいつつ、 出だしから訳ありの少女の逃亡劇に巻き込まれた男。 これをきっかけに大ブレイクしたヒュー・ジャックマンの ウルバリンの男臭さが満載です。 で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては それなりに面白かったですが X-MENって、今の社会のマイノリティーに対する 社会の差別がテーマだから 同じマーベル作品でも、アベジャーズに比べると どうしてもちょっと暗い。 X-MENのメンバーは自分の意思とは関係なく 生まれながらに超能力を持ってしまっている。 超能力の種類によっては、こんな力いらない! って言う登場人物も多い。 それに引き換えアベジャーズは トニー・スタークなんか 超リア充ちょいワル親父だし!(笑) 生真面目なキャプテン・アメリカでも そもそもは自分の意思で肉体強化を選んだ。 自分の意思と関係なく力を持っちゃたのは ハルクとロケットと、ああ、キャプテン・マーベルくらいか〜 でも、X-MENはメンバー達の 人としての苦悩がお話の推進力になっているので そこを抜きには物語が成立しない訳なのですが〜 そこを魅力と見るか弱点と見るかで 好き嫌いは分かれるのかな〜 @お勧めの鑑賞方法は? こんな時期なので復習のつもりで配信でも良いかも
マーベルシリーズの原点
アイアンマン、スパイダーマンよりも前に映画化されたマーベルコミック原作作品。そういう意味では現在のマーベルシリーズの金字塔的な作品ですね。少し前に映画化されたブレイドやこの作品を見ていると、まだまだ制作費がそんなにかけられないB級映画感が全体的に漂っていますね。今の巨額な制作費が投入されるマーベル作品からすると意外な印象です。
ストーリーは、意外とバトルの展開が少ないかったです。ガッツリしたバトルパートはそれこそ最後のエリス島に入って以降だけで、ちょっとインパクト不足。それでも、それぞれが持つ特殊能力を駆使して戦う展開はおもしろかったです。
ストームの雷やサイクロップスのビームなどとCGエフェクト、ふっとばされた時の飛び方やジャンプするときの飛び方のワイヤー感など節々にB級感が出てましたね(笑)。その中では、ミスティーク役の女優さんが際立っていい身のこなししてましまたね。そして、ストーム役のハル・ベリーがセクシーすぎた♪
もしMCUに入っていたら……。そんな”たられば”を考えてしまう良作!
マーベルスタジオが手掛ける MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズの映画には、 スタンリーに代表される漫画家たちの生み出した 多数のキャラクターが登場しています。 X-MENもスタンリーが生み出したキャラクターです。 原作ではアベンジャーズの一員としてウルヴァリンなどが活躍しています。 版権の都合でそれを実写化するのは不可能。 んー……。何とも残念! もし参加できていたら、ミュータントと共存するような世界に なっていたのでしょうか。 マーベル好きな僕としては、惜しいコンテンツを 20世紀フォックスに売ってしまったなと もったいない気持ちになりながら見ていました。 X-MENは現在までに本編・スピンオフ合わせて12作が続く人気シリーズです。 今作は記念すべき1作目。 ミュータントと人間の価値観の違いや、 パワーバランスなど基本的な設定の説明が分かりやすく見やすかったです。 ちなみにミュータントが差別されているのは、 現代に対する風刺だそうです。 ミュータントは大きく分けて、良い側と悪い側に2分されます。 良い側がウルヴァリンやサイクロップスが所属し、 プロフェッサーXが率いるXメン。 悪い側が青い肌をしたミスティークや、 怪力で狼のような見た目をしたセイバートゥースを要する マグニートー率いるミュータントテロ集団ブラザーフッド。 X-MENは人間との共存を望み、ブラザーフッドは人間の制圧を目論んでいます。 X-MENがブラザーフッドの企てを阻止することメインストーリーになっています。 ミュータント1人1人に固有の能力があるという設定に 厨二心をくすぐられました。 個人的にはストームの天候を操る能力が好きです。 定番すぎますかね。 劇中でも雷や吹雪をコントロールしていました。 ちょっとチート気味ではありますが なかなか良いです。カッコイイ! 終わり方もきれいで2作目以降が楽しみになる シリーズの幕開けになったと思いました。 結局、MCUシリーズに加入していなくても十分満足でした。
分かり易い対立軸
所謂シリーズ1作目として、 ミュータントとは何か、 誰がミュータントか、 どんな能力か、 何故戦うのか、 すべて分かり易く説明してくれている。 しかも2時間も無いのでサクッと見られる。 プロフェッサー(マインドコントローラー 人類融和の司令塔)、 マグニートー(錬金術師 人類殲滅の司令塔)、 ウルヴァリン(不老不死の獣、無頼派平和主義)、 ミスティーク(変幻自在 アンチ人類)、 サイクロップス(目が光線銃 兄もミュータント)、 ジーン(プロフェッサー派 能力制御不能)、 ストーム(プロフェッサー派 天気を操る)、 ローグ(ウルヴァリン派 触れた相手の体力を奪う)、 ボビー(ローグの彼氏 アイスマン)。 今回の肝は、 ウルヴァリンとプロフェッサーの邂逅と、 マグニートーの目的。 突っ込みどころも多々あるが、 序章としては満足ではないが充分かと。
既に答えを知っているのに何故そんな質問をする?
ダークフェニックス観る前におさらいしとこうと思ったけど、割ともう忘れてる事があって見といて良かった 物語の始まりとしては割と的確に纏められてるんだなと感心した 単品映画として見たら、悪者の企みを阻止する的なシンプルなもので感情移入まではしないし、キャラクター作品の面からシナリオはオマケ程度に思っていた節があったけど、ウルヴァリンを通しての心情に響くドラマになっていたんですねえ、地味ではあるけれど この当時のCG技術でも満足感はあるけれど、やはりそれ以降にまた飛躍的に進歩した ダークフェニックス後に展開するであろう新しいX-MENシリーズでは新しい現代のCG技術が使われる事になる期待も大きいね( ^ω^ )
タイトルなし
このX-MENがシリーズ中では一番大人の鑑賞に耐えられるものだったと思う。やはり敵役のマグニートにサー・イアン・マッケランをもってきたからに違いない。VISUAL技術は進んでも最近のX-MENにはこのスケール感はない。 「イナズマン」とかミュータントものが好きなので、ワクワクして観に行ったものです。
気軽に観れる秀作
異能力を持った人間をミュータントと呼び差別する時代。突如異能力に目覚めたマリーは人目を避け旅をする中で不死身の男と出会い…。 X-MENシリーズ1作目。小難しい設定も必須の知識も無くあっさりと鑑賞出来るものの、差別や偏見の意識や能力バトルなど見所が多く楽しめる作品です。
DVD108円ゲットシリーズ。いや、2も入ってるので実質54円か、...
DVD108円ゲットシリーズ。いや、2も入ってるので実質54円か、なんてお得。またやってほしいなぁ、ブックオフの投げ売り(笑) 苦手系だ、あまりに奇想天外すぎる。人類とミュータントではなく、ミュータント同士が戦ってるのね。 ヒュー・ジャックマン、若い頃のイーストウッドみたいだ。髪型あれじゃウルフマンだ(笑) 女体ウロコマンがキショい。 誰の能力が魅力的か?触れるものを殺すあの少女か、いや怖すぎる。やっぱり再生能力と爪ですかね。だから主人公なのか。 うーん、とにかくもう一作見てみよう。 令和、令和と騒がしいですね。お祭りムードはいいが、ただ騒ぎたいだけのバカモノを刺激するのだけは避けてほしいですね。
ダークフェニックスへ向けて
また一から観直しました。 今観ればサイクロップスの光線もちゃっちいことこのうえないし、X-MENは矛盾満載のシリーズなのでツッコミどころは多いです。 でも、子どもの頃何度も観た身としては、それなりに楽しめます。ウルヴァリンシリーズも、ファーストジェネレーションシリーズも、レギオンも、ここから始まったんだから、観る価値は十分あるでしょう。 僕の世代が昔のヨーダをちゃっちいと思うように、今の10代はウルヴァリンをちゃっちいと思うのだろうか。そういう点では、若い世代ほど損してることもあるのかも。
うーん。。
かなりシリーズ化されてるので面白いのかなーと試しに見てみたけど、あまり入り込めず… 20年近く前の作品という事もあるとは思うけど、ストーリー、映像、アクション、どれもいまいちに感じてしまった。 シリーズ化してるのが謎だけど、これから面白くなるってことなのか…? 期待を込めて、この先のをみようか迷う。 ヒュージャックマンはやはりかっこよかった。 バイクに乗るシーン、スピードがめっちゃ出た時すごい嬉しそうな顔が絶妙で、そこだけツボって笑ってしまった笑
金網デスマッチ。傷がすぐに回復するミュータントだから無敵といえば...
金網デスマッチ。傷がすぐに回復するミュータントだから無敵といえば無敵。そのウルバリンは拳の間から刃物が飛び出る特徴があり、バーで知り合った家出少女ローグ(アンナ・パキン)は触ると相手に異変が起きる。
ウルバリンのトラックに乗り込んだローグは彼と一緒に助け出され、チャールズの経営するミュータントの学校に保護される。普通の人間に拒絶されたりした家出少年たちに超能力をコントロールさせるのが目的。人間に敵対心を抱くマグニートー(イアン・マッケラン)とは敵対している。そしてウルバリンを狙ってたように思われたが、実はローグの能力を利用して国連サミットの首脳陣をミュータント化しようと企んでいたのだ。
相手には何にでも変身できる青色のセクシー姉ちゃんミスティーク(レベッカ・ローミン=スミス)がいて、かなり手ごわかった。ボスのマグニートも金属なら何でも操れるし、ウルバリンの天敵だ。でもクライマックスの自由の女神像での戦いよりも、駅での凄まじい戦いのほうが印象に残る。
ラスト、ミスティークは生きていてケリー上院議員に変身して法案を廃棄。マグニートも死なずにプラスティックの牢獄に入れられチャールズとチェスをし、平和について語るなんて終わり方がいいですね~
人と違うこと
時系列順にファースト・ジェネレーション、ウルヴァリンと見返してきて、第一作の本作へ。
CGのクオリティやスケールはファースト・ジェネレーションには流石に劣る。
が、本作の成功があったからファースト・ジェネレーションの三部作へと繋がった。
ミュータントという人と違うことの苦悩が描かれているのがよくあるヒーロー映画との違い、僕が好きな理由でもある。
それってやっぱりローグの能力に体現されている。
そしてよくわからないものへの恐怖。議員とストームの会話で。
それを融和しようとするプロフェッサーと、解り合えるはずがないという立場から種の繁栄を思うマグニートー。
この考え方の違い。
こういうのが面白いところ。
ただ、アクション映画としてみると、今見てみるとアクションはいまいち。
それぞれの能力の使われ方も雑。
ストームなんか目が白くなれば何でもありだし、サイクロップスは弱っちい。
テーマはよいがアクションいまいちってところ。
ひとつ残念なのはチャールズの台詞でエリックに初めて会ったのは17歳だったというところ。
ファースト・ジェネレーション観る限り17歳ではない。
全79件中、21~40件目を表示