プロデューサーズ(2005)のレビュー・感想・評価
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鑑賞の際は、飲み物の準備を忘れずに!
エンドロールが終わるまでじっくり楽しめます。最後に脚本のメル・ブルックスまでちゃっかり登場♪
ウィル・フェレルも『奥さまは魔女』では酷評されましたが、この映画ではすっかりハマリ役。ユマ・サーマンだってわけのわからないセクシー女優兼秘書を演じていましたが、オリジナルの女優さんだってかなり風変わりな雰囲気だったし、よかったと思います。ほとんどがオリジナルをリスペクトした忠実なリメイクでしたけど、メル・ブルックス本人が書き下ろした曲が中心のミュージカルとなったおかげで違った良さがありました。
ずっとわからないことなのですが、「最低の脚本を選ぼう」ということになり「ヒットラーの春」という脚本に目をつけたまではいいけど、前作で酷評されたプロデューサーだし、タイトルがタイトルだし、明らかに駄作と予想できる演劇を観にくる客がいるのかと心配してしまいます。ブロードウェイについては無知なためかもしれませんが、初日はレビューのための批評家が多いということなのでしょうかね~。
平凡な評価しか用意しなかったのですが、エンディングの歌で大爆笑してしまいまして、ポイントアップしました。
【2006年4月映画館にて】
アップ・グレード版
プロデューサーズは1968年に映画化、2001年からブロードウェイ版、2005年に本作ができました。メル・ブルックスは当初舞台化を考えていましたが場面転換が多くなるので映画向きと言われ不慣れな映画にチャレンジすることにしました。紆余曲折はありながらも映画は成功、舞台版は2502回の公演、12個のトニー賞を受賞しました。本作はブロードウェイのステージの華やかさを映画ファンにも味わってもらいたいとの願いからミュージカル仕立ての映画化となりました。
ヒットラー役はおカマの演出家になりエンディングもハッピーエンド、本作も舞台版を踏襲したプロットになっています。ダンスシーンは名作「雨に唄えば」のクラシカルな要素もオマージュしています。真珠をまとっただけというダンサーの衣装も斬新で華やかです。敬礼する鳩やおばあちゃんのコーラスやダンスシーンもあり毒気が和らいでいるのもある意味気が楽です。三番煎じなので興業的にはパッとしなかったようですが本作はあきらかにアップ・グレードバージョンと言えるでしょう。
ここまで裏切られるとは思ってなかった。ミュージカル初心者向けとか書...
キラキラしてる映画
ミュージカル映画は初めてな人にお薦め
お馬鹿で、楽しいミュージカル。
1968年の映画「プロデューサーズ」のリメイク。この作品は舞台にもなっていて、そして2001年のトニー賞において新作ミュージカルが受賞可能な13部門の内、なんと12部門で最優秀賞を受賞している。舞台版の初代オリジナル・キャストであるネイサン・レインとマシュー・ブロデリックが主演を演じている。
いやぁ、バカバカしくて良いですね。ニューヨークの観客の目は肥えているので、実際に初日で打ち切りと言う舞台もありますが、そのようなショービジネスの世界を皮肉っている作品ですね。
ネイサン・レインとマシュー・ブロデリックが『最悪』を目指して探したシナリオが、ナチものだったので、アメリカに於いて、あんなにナチのマネをしても良いのか?とある意味ハラハラしました。まぁ、ドイツではないので、問題は無いのかもしれないですが、それでもナチシンパと見られるのは人に寄っては致命的なダメージなることもありますからね。
笑えます。面白い映画です。見ても損はしないかと思います。あ、それから、エンドロールは最後まで見たほうがいいと思いますよ。
舞台版に忠実?
やっぱり生でブロードウェイを見たい
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