スパルタカス

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

スタンリー・キューブリック初の長編カラー作品で、ローマ帝国を舞台にした一大叙述詩。自由を手に入れるため、奴隷スパルタカスは剣闘士や奴隷で組織した軍を扇動し、ローマ貴族クラサスに大規模な反乱を起こす。前作「突撃」に続きカーク・ダグラスが主役に起用され、アカデミー賞俳優ローレンス・オリビエが敵役のクラサスを演じる。ピーター・ユスティノフの助演男優賞をはじめ、第33回アカデミー賞4部門を獲得。

1960年製作/190分/アメリカ
原題または英題:Spartacus
劇場公開日:1960年12月15日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第33回 アカデミー賞(1961年)

受賞

助演男優賞 ピーター・ユスティノフ
撮影賞(カラー) ラッセル・メッティ
衣装デザイン賞(カラー) バレス ビル・トーマス
美術賞(カラー)  

ノミネート

編集賞 ロバート・ローレンス
作曲賞(ドラマ/コメディ) アレックス・ノース

第18回 ゴールデングローブ賞(1961年)

受賞

最優秀作品賞(ドラマ)  

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) ローレンス・オリビエ
最優秀助演男優賞 ウディ・ストロード
最優秀助演男優賞 ピーター・ユスティノフ
最優秀監督賞 スタンリー・キューブリック
最優秀作曲賞 アレックス・ノース
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フォトギャラリー

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写真:Mary Evans Picture Library/アフロ

映画レビュー

3.0物語に起伏はあれど、シーンとしては冗長なところも。

2024年2月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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すっかん

3.5良かった

2023年2月20日
iPhoneアプリから投稿

キューブリックらしさはあまり感じなかった

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aaaaaaaa

3.0スパルタカスは民衆が創り出した架空の人物か…

2022年10月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

TVでの3度目位の鑑賞だったと思うが、
改めて大作としての風格には驚いた。
一部は合成とは言うものの
1万人のエキストラを動員したと言われる
スパルタカス側の大移動や合戦シーンは
昨今のCGによる同様のシーンでは
感じ取れない、正にスペクタクル巨編だ。

スパルタカスと奴隷女性の恋、それと
ローマ帝国内の権力争いを縦軸と横軸に、
古代ローマ時代の反乱を描いた長編ドラマ
だったが、
内容については、
スパルタカスの反乱への大きな動機になった
自分を負かしながらも命を助け
権利者に襲いかかった黒人剣闘士への想いを
強く心に留める要素が不足しているように
思う点や、
カーク・ダグラスは名優だが、
決して眼で演技出来るタイプでほないので、
ラストの磔のシーンでは
彼は既に亡くなっている前提での
妻子との別れに設定して頂いた方が
より自然に感動しただろうと思う等々、
幾つかの描写が気になってしまった。

また、
ローマ帝国、奴隷制度、剣闘士、の
共通点を持つ他の作品との比較の上では、
「ベンハー」のキリスト教、
「グラディエーター」の亡き家族への想い、
それぞれの要素がもたらす重層感に対して、
この作品も2つの軸が交差することによる
展開が何度かあることにはあるが、
展開のリズムの上でのメリハリ感がなく
平板になってしまった印象を受けた。

この作品は、プロデューサー側や
脚本のトランボとの確執もあって、
キューブリックがこの映画を自分の作品とは
認めなかったというのは有名な話だが、
彼の思い通りに演出出来た作品も
是非観てみたかったものだ。

それにしても、捕虜となった囚人たちが、
誰もが「私がスパルタカスだ!」だと
ローマ軍を幻惑させ、スパルタカスが涙する
シーンは感動的だったが、
ひょっとして、実は
スパルタカスなどと言う人物は存在せず、
ローマ帝国の支配に反抗する象徴として
民衆の心意気が創り出した架空の人物
だったのではないかと想像までしたが、
史実はどうだったのだろうか。

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共感した! 1件)
KENZO一級建築士事務所

4.0「奴隷にとって、死は怖くない」

2022年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

カークダグラス、初めてみた。

表情は乏しいが、体つきも顔つきも精悍で、観るものを味方にさせるものがある。

古代ローマ帝国に対抗する奴隷たちの物語。

何が善で何が悪か今の価値観では計れない。

映像も中々迫力があり、映画として楽しめた。

題名も知らなかったが、当時としてはかなりの大作であったであろう。

ある程度史実に基づいてるのだろうが、当時のローマ帝国に組織だって抵抗するのは

それだけで感嘆に値する。

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藤崎敬太