素晴らしき哉、人生!のレビュー・感想・評価
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こういうエンドも、いいね
終盤勢いよく伏線を回収していくのが気持ちいい。
あとは、天使がとぼけたおじさんなのも面白い。笑
ゆっくりと少年時代から紐解いていく時間はちょっと退屈なときもあったけど、ヒューマンドラマとして丁寧だったと思う。
絶望の淵にいるときは、それが人生の全てだくらいに思ってしまうけど、今の時間は人生のほんの一部に過ぎないんだなぁと。
自分の行いが巡り巡って自分に返ってくる、その末のあり得ないくらいのハッピーエンド!
「そうはならんやろ」と思ってしまうくらいのハッピーすぎるエンドだけど、これはこれで、いいね。
さて、終焉を迎えつつある資本主義の次の姿は?勿論、新しい経済理論が必要
主人公が行っていた金融業は、現代の『サブプライムローン』だ。
1930年代の話なので、金融恐慌の真っ只中。
この主人公が生き残れる訳が無い。
さて、最後は正に『クラウドファンディング』。
つまり、この映画の描くところは資本主義の矛盾に翻弄される人生を意味しているのかもしれない。
共感できるのだが、不確かな上に、この家族が『共和党支持者』だと、壁にかけられた『リンカーンの肖像画』から理解できる。
つまり、共和党支持者の資本主義に於ける『経済的バブル』の対処方法と言った所。
この映画は75年前の映画。現代の姿をズバリ言い当てていると感じた。つまり、大団円はあり得ない寓話であるからだ。
さて、終焉を迎えつつある資本主義の次の姿は?勿論、既存の経済理論では無いと思う。
戦後、ジミー・スチュワートの初の映画に疑問?
クリスマスに観た。
この「素晴らしきかな人生」と「ホワイト・クリスマス」はハリウッド・クラシックの中で人気があるクリスマス映画かもしれない。この監督の映画はこの映画を含めて数本観ているが、どれもレビューを書いたことがない。もう一度、観て書いてみる。
或る夜の出来事 It Happened One Night (1934)
オペラハット Mr. Deeds Goes to Town (1936)
失はれた地平線 Lost Horizon (1937)
我が家の楽園 You Can't Take It with You (1938)
スミス都へ行く Mr. Smith Goes to Washington (1939)
私はこの「素晴らしきかな人生」を何度か観ているのであらすじ的なコメントは控える。他の方のコメントの方がマトを得ているし、ずうっといい。私の興味を持ったのは主演ジミー・スチュワートである。彼は戦前戦後とも有名な米国俳優でクラーク・ゲーブル。カーク・ダグラスなどと並んで人気を博した。
1940 年の制作の「桃色の店」をみた後、1946年の「素晴らしきかな人生」を観た。両方とも主役はジミー・スチュワートである。この6年の間は、第2次世界大戦がある。彼は軍のパイロットでもあるからこの間、戦争に参加していると思う。1940年に3本映画をとって、その後、戦争でパイロットそして、「素晴らしきかな人生」を撮影しているようだ。もっとジミーについて読んでみないとわからないが、プリンストンを卒業した優秀な戦闘機のパイロットだということは知っている。
私の疑問はなぜ、ジミーの表情が全く別人のようになったのかということだ。彼の初期の表情や「桃色の店」の映画では彼の目つきはちょっとライアン・ゴスリングのような優しい目をしている。しかし、「素晴らしきかな人生」では、大声を張り上げるシーンばかりではなく妻や子供や人に対して、微笑みかける笑いがとても険しくなっている。これに私は驚いてしまった。6年おいて撮影した同じ主演の映画をみているから、こう感じたのかもしれない。戦中爆弾を落としたり、狙撃して人を殺したり、町を破壊したり、連合・枢軸国の悲惨さを経験しているんだから、俳優に戻っても、心の傷は簡単に癒せないだろう。
後で、もっと調べて付け足したい。
タイトル通り!だと気付けば幸せに!!
2012年10月第三回午前十時の映画祭にて
どれほど時が立ち、技術が進歩して新しいものができようとも、人の心に残り続けるべきものは残るのだというお手本。
いい人には幸せになってほしいし、努力や苦労は報われてほしいし、そんな風に思える人間でありたい。
素晴らしかった。
味わい深い大人の癒しメルヘン
切羽詰まってお先真っ暗、
ビルの屋上から飛び降りよう、
なんて気持ちになったら、
やりきれない、やってられない、
そんな気持ちになったら、
もう居直ってこの映画を観よう。
やさしく、なんとかなるさ、
周りが暖かく最後の最後は助けてくれる
クリスマスには何もかも救われ、家族、
昔からの友人知人に囲まれハッピーエ
ンドという映画。
所詮、映画は夢の世界、辛い時、辛い映画を観るよりも建設的。幸せが伝染して
幸せになれるかも知れない。
今日も守護天使が見守ってくれている。
まず、娘に「白黒映画観てるなんて映画オタクじゃん」
と言われました。嬉しかった。
世界を冒険したいジョージだけど、
タイミング悪く、行けそうな状況になると町に留まる
理由が出来てしまう。
そして、やがて会社を持ち家族を持ち。
地元から動けなくなる。
この状況は現代の僕らも一緒だと思う。
若い頃に描いた夢は、いつか夢のままになり
こんなはずじゃなかったのに…
と思いながら生活を送っているなんて事はよくある事。
ジョージも仲間や街の人のため愛する妻のために
働くのだけど、
終盤一つのミスで、こんなはずじゃなかった。と
心の中で燻っていたものが出て来て、
自分の人生を終わらせてしまおうと思う。
ここからが素晴らしかった。
一つの失敗で人生どん底だと思っても、
貴方の人生は素晴らしい。
たった一人の人生だけど、
大勢の人生に関わってる事を分からせてくれる。
しかも、それを分からせてくれる、
ジョージのいなかった世界の話は20分あるかないか
じゃないだろうか?
今までの人生が伏線になっているからと言うのも
あるけど、見事でした。
そこからはもうジョージの生き生きした顔を
観てるだけで気持ちが良かったです。
いつの時代にもこう言う映画が
心の支えになってたと言う事がなんだか嬉しい。
元気がなくなったらまた観ようと思います。
リメイクもしてほしいなぁ。
最高のクリスマス映画になりそうだけど。
天網恢々租にして漏らさずな映画。
内容は、主人公ジョージ・ベイリーのクリスマスイブに起こる奇跡の話。舞台は第二次世界大戦後のアメリカ。自分の幸せより他人の幸せを祈り行動するジョージに起こる出来事。 印象的な言葉は『金に取り憑かれて魂まで吸われている』超大国となったアメリカの痛烈な資本主義批判は伝えたかったメッセージの一つの様な気がしました。 『お父さんは立派な人だよ』は父との最後の会話で鏡映しに自分に降りかかる魂が救われた一言でとても感慨深い。 『生まれてきて後悔している』誰しもが本当に上手くいかない時、考えが浅い為に思った事があるかもしれない身近に感じる言葉でした。 好きな状況は、自分が居ない世界線を表現したメタバース的な似た様な別の世界です。主人公の家で絶望的な状況の中クリスマスツリーを飾る時にベツレヘムの星を手にしてる辺り『星に願いを』って感じが上手かった。 ホワイトクリスマスはアメリカにとっても特別でカラーで見れれば白と赤が映えるだろうな。当時はマイホームも夢の代名詞。夢を応援する仕事に従事し皆んなの幸せの為に行動して来た主人公が最後には皆んなに夢や幸せを応援してもらう立場になるなんて観ていてこっち迄嬉しくなりました。最後の問題解決部分は分かっていても感動を呼ぶ素晴らしい作品でした。
タイトル通り、まさに、素晴らしかな、人生!
一言「人生楽ありゃ、苦もあるさ〜」
ぶっちゃけいうと、2時間10分程の尺で。
前半1時間ちょっとは「主人公・ジョージの浮き沈み人生、全部見せます」。
なので、上がったり下がったり大変だけど。さほど言うほどではなあ・・・。
と思った自分に喝!。
冒頭に神様と天使の会話が入ってて。
やっと終盤、その「羽がまだない、2級守護天使」が、ジョージの前に登場。
ここからが面白かった。
ここまでの「全部見せます」が、ひっくり返っていく場面。
「一人の人生は、大勢の人生に影響を与える」。
それであんなにクドイ(失礼)シーンが多かったのね・・・。
人を見送るばかりで、ずっと地元にとどまった主人公。
なんだかちょっと、自分にも重なったりして。
クリスマスじゃなくてもいい、ちょっと落ち込んだ時に。
元気になれる作品でした。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「乾杯!この町で最も、豊かな人に」
長い前振りから最後40分で感動!
SF的始まり方で主人公の人生を幼少期から振り返っていきます。
白黒映画の時代でこんな斬新な始まり方はなかなかありませんよね。なんとなくアナログっぽさを感じるところもちょっと笑えるシーンです笑
開始から90分くらいはただ主人公の人生振り返るだけなので、感情が揺さぶられたり素敵な場面はたくさんありますが、特に劇的なアクション・サスペンスなどはありません。
ですが!最後の40分!!ここから駆け足でお話が進みます!!プーさんみたいなおじさん天使が出てきてからが面白いので!!!長い間映画を見られない人が開始1時間とかで観るのを諦めてしまうとめちゃくちゃ勿体無いので、、頑張って耐えてほしいです。
他のレビューを読んでも、
後の映画作品に影響を与えたとされる作品みたいですね。
私が思いつくものでも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか、主人公の人生を振り返りつつ応援したくなるところは「フォレスト・ガンプ」にも通じてるのかなと思いました。実際の話は何にも知らないんですが笑
なんとなく繋がりを感じられるのも面白いですよね。
白黒でも気にならないぐらい時代背景や世界観に没入できるので、是非周りの人にもおすすめしたい作品でした!
誰もが一度は考える事
イヴの夜に2度目の鑑賞
生きていれば、こんなこともある‼️生きてさえいれば‼️❓
DVDゲットシリーズ110円。クリスマスまで待てなかった。 ずっと...
ユーモアと優しさに溢れた心温まる映画。人生の素晴らしさと人の繋がり...
いつの時代も一緒。
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常に自分が犠牲になり、家族や自分の会社、貧しい人を助けてきたジョージがクリスマスの日に自殺しようとするのを止めるため、翼のない天使がジョージを助ける話。
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真面目に人のことを思い堅実に働いて生きている人が割を食うのはいつの時代も一緒。自由に自分のやりたい事をフリーで仕事をすること幸せとも言えるような今の時代は、より普通に会社で働いて生きてる(もはやこの価値観自体が古いのかも?)人がツラい人生を送ってるみたいにされる。
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でもどんな人でも自分が生きてる意味があって、天使が自分がいない世界を見せてくれるのは面白い。自分はその一瞬誰かのヒーローだったんだということが1つでもあればその人の人生は勝ち組。胸を張って生きていこう。
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ただこの天使、出てくるの後半の30分ぐらいで、もっと最初から主人公と出会ってくれないと最後のお前は親友だろって言うのが全くしっくり来ない(笑)
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ジョージに自分がいなかった世界を見せながら過去の回想をしていくっていう構成のが面白かったんじゃないかな。まぁ充分面白かったけど。
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