素晴らしき哉、人生!のレビュー・感想・評価
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今日も守護天使が見守ってくれている。
まず、娘に「白黒映画観てるなんて映画オタクじゃん」
と言われました。嬉しかった。
世界を冒険したいジョージだけど、
タイミング悪く、行けそうな状況になると町に留まる
理由が出来てしまう。
そして、やがて会社を持ち家族を持ち。
地元から動けなくなる。
この状況は現代の僕らも一緒だと思う。
若い頃に描いた夢は、いつか夢のままになり
こんなはずじゃなかったのに…
と思いながら生活を送っているなんて事はよくある事。
ジョージも仲間や街の人のため愛する妻のために
働くのだけど、
終盤一つのミスで、こんなはずじゃなかった。と
心の中で燻っていたものが出て来て、
自分の人生を終わらせてしまおうと思う。
ここからが素晴らしかった。
一つの失敗で人生どん底だと思っても、
貴方の人生は素晴らしい。
たった一人の人生だけど、
大勢の人生に関わってる事を分からせてくれる。
しかも、それを分からせてくれる、
ジョージのいなかった世界の話は20分あるかないか
じゃないだろうか?
今までの人生が伏線になっているからと言うのも
あるけど、見事でした。
そこからはもうジョージの生き生きした顔を
観てるだけで気持ちが良かったです。
いつの時代にもこう言う映画が
心の支えになってたと言う事がなんだか嬉しい。
元気がなくなったらまた観ようと思います。
リメイクもしてほしいなぁ。
最高のクリスマス映画になりそうだけど。
天網恢々租にして漏らさずな映画。
内容は、主人公ジョージ・ベイリーのクリスマスイブに起こる奇跡の話。舞台は第二次世界大戦後のアメリカ。自分の幸せより他人の幸せを祈り行動するジョージに起こる出来事。 印象的な言葉は『金に取り憑かれて魂まで吸われている』超大国となったアメリカの痛烈な資本主義批判は伝えたかったメッセージの一つの様な気がしました。 『お父さんは立派な人だよ』は父との最後の会話で鏡映しに自分に降りかかる魂が救われた一言でとても感慨深い。 『生まれてきて後悔している』誰しもが本当に上手くいかない時、考えが浅い為に思った事があるかもしれない身近に感じる言葉でした。 好きな状況は、自分が居ない世界線を表現したメタバース的な似た様な別の世界です。主人公の家で絶望的な状況の中クリスマスツリーを飾る時にベツレヘムの星を手にしてる辺り『星に願いを』って感じが上手かった。 ホワイトクリスマスはアメリカにとっても特別でカラーで見れれば白と赤が映えるだろうな。当時はマイホームも夢の代名詞。夢を応援する仕事に従事し皆んなの幸せの為に行動して来た主人公が最後には皆んなに夢や幸せを応援してもらう立場になるなんて観ていてこっち迄嬉しくなりました。最後の問題解決部分は分かっていても感動を呼ぶ素晴らしい作品でした。
タイトル通り、まさに、素晴らしかな、人生!
いやあ、50半ばの男ですが、泣いてしまった。
人生は逃げてはいけない、立ち向かわねければいけない。
あなたの存在が、誰かの幸せにつながっている。
ラストシーンがいいね。皆が満面の笑顔でお金をバンバンジョージに寄付する。
金なんかより大切なものがある、と痛切に感じさせる。
それこそが、生きるエネルギーになるのだ。
最後の最後、大きな鐘が鳴る。
劇中、二級天使が翼をもらえる合図が、ベルが鳴ることだった。
あの大きな鐘が、ガンガン鳴るところに、人々への応援歌に感じた。
娘にも観せよう。
一言「人生楽ありゃ、苦もあるさ〜」
ぶっちゃけいうと、2時間10分程の尺で。
前半1時間ちょっとは「主人公・ジョージの浮き沈み人生、全部見せます」。
なので、上がったり下がったり大変だけど。さほど言うほどではなあ・・・。
と思った自分に喝!。
冒頭に神様と天使の会話が入ってて。
やっと終盤、その「羽がまだない、2級守護天使」が、ジョージの前に登場。
ここからが面白かった。
ここまでの「全部見せます」が、ひっくり返っていく場面。
「一人の人生は、大勢の人生に影響を与える」。
それであんなにクドイ(失礼)シーンが多かったのね・・・。
人を見送るばかりで、ずっと地元にとどまった主人公。
なんだかちょっと、自分にも重なったりして。
クリスマスじゃなくてもいい、ちょっと落ち込んだ時に。
元気になれる作品でした。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「乾杯!この町で最も、豊かな人に」
長い前振りから最後40分で感動!
SF的始まり方で主人公の人生を幼少期から振り返っていきます。
白黒映画の時代でこんな斬新な始まり方はなかなかありませんよね。なんとなくアナログっぽさを感じるところもちょっと笑えるシーンです笑
開始から90分くらいはただ主人公の人生振り返るだけなので、感情が揺さぶられたり素敵な場面はたくさんありますが、特に劇的なアクション・サスペンスなどはありません。
ですが!最後の40分!!ここから駆け足でお話が進みます!!プーさんみたいなおじさん天使が出てきてからが面白いので!!!長い間映画を見られない人が開始1時間とかで観るのを諦めてしまうとめちゃくちゃ勿体無いので、、頑張って耐えてほしいです。
他のレビューを読んでも、
後の映画作品に影響を与えたとされる作品みたいですね。
私が思いつくものでも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか、主人公の人生を振り返りつつ応援したくなるところは「フォレスト・ガンプ」にも通じてるのかなと思いました。実際の話は何にも知らないんですが笑
なんとなく繋がりを感じられるのも面白いですよね。
白黒でも気にならないぐらい時代背景や世界観に没入できるので、是非周りの人にもおすすめしたい作品でした!
誰もが一度は考える事
クリスマス映画の定番と言われている作品。
29歳で初鑑賞しました。
自分が歩んで来た道のりは正しかったのか。
人生は選択の連続なので常に後悔はつきまとう。
時代に関係なく誰もが一度は考えてしまう事なんじゃないかなと思う。
普遍的なテーマを軽やかなタッチで描いていてとても観やすい作品でした。
モノクロが苦手でしたが、演技が活き活きしてるので色を超越して伝わってくるものがありました。
素晴らしい映画。
イヴの夜に2度目の鑑賞
自分がいない人生を体感して今が1番幸せなことに気付く。
上見ても下見てもキリないが、自分が生きてることによって救われる人もいる。
人に好かれる人生っていいな~
と思える映画。
自分から命を落とす人もいるけど、その前にその人たちに観てほしい。
生きていれば、こんなこともある‼️生きてさえいれば‼️❓
この映画に心底感動するには、私は生きすぎました。
いろんな人に騙されて、殺されかけました。
でも、こんなことを夢想しないと、生きてはいけませんよね。
苦しくても悲しくても、生き抜く、それが、この映画の真髄なんでしょうね。
生きてさえいれば、人に優しくしていれば、こんな結末があるかもしれない。
それで良いんですよね。
生きてさえいれば、是非。
DVDゲットシリーズ110円。クリスマスまで待てなかった。 ずっと...
DVDゲットシリーズ110円。クリスマスまで待てなかった。
ずっと見たかった名作。噂に違わぬものだった。
皆の願いを聞き入れ派遣される2級天使。主人公がどんな人生を送ってきたか、見せ方が素晴らしい。奥さんドナ・リードも最高。途中は本当に素敵な恋愛映画にもなっている。
叔父さん、何してんねん。ポッター、しびれる悪党っぷり(笑)
ようやく登場2級天使。余計に混乱してまんがな、なるほどそれで2級なのか(笑)
たとえ少々うまくいかないことがあったとしても、それも含めて、素晴らしき哉、人生。ほっこりあたたかい気持ちになることうけあい。
死ぬまでに必ず見なければならない作品認定です。
ユーモアと優しさに溢れた心温まる映画。人生の素晴らしさと人の繋がり...
ユーモアと優しさに溢れた心温まる映画。人生の素晴らしさと人の繋がりの大切さ、古き良き時代のアメリカの良心が伝わってきた。後半はファンタジー、クリスマスの定番映画と言われているので次はクリスマスイブにもう一度楽しみたい。
泣いた
うそとか、裏切りとか。本当の人生は。
だけど、この映画をみんなが良いっていうことは、本当はみんな、こんなことが素敵だって思ってるんだよね。
そう思う時、自分の人生、救われる。信じて生きていきたい。
いつの時代も一緒。
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常に自分が犠牲になり、家族や自分の会社、貧しい人を助けてきたジョージがクリスマスの日に自殺しようとするのを止めるため、翼のない天使がジョージを助ける話。
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真面目に人のことを思い堅実に働いて生きている人が割を食うのはいつの時代も一緒。自由に自分のやりたい事をフリーで仕事をすること幸せとも言えるような今の時代は、より普通に会社で働いて生きてる(もはやこの価値観自体が古いのかも?)人がツラい人生を送ってるみたいにされる。
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でもどんな人でも自分が生きてる意味があって、天使が自分がいない世界を見せてくれるのは面白い。自分はその一瞬誰かのヒーローだったんだということが1つでもあればその人の人生は勝ち組。胸を張って生きていこう。
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ただこの天使、出てくるの後半の30分ぐらいで、もっと最初から主人公と出会ってくれないと最後のお前は親友だろって言うのが全くしっくり来ない(笑)
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ジョージに自分がいなかった世界を見せながら過去の回想をしていくっていう構成のが面白かったんじゃないかな。まぁ充分面白かったけど。
けっこう後半に出てきます
悪い人じゃないけど、助けなきゃいけないそんな善き人という感じでもない・・・という違和感は最期そういうことかと。いろいろ失敗もあるし、迷惑もかけるけど no one is failure who has friends なんですね。
古典的名作・・・ということになっている・・
私の周りには映画ファンがたくさんおり、この映画を見てる人も多いです。そしてよく話題になるのはこの映画は名作なのか名作というほどは面白くないのかというテーマです。 私はどちらかと言うと名作というほどではないが、いい映画だと考えています。
この映画の中で私が忘れられない部分があります。それは銀行がやろうとしていることです。アメリカの町の名前とかストリートの名前に銀行の名前がついてることがあるそうで、アメリカってのは銀行が作ったんだなぁということをこの映画で感じました。また同じようなエピソードが「真昼の決闘」の中にも出てきます。銀行の目指すまちづくりが気に入らなくて街の中で葛藤が起こるという話でしたね、あれは。それから有名なワイアットアープも「愛しのクレメンタイン」の後、実際には銀行と争いを起こして敗れ去り町を去っていたという話も聞いたことがあります。そういった意味でアメリカの歴史を学ぶのに良い機会をこの映画で得ました。そんな厳しい現実が描かれているところ、そしてそれが ファンタジーによって優しく解決されているところなんかがこの映画を名作と言わせる要因なのでしょう。
文句無し!
星5つ。「物より人」「金より友人」と真正面から正々堂々と言えた良き時代のアメリカ映画の最高傑作。自分という存在が無かったら世界はどう変わるか。バックトゥーザフューチャーの元ネタ。何度観ても涙が出て勇気が出る完璧なエンディング。
すべての映画ファンに絶対のオススメ!
「物質的充実か精神的充実か」 資本主義社会において、この問いは...
「物質的充実か精神的充実か」
資本主義社会において、この問いは普遍的なものであるということを、70年以上前の作品を見て改めて感じた。
この作品の主人公ジョージは人生の様々な場面でこの選択を強いられる。そして選ぶのは後者であった。プロポーズのとき、ジョージが放つセリフが胸に突き刺さる。
「聞いてくれ。プラスチック(ジョージは友人が経営するプラスチック関係の工場で働くことを誘われていた。その工場は後年栄えることになる)も地位も興味はない。結婚したいとも思わなかった。だが自分に正直に生きる。だから君を…。」
作品はジョージが自殺しようとも考えた程のピンチを、ジョージにお世話なった人たちの手助けによって切り抜けるところで幕を閉じる。彼が理想としていた富や名声を手に入れることは出来なかったが、「それでも人生は素晴らしい!」と彼の笑顔から浮かんできそうであった。
素晴らしき哉、人生!
この作品は当たり前のことは当たり前ではないことを教えてくれました。
助け合える友人がいること、そして心が落ち着く居場所があることである。
彼はどんな困難が襲っても前を向く勇気と誰かのために生きるという信念でそれを払い退けてきた。
しかし、さすがの彼でもどうしようもならい状況に押し潰されてしまった。
そこで天使が彼の”存在”というものの大きさを教えたのである。
たしかに彼は彼1人の存在でこの街すべてを変えてしまうような大物である。しかし、それはだれでも同じなのだ。
だれでも1人1人が力を持っているのだ。
それが目に見えるのは難しいかもしれない。
けれど、社会とはミクロの眼でみれば沢山の人が関わっている。周りにあるどんなものでもそうだ。コタツだってその上のみかん、新聞紙、その下のネコだって人というものが少なからず関与しているのだ。
そしてそれは悲しいことに私達はいつも忘れていることが多い。いただきます、ごちそうさま、ごめんなさい、ありがとうなどの当たり前の言葉も忘れてしまっていることが多い。
そして、この映画の表現した友人や家族がいることの素晴らしさもである。いまある幸せを噛みしめようと思うことができた。
DVD持っています、それくらい好き
作品検索、あいまい検索出来たらいいのに、なかなか出てこなかったりする。
さて映画について
あまりにも心洗われるようないい映画なので、DVD買いました。時々観ています。特に子供さんに観て欲しい。家族で。こんな人生送れたらいいですね!
全59件中、21~40件目を表示