ソウ3のレビュー・感想・評価
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こじつけが無理やり
ジョンの頭の手術のシーンはむちゃくちゃグロいが、他は大した事がない。描写自体はそこまでだが、コンベアで流れてくる冷凍ブタ粉砕のシーンは若干笑える。
リンを誘拐「癒しが必要だ」→は?
実はアマンダのテスト「多分クリアできない」→いやそこ繋げるの無理やりすぎだよ…。
2作目のラストに布石を見事に回収してみせたオチの作り方にハマったのか、3作目でもそれをやろうとしたんだけどそうじゃないでしょ感。
ジョンはリンに対して意味不明な敬意を払っていたくせに、アマンダのこれもまた無理やり設定っぽい嫉妬によりリン死亡。
ジグソウはミスを犯さない完璧な殺人鬼であり、ゲームに忠実でフェア。クレイジーではあるがジョン自身は紳士的、という折角の丁寧なキャラクター設定が3作目にしてほぼ崩壊したと思う。
いやえげつないわ!!!
間違いなのだから、これでいい。
最初は違和感があった。
少しグロ過ぎないか?残虐すぎないか?少し違わないか?
しかし話が進み、結末を迎えると納得できた。
アマンダはジグソウにはなりきれなかったのだ。
それが”ジグソウ”ではなく”アマンダ”であるための違和感だった。
ただ、今作は前作まで以上にグロい。
最後のまとめ方など中盤以降の話の進め方は嫌いではない。
前半のえげつなさに引いてしまうとそれまでだが…
これで「Game Over」にしてほしかった
舌先だけの刺激にもそれなりの仕込みはある
2006年アメリカ映画。107分。というわけで、人気シリーズ第三弾の本作を観ました。相変わらずジグゾーはこりずに色々やってます。しかも、そんな彼に崇拝者が現れるのだから、さらにえらいことになってきています。
本作は、凄惨な描写がさらにグレードアップされていたように思います。なにもそんなとこまで見せなくてもいいでしょうと、わたくしなんかは思ってしまいました。ただ、ストーリー性が全二作よりもすこし深みが増していたようには思いました。
末期ガンに冒されたジグゾーは、やはり覚悟が他の映画の殺人犯よりも座っていて、本作ではまさしく自分の身を挺してまでして新たな殺人をプロデュースしています。
それでも、やはりどこか嘘くさい。嘘くさいというのは、つまり彼のような境遇に置かれたから、ああいった残酷な犯行にうつるという心理的因果関係にいまひとつ説得力がないのです。とどのつまりは、この人はカリスマっぽくしているが、根本はかなり浅薄な人なのではと思ってしまいました。それとも、ジグゾー役をミスキャスティングしているからなのかもしれません。
それを考えると「ダークナイト」のヒース・レジャーはほんとすごかった。
あと二作、観ますよ。
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