フォーン・ブースのレビュー・感想・評価
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「鳴るとつい電話を取ってしまう、そうだろ?」
設定が面白いですよねえ~! 公開当事、映画館に観に行くのにとてもワクワクしていたのを覚えています(^-^) 電話ボックスを見る度ににいまだにこの映画を思い出します(笑) どんな人に目をつけられてるかわからないのは今の世の中もそうですね、怖いもんです・・
小品でも発想の勝利
発想の良さが、簡潔な脚本にまとめられた81分の上映時間。低予算でもアイデア次第で面白い映画が出来る模範の様な作品。誰もが持っている自己矛盾を日常の中から拾い上げ、ニューヨークに住むひとりの男に暴露させる宗教的な色合いも感じられる。コリン・ファレルがだらしない男をそのまま演じているような錯覚をさせるほどに嵌っていて、真実味を高める。
アイデア賞というより努力賞
主人公が電話ボックスに入るまでのシーンがとても凝っていて、まぁ見ていてよくわからないわけだが…そこのところが扱いがうまかったせいで、こちらの頭はかなり混乱させられたよな気がする。つまりこいつは誰なのかとか何をやってるやつなのかとかいうことを一所懸命考えさせられたせいで。見てる人が冷静になっちゃう、この映画を持たないので、どうやって主人公のこんなに巻き込むかというところが大事なのですが、映画のスタートの部分からその辺がよくできていたと思います。また、ボックスに入ってからの長い長い時間をあの手この手で埋めていくシナリオライターの努力は大変だったんじゃないだろうか。私も1人の作家だから作家目線でいますと普通このアイデアが浮かんでも1時間は持つとは思わないので書き始める前に諦めます0だからこの作家は諦めずによく頑張ったなという印象です。低予算映画というと、ネタは大体似てきてしまうのですが、この映画は独創的で参りました。
私はミステリファンなので、真ん中あたりからこれは何かのおとり作戦で犯人たちは他のことやってんじゃないかと思いましたが違いましたね。もしかしたらシナリオライターはそのつもりで書き始めだけども、別の犯罪が裏になくても映画として持つことがわかって.このようにまとめたのかもしれません。まぁお酒を飲みながらみると楽しい映画だと思います。
おうち-155
ずっとジャック・バウアーは吹替で楽しんでたので知らなかった、キーファーさんの声の魅力。
危険な色気だだもれのコリン兄さんに目は釘付け、
さらにお耳の恋人(?)ジャック・バウアー!ならば吹替にチェーンジ!したら、スネークだったぁ(笑)これもこれでいいのですが。
キーファーさんの声が今回、「くそーーーぅ」的なジャックボイスではなく、ソフトボイスで相手を翻弄してるスマートな語り口が良すぎたので、結局は字幕で見ました。
声の演技、素晴らしい。
最近のコリン兄さんは年齢を重ねた魅力が出てきましたが(今でも色気だだもれですけど。『ビガイルド』然り)、この頃のコリンさんの危なっかしい色気はなんなの。
この頃、多分、色気だけで出来てる(そんなはずはない)。
そしてコリンさんの代名詞(?)、下がり眉がいいですね。
『ダンボ』のような役柄では人情味が出るし、こういったサスペンスものでは困り眉発動。
制作費はそこまでかかってなさそうだし、短時間ですが、ずっと緊迫感が持続するし、豪華すぎるキャスト&監督、掘り出し物でした。
公衆電話。私ですら、確か小学校で公衆電話の使い方の授業で使った以来、使ったことない。
そんな忘れ去られた存在(当時はまだ少し存在感あったのかな)に、閉じ込められる兄さん。
公衆電話の中に入ってしまえばスナイパーは狙いやすいし、電話を切ってはいけないのに次の客は来るし、でも街ゆく人は公衆電話の中の人のことなんて気に留めない(今は逆に、使う人いんねやーってなりますけどね)。
こんなサスペンス向きな存在だったとは。
誰でも他人には話したくない部分ってありますからね。そこを突いてくる嫌らしさが憎い。
ラストもいい。こんなラストのをたまに見たくなるもん。
惜しい!何かが足りない
電話ボックスという今では化石級に見ない場所、でも恐らくは誰もが知ってる場所での誰が何の為に行っているか解らない脅し。場所も変わらずこれだけ面白いシチュエーションなのに何かが物足りないと思ってしまった。
その物足りなさは恐らく犯人が主人公をターゲットにした理由がそれ程の物では無い事、ターゲットにされた主人公大した悪人でも無い。
かといって主人公も良い人間ではなく、そこそこのクズなので感情移入出来ない、応援する気にもならない。
単なるサイコパスの犯罪に巻き込まれる恐怖と言えばまぁ面白いけど、犯人の動機がへっ?!となる程度の説明しか台詞に無い
からイマイチ動機が伝わって来ない。
まあ、でも最後迄は知りたいしスリルは有るから観ていてアッと言う間ではあった。
何だか惜しい!
撮影最短記録とも言える本作品。ハイコストパフォーマンス賞を差し上げたいです。
電話BOX周辺のみの撮影現場だけでもこれだけの映画が作れるんだ、という驚きと感動が生まれました。
後半はステュの妻への愛情が感じられたし、レイミー刑事との思いつきの暗号のやりとり、これは物語に夢中にさせる要素ですね。 これだけの設定でラブストーリー、サイコ・サスペンスを盛り込めるとは。。。やはり脚本の力だなぁ~
懲らしめてやる的なサイコパスに狙われるスリラー。いろいろ上手いアイ...
懲らしめてやる的なサイコパスに狙われるスリラー。いろいろ上手いアイデアもの。犯人は姿現すがなんで狙ってきたのかは不明。おもしろい。
DVD108円ゲットシリーズ。底知れぬ恐怖。電話ボックスに閉じ込め...
DVD108円ゲットシリーズ。底知れぬ恐怖。電話ボックスに閉じ込められた男の話。
警告!
この映画、DVDのジャケットを詳しく見てはいけません。そう、出演者を詳しく調べてはいけません。即、犯人がわかってしまいます。主演コリン・ファレル、それだけにしておきましょう。
私も最初にDVDジャケットで気づき見る気が失せました。しかし今日は見終わるまでそのことをすっかり忘れていて、おかげで楽しく鑑賞することができました。痴呆の思わぬ効用(笑)
傑作です。何のために犯人がこんなことをするのか、背景が全くわかりません。そこが言い知れぬ恐怖。そしてその恐怖は増幅されつつエンディングを迎えるのです。この恐怖の余韻をぜひ貴方も。
シチュエーションは良い
電話ボックスがメインなので、
シーンは9割電話ボックスのみ。
それで一本の映画になるのは、すごいと思いました。
ただ犯人の目的がよくわからないし、
懲らしめたかっただけにしては、大袈裟すぎなのではと思うし、もっと裏があっても良かったのではないかと感じました。
面白かった
主人公がずっと電話ボックスから出られないっていうのが新しい(笑)
若い頃のコリン・ファレルが役はヘタレな感じなのにかっこよかったです。
結局犯人も誰だかわからなかったし、主人公はめちゃくちゃ悪いことしてる訳じゃないのに、知らない人からターゲットにされるっていうのが怖いと思いました。
まあまあ
単調な割にはおもろいけど、このアプリの左下の論評の最後にあるようにツッコミ所は多いけどね。
これぞ最高の演出!!
2008/07/14 鑑賞
数年前に一度観て、今回は二度目だったにも関わらず、とにかく「すごい」の一言に尽きた作品だった。
観ている最中にも何度「すごい」と思わされたことか。。
この最高のサスペンスを生み出した脚本は20年間寝かし続けられており、書き始めてからは一週間で書き上げたらしい。
また、驚くことに撮影はなんとたった10日間!
確かに、常に電話ボックスが舞台となっているわけだから他の映画に比べると移動や準備に時間がかからないのは分かるが、10日間はいくらなんでも映画の規模ではない。
だけど、そこはしっかりした脚本があり、制作手順があったからこそここまで立派な作品になったんだと思う。
一気に撮影を行うことで俳優陣の集中力も途切れることなく、終始同じ緊張感を保ち続けることができ、あの名演技に繋がったんだとも思います。
とにかく「これ以上はない」と思わされる作品なので、是非とも観てほしい映画の一つです。
2008/07/14
なんで評価高めなのか??
Yahoo!で評価高かったから観たけど、緊張感がない。
電話ボックスでわーわー騒いでるだけで動きもない。
応援したくなる部分もなく淡々しすぎてと長く感じる。
ただハラハラドキドキしたい人は観るといいと思います
いつも同じ時間に同じ電話BOXを使う嘘で身を固めたステュー
曲がった道徳心を持つ見ず知らずの男に目をつけられ
狭い電話BOX内で脅迫される
「電話を切ったら殺す」
胸には赤いレーザーポイントがあり,どこからか常に監視されている
見えない犯人からの恐怖がステューを襲う
この映画はたった10日で撮られたそうです
確かに舞台は電話BOX内だから移動する必要もないし
なにより上映時間が80分と短い
ただストーリー性が全くありません
ただハラハラドキドキしたい人は観るといいと思います
Phone boothの何が凄いって
Phone boothの何が凄いって90分10日間で撮り終えたところ。あとあんな大物があんな形で登場するところ。Colin Farrellの怪演も素晴らしい。リメイクもあれば全然観るし、自分がColin演ずるStu役をやってみたい
傑作!
電話ボックスだけで緊迫感抜群のスリル・サスペンスを作ってしまうのが凄い!
崖っぷちだからこその人間ドラマも面白い!
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