フォーン・ブースのレビュー・感想・評価
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これぞ最高の演出!!
2008/07/14 鑑賞
数年前に一度観て、今回は二度目だったにも関わらず、とにかく「すごい」の一言に尽きた作品だった。
観ている最中にも何度「すごい」と思わされたことか。。
この最高のサスペンスを生み出した脚本は20年間寝かし続けられており、書き始めてからは一週間で書き上げたらしい。
また、驚くことに撮影はなんとたった10日間!
確かに、常に電話ボックスが舞台となっているわけだから他の映画に比べると移動や準備に時間がかからないのは分かるが、10日間はいくらなんでも映画の規模ではない。
だけど、そこはしっかりした脚本があり、制作手順があったからこそここまで立派な作品になったんだと思う。
一気に撮影を行うことで俳優陣の集中力も途切れることなく、終始同じ緊張感を保ち続けることができ、あの名演技に繋がったんだとも思います。
とにかく「これ以上はない」と思わされる作品なので、是非とも観てほしい映画の一つです。
2008/07/14
なんで評価高めなのか??
Yahoo!で評価高かったから観たけど、緊張感がない。
電話ボックスでわーわー騒いでるだけで動きもない。
応援したくなる部分もなく淡々しすぎてと長く感じる。
ただハラハラドキドキしたい人は観るといいと思います
いつも同じ時間に同じ電話BOXを使う嘘で身を固めたステュー
曲がった道徳心を持つ見ず知らずの男に目をつけられ
狭い電話BOX内で脅迫される
「電話を切ったら殺す」
胸には赤いレーザーポイントがあり,どこからか常に監視されている
見えない犯人からの恐怖がステューを襲う
この映画はたった10日で撮られたそうです
確かに舞台は電話BOX内だから移動する必要もないし
なにより上映時間が80分と短い
ただストーリー性が全くありません
ただハラハラドキドキしたい人は観るといいと思います
Phone boothの何が凄いって
Phone boothの何が凄いって90分10日間で撮り終えたところ。あとあんな大物があんな形で登場するところ。Colin Farrellの怪演も素晴らしい。リメイクもあれば全然観るし、自分がColin演ずるStu役をやってみたい
公衆電話なってたら出てしまうかも
内容はシチュエーションのみ。普通なら夫婦愛とか警官との友情とか、そういうシーンを加えてストーリー性を高めるのがハリウッドのはずだが、本作はシチュエーション以外は何も入ってない。なので尺も短いし、犯人の正体も目的も不明なまま。
そういう意味で派手さもないし感動も少ないけど、面白かった。
ぷるるる映画
犯人が誰なのか全く分からず、ハラハラ。
かなり早めの段階で、警察や野次馬の群衆に囲まれての、あーだこーだのやり取りで、こっからどう打開していくのかと、ワクワク。
結局のところ、犯人に特異した動機みたいなものはなくて、この主人公のみならず全員にも当てはめられるような終わり方だった。
あのアバスレ女うるさかったわー。
敵は犯人だけじゃない
電話の男と売女と警察と。こんな敵だらけの状況、見ていてハラハラだしもどかしい。その緊迫感がスチュの演技で痛いほど伝わってきました。
電話ボックスを中心に巻き起こる事件。スチュの表情の豊かさに驚きでした。すごい演技だ。全体的に見ていてちょうどいいハラハラ具合。時間も短めだし、面白いけどそんなに神経擦り減らすこともないのでちょっとした時に観れる映画。
けど警察突入時の描写にもう少し緊迫感あればよかったかなーというところと、結局犯人の動機や接点が分からずじまいなところと、犯人に繋がる何の伏線もなかった(と私は思った)ところが残念だったので星3.5!!
ちなみに私は…スチュが解放されてケリーとキスするシーンで号泣しました。ケリーの一貫してスチュを想うところにグッと来たのか、どうした私。笑
大半の人は全く泣かなかったかと思います。笑
舞台をきっかけに見ました。
NEWSの小山慶一郎さんがこの作品を原作とした舞台化されており、舞台を見学したのをきっかけに作品の存在を知りました。舞台同様、臨場感もありドキドキしながら見ました。時々、見たくなる作品です。
途中で止めるのは難しい
面白いですが、すぐに忘れそうです。
元より密室劇は好きで、『あり得るかも知れない状況に、自分ならどうする』と、疑似体験出来る事に醍醐味を覚えます。
この作品も、限られた空間で織り成す緊張感が上手く表現されており、没頭出来ました。
コリン・ファレルのダメっぷりも良く、憎まれ役の二枚目という難しいところを見事に演じており、先の見えない展開に釘付けでした。
しかし、改めて振り返ると、どう面白かったのか説明しづらいです。
考えてみたら、この作品、私達に現実味の無い話なんですよね。
今の日本において、電話ボックスに幽閉されて、スナイパーに狙われる状況って…まず考えられないです。
だから、この話が遠い絵空事に感じてしまい、劇中の野次馬達と同じ目線で見ていた様な気がします。
『見ている時はハラハラするけど、所詮は他人事、時間の経過と供に忘れてしまう』
まさしくこんな気分です。
その気分を敢えて狙って、現代人の無関心や無責任を揶揄しているとすれば、テクニカルな作りかと思いますが…
どうなんでしょう。
鑑賞者の受け取り方一つですかね。
それでも、約90分楽しませてくれる事には変わりないです。
人だかりがあったら、覗かずにはいられない方にオススメです。
主人公の妻に感動
夫が自分を裏切ったことや実は格好ばかりでしょうもない人間であることなどを告白しても、妻は一瞬たりとも揺らぐことなく、最後まで夫を見捨てなかった。夫は、この妻に比べれば自分がなんと小さい男であるかを思い知ったであろう。(ほんと、最高の妻だ。)
しかし、一見なさそうで、でもリアルにあり得そうなこの脅迫手法は斬新であった。
物語は無茶苦茶だけど緊迫感のある演出で見せる
総合:60点
ストーリー: 45
キャスト: 65
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 70
かなり物語は無茶苦茶で非現実的。犯人の目的も理由も何一つわからない。ただの悪戯か精神錯乱しているのか。主人公はけっして褒められるような人間ではないし世間一般から見ればくず野郎かもしれないが、他にも彼よりずっと悪いやつが星の数くらいいる。彼ほど根っからの嘘つきではないにしても、普通は人間は悪い行いの一つくらいはするし、嘘の一つもつくものだ。こんなことをする犯人のほうが余程性質が悪い。そもそもこんな危険冒してまでする犯罪ではないだろうし、うまくいくはずもないだろうと思える。主人公は悪事を告白させられるが、人を殺す極悪な犯人の背景はわからない。この本当にくずな犯人のことがほったらかしなのはおおいに不満が残る。
それでも同時進行で動いていく脅迫と死への緊迫感がある。自分の人生の間違いを振り返ることにもなるし、犯人との交渉をして命の危険の中で事件を解決しようと全力をつくすし、さらには自分の命よりも他人を助けようとすることを選んだ。その意味で飽きさせずに一気に物語が進んでいく演出は面白い。
個室での攻防
電話主が体力がいるだとか言ってたから、てっきり電話を求めての攻防かと思いきや終始電話ボックス内でのやり取り。
孤立した中でどんな仕掛けが有るのかと期待した。
撮影を10日で終わらせたらしいがそうは思わせない仕上がり。意外にもアクションがあって飽きさせないしハラハラさせてくれる。
電話主の声の渋さが更に状況を掻き立てる。
コリン・ファレルの演技も素晴らしいと感じた。劇中の喜怒哀楽の表現が上手くて見入ってしまう。
泣きの演技とか好きだな(微笑)
最後はバッドエンドに期待したが…どちらともとれない中途半端なEDも悪くない。
鳴ると取ってしまうんだな~。
パブリシスト(宣伝マン)になったコリンファレルが、ある公衆電話に出たことがきっかけで、ストーリーが進んでいく。
とくに驚くような展開が有るわけではないが、犯人との心理戦が面白い。
身の回りに嫌いな宣伝マンがいたのかな~
因果応報、悪い事していたら、自分に戻ってくるということですね!
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