パプリカのレビュー・感想・評価
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ずっと気になってた作品
ふと時間が空いたので鑑賞
いやー、、、食らったっていう感覚が1番かな。
なんか、ワールドを浴びた感覚。
平沢進の音楽が良かった。
ただ、自分の中にしっかり咀嚼できて落とし込めたのかは分からん。
なんか、感じた作品だった。
夢に入り込む感覚
どんどん設定にハマっていき、世界観に浸かれる作品
折り重なる映像の中で夢が表現される。自分の夢もこんなもので誰から観ても夢というのはこんなに秩序のないものなんだなと思うことができた。
ストーリーの中で疑問に思うことがちりばめられているが解決されていく。それは少々観る側の考える力に委ねられている所もあるがそれが心地いい。
もともとノーラン監督のインセプションが大好きで、パプリカに似ているところがあると聞いて観た。両作品の夢への捉え方がよく似ているためパプリカの設定にもすんなり入れた。
またリンクするシーンも多くあり、エレベータを使用するシーンの使い方はハッとした。
ストーリー展開も飽きがないため、1時間半でよくまとめられた作品だと感じた。
アニメならでは
夢で心を映し出す
話題作らしいので観てみよう。でも内容を全く知らない。予習の為に予告編を見たらめちゃめちゃ怖そう。観るのを辞めようか…でも夢と現実が交錯する内容がとても気になり、夜眠れなくなるのを覚悟で観る事に。
ジブリや細田監督のアニメしか知らない自分にとっては色々と衝撃的でした。
まず、絵が怖い。人の顔や人形等、とにかくリアル過ぎて怖い。これまで観てきたアニメの温かさや爽やかさはどこにも無くて、毒々しくて不気味でした。でも知らぬ間にその世界にのめり込んでいました。
人の恐怖や欲望、深層心理を映し出す夢。そこで精神分析行い、心のケアをするパプリカ。彼女の患者(?)である刑事も過去にトラウマを抱えており、治療によって徐々に自分を取り戻そうとしていた。しかし、治療機器のDCミニが何者かに悪用され・・・
人の夢に入り込む。誰かの夢と誰かの夢が重なり合う。現実の世界に夢が侵入してくる。どこまでが夢でどこからが現実なのか。境界線がわからなくなってくる感覚が楽しくも感じました。
今晩の夢にはあのパレードがなだれ込んできそうです。
これは夢か現実か…
ずっと気にはなっていて、なかなか鑑賞出来ず仕舞いでしたがこの度地上...
雰囲気だより
脚本が良くなかったですね。能勢がおらず、粉川と同一人物?になっていたり、氷室が既に発狂したところから始まったり、無理やり詰め込んだ結果、溢れたりねじ曲がってしまった「パプリカ」ではない作品になってしまったようです。終盤の乾との戦いのシーンは安っぽいヒーロー物を見ているような気分でした。最後の結婚報告も敦子と時田の関係が全然描写されてないなら入れなくてよかったんじゃないかと思いました。演出や作画、曲に頼りすぎでスカスカな割にぐちゃぐちゃ、そんな作品でした。
アニメはあまり観ないけれど、映画の世界で鬼才と言われるリンチやキュ...
今敏のちまちま感
黄泉比良坂を故障させたい
何気なくみた動画で「黄泉比良坂故障の影響で…」という奇妙なフレーズが心にひっかかってしまったのでレンタルで借りてみた。
頭悪いので最初見たときは奇妙さ奇天烈さの連続に戸惑うばかりだったが、ネタバレ感想等を書いているブログをいくつか検索して読んでから見直してみると、とても楽しい。夢と現実の境目がぶっ壊れる様は、まさに『黄泉比良坂故障』
原作と監督が声をあててるバーテン2人、何気にアクロバティックに活躍する。「しないさせない暴走は!」って、こんな暴走作品を作っておいて何の冗談か(笑)
監督さん若くして亡くなられてこれが遺作だそうで、社長さんに何とか才能だけでもおいていってくれないかと言われる程だったそうで、ホントに黄泉比良坂を壊してあの世から戻ってこれたらいいのにね。
夢の映像は美しい
ナイトメア
晴れた空に種をまかないタイプのパプリカ
どっちかっていうと晴れた空に狂気とカオスをばらまいてそう。
多分旧エヴァとかが好きな方は好きなんじゃないかな。私は王道の銃と爆発のドンパチが好きなただの馬鹿なのでこれを見て「わー芸術的!ステキ!抱いて!」とはなりませんでした。ごめんよお勧めしてくれた友人。
まずキャラクターにそこまで感情移入できなかったんですよね。いきなり平沢進のパレードが流れ出します。キャラクターを魅せるための起承転結の起の部分が圧倒的に短い。でもそれを見て考えたのかノーランの「インセプション」はなっかなか夢の中に侵入しませんでしたからね。どっちがいいのかは僕には分かりません。
他には大筋は簡単なのになかなか物語についていくのはムツカシイですね。でもラストの伏線回収は良かったです。あのシーンは最高でした。
良かったところを挙げるとまずは作画ですよね。ぬるぬる動きます。
後はキャラクターデザイン。悪夢描写は記憶に残ります。ケータイJKが個人的に好きです。
絶対に好き嫌いが分かれる映画だと思います。はまる人はめちゃくちゃにはまると思うのでぜひ一度ご覧ください。個人的には人にはなかなか進めづらい一本でした。
夢を見続けるものは己の陰に似るという
人形や電化製品がまるで百鬼夜行のごとく練り歩くパレードのような悪夢
ああいう現実では描けないような場面を描けるのがアニメの強みだなと思う
難解なところはあるけれど、悩みを抱えた刑事が自分の過去や気持ちに向き合う、そう考えるとシンプルに受け入れられる映画なのではないか。
自分がやりたかった映画の道に進めなかった、友達を失った、ということに負い目を感じていたが最期は、失った友達に励まされしっかり前を向いて生きるように見えた
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