オールド・ボーイ(2003)のレビュー・感想・評価
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題名や宣伝写真のイメージとは全く異なる内容です
金槌を振り上げたボサボサ頭の宣伝写真から、てっきり狂人のバイオレンスな話かと思っていたが、、、全然違った!
「正しい質問は“なぜ監禁したのか?“じゃない。“なぜ解放したのか?”だ。」
・・・ なるほど。
宣伝写真で損してるよこれ。
みなさんも先入観もたずにぜひ一見すべし。
※
「私の男」のレビューでこの映画の題名がでていたので、「“私の男”ってそんなにバイオレンスやったかなあ」と思っていたが、、、。
こういうつながりだったのね。
世界進出したパク・チャヌクの変態性が最大限に配合された韓国時代の代表作
世界的に活躍するパク・チャヌク監督のいわゆる「復讐3部作」第2弾。2004年のカンヌ映画祭では、最注目のウォン・カーウァイ監督、木村拓哉出演の「2046」、コーエン兄弟やクストリッツアなどの強豪を押さえグランプリを獲得したが、審査委員長を務めたタランティーノをして「出来ればパルム・ドールを」と言わしめた傑作。
日本の同名漫画が原作だが、監禁された理由が大きく変更され、人間関係と暴力・性描写が追加されるなど、ドロドロ具合はもはや別物。米版リメークはスパイク・リー監督、ジョシュ・ブローリン主演で、この韓国版をトレースした内容になっている。
イ・ビョンホン主演「純愛中毒」の賛否を始め、近親者(「純愛…」は義姉)の恋愛は韓国では特に絶対的タブーとされており、それを正面から描いた本作の衝撃は当時も今も計り知れない。
大胆に原作を翻案、要所でCGを使い、変態的な世界観を極めた、監督前期の集大成である。
いろいろな映画のいいとこの詰め合わせ?
某映画評論家の高評価から、ほぼ予備知識ゼロで鑑賞しました。
鑑賞後、気になって原作とほか3作品の制作年を調べました。
オールド・ボーイ原作 1996年〜1998年
セブン 1995年
ショーシャンクの空に 1994年
エンゼルハート 1987年
……う〜ん、ちょっと残念かも。
あと、強いて言えば、本当にうらむべきは、主人公なのかな。違う気がしてしまいます。
また、主人公はあれだけの立ち回りをするのであれば、もっと体が締まっていたほうが。
でも、若くてきれいな女優さんの2人のおっぱいが見られラッキーだったので★4つです。
大筋は面白いはずなのだが…
そこに至るまでの設定の荒さ、意味不明から来る退屈さがなかなか苦痛。原作は読んでないけどボクシングが強くなった設定とかいる?廊下の格闘シーンとかまじで意味不明で冗長だったし、衝撃的とされる暴力シーンもなんかもっと説得力のある状況の作り方とかできなかったのかと思う。なんなら暴力シーンで「精神的に」怖く強くなった描写で良かったんじゃないの?
ラストの謎解きの展開は眠気を吹き飛ばしてくれるほど面白かっただけに全体的に面白かった印象からは程遠くて残念。
個人的にはリメイク版の方が好み。
僕の場合まず米国版のリメイクを観て、その後このオリジナルを観た訳だが、いずれにせよ土屋ガロンという漫画家はこの映画を見なければ一生知らなかっただろう。米国のリメイクと比べると韓国版はきつい(グロい)シーンが多く、戦闘シーンは迫力に欠ける。少数意見かもしれない、そして観た順番から来ている部分もあるかもしれないが、僕は米国版の方が面白かった。
復讐のために15年間、監禁された男
バイオレンスと純愛とエロスが迸る映画だった。
堪能しました。
韓国映画はあまり好きではないと常々思っていました。
でも誤解かも。良いものは本当にイイ。
パク・チャヌク監督の最新作「別れる決心」
とてもとても好きでした。
破滅するほど愛し抜く、愛を相手に刻む為なら、
死んでしまう。
「愛の執着と達成」
それが決して幸福と結びつかない映画でした。
「オールドボーイ」
今回、3度目だと思うのですが、見方がガラリと変わりました。
実は15年監禁されたオ・デス(チェ・ミンスク)より、愛しすぎた男は
監禁した男イ・ウジン(ユ・ジテ)の方でした。
だいたいにオ・デスは15年間も監禁された理由を
全く覚えていないのです。
監禁した男イ・ウジンは高校の同級生。
姉のイ・スアがダムから落ちて自殺したこと。
その原因を作ったのがオ・デスだから、
監禁したのです。
この映画がユニークなのは、監禁場所が刑務所ではなく、
監禁ビジネスのマンションなのです。
(そんな設定ありますか?)
男の《姉への愛》もちょっと異常な執着で度を越しています。
殺戮シーン。
アクションシーンはジョン・ウィックも真っ青。
復讐の鬼と化したオ・デスのバイオレンスも傷だらけの野獣
・・・ラストの○○をハサミで切り取るシーン。
ブレーキとか一切掛かりません。
日本人なら節度とか格好つけるとかしますけど、
韓国映画は行くところまで行きます。
理性のブレーキが効かないところも魅力です。
でもこの「オールドボーイ」
ジェッコースターに加速・噴射を繰り返して、
行き着く先・・・
なんとハッピーエンドなのです。
後味良かったです。
口は災い元とはまさに…
冒頭酔っ払いオヤジが警察署内で暴れてて、なんならちょっと可愛げのある顔したオヤジがまさかのこのパッケージの斧持ってるオヤジと同一人物⁇!!まずこれで一本取られた気分です!
前半はまあそれなり可もなく不可もなし、あれ⁇なんでこれ高評価なんだろうと気を抜いてたら、謎解きがじわじわと分かってきた辺りからもう心臓バクバク、恐ろしい復讐でした、あんなやり方ある意味天才奇才!!
監禁ビジネスって実際ありそうな…。
あの強烈なデスの謝罪シーン、あんな行動までしたのに失笑するウジンの顔が私の身体全身に鳥肌立ててくれました…
バッドエンディングの神のような作品
散々監禁されて自由になって理由を探すというミステリーなんですが犯人が完全勝利する上に勝利する手口のエグさがミストのオチやセブンのオチに匹敵するくらいヤバくて最後に事実を主人公に突きつけるシーンはあまりにも衝撃的過ぎてうわーってマジで劇場で声出してしまいましたよ!
しかもそのあとはある意味ハッピーエンドと言う無茶苦茶な終わり方で これ以降韓国映画にどハマりして母なる証明とか殺人の追憶とか親切なクムジャさんとか見まくる事になって韓国パイセンパネエとなった次第です。
お前は誰だ!?なぜ俺を15年監禁した!?
原題
올드 보이
英題
Old Boy
感想
日本源流、韓国発。世界がひれ伏す実力ー2004カンヌ映画祭グランプリ!!
パク・チャヌク監督復讐三部作の第2作。
すべての想像を超える、ノンストップ・ヴァイオレンス・アクション!
チェ・ミンシクの哀愁漂う熱演が素晴らしいです。
強烈な展開とラストの衝撃的な事実に驚愕しました。
歯を抜く、舌を切るといった痛々しい描写ありです。
物語は15年監禁した奴を探すオ・デスと謎の男イ・ウジンの復讐合戦でした。
紫の箱の中の真実に鳥肌が立ちました。
復讐の末、イ・ウジンは自殺し、オ・デスは舌を切り催眠術で記憶を封印することに…。
ミドの愛してる、抱き合うオ・デスの切ない表情は忘れられないです…。
※俺たちはすべてを知った上で愛し合ったが、お前たちはどうだ?
※私は獣にも劣る人間ですが、生きる権利はあるんじゃありませんか?
やっぱ名作だよね、がっちり観ないと駄目な映画
高校生ぶりに鑑賞、非常に難解と他の方もおっしゃるとおり結構難解。ゆったり脳みそ動かしてたら、ダーメなやつです。
最初は割とコメディタッチな逆も入ってクスッと笑ってしまうようなシーンもあり観れますが、途中から痛すぎて疲れてきます。
場面がたくさんかわり映像を観ていて飽きないですし、OPもEDも素敵でした。とても痛いシーンがたくさん続き、途中までは人に薦めよう!映像もとにかく謎とけもさすが名作なだけおもろいな〜って、ボケーっと考えながら見ていましたが、舌切るシーンはちょっと気分が落ち着かなくなりタバコを吸いに行きました笑
個人的にパク・チャヌク監督展開は初期作品が好きなので、ズブズブに初期感満載で楽しめました。
殺人の追憶に親切なクムジャさんもすげえ胸糞ですからね、また数年後に観ようかなって思いました。
韓国映画のパワー
一言で言えば
観る人を選ぶと思う。
一緒に観た人は「理由が弱い」と斬ったし
私は「逆にあんな理由であそこまで行動を起こす異常さと、執着の愛が怖い」
と思った。
スタイリッシュな画面とは裏腹に
見終わった後も腹にずしんと重いものが残る。
嫌いな題材だが凄い映画だった。
忘れられない。
ラストシーンの美しさと、底知れない愛に伴う恐ろしさ。
見終わった後に、原作の漫画も読んだ。
映画は色々変更が加えてあることも分かった。
それがいちいち恐ろしいまでに効いている。
心から、韓国映画のパワーは凄いと
感じた一本だった。
痛いシーンが苦手な人にはちと辛い。
【非常に難解だが、良く見ればすべてが分かる作品構成に唸らされる作品。パク・チャヌク監督の剛腕が炸裂した哀しきバイオレンス&復讐映画でもある。】
■平凡な人生を送っていたオ・デス(チェ・ミンシク)は、誘拐されて理由も分からず15年間も監禁されたが、突如解放される。
若い女性・ミド(カン・ヘジョン)の助力を得た彼は、監禁した相手の正体解明に奔走。 すると2人の前に謎の男・ウジン(ユ・ジテ)が現れ、互いの命を賭けた「ゲーム」を提案する。
◆感想
・パク・チャヌク監督作品なので、近作「別れる決心」を面白く鑑賞したが、今作も相当に入り組んだ作品であろうと思いながら鑑賞。
で、その通りであった。
・今作は”身に覚えがない監禁生活を送った”オ・デスの復習譚の様に展開するが、実はウジンの復習譚である事が、明かになる後半の展開が面白い。
<今作は、入り組んだストーリー展開に翻弄されつつも、哀しき復習譚が炸裂する作品である。>
監禁ビジネス
依頼を受けて人を監禁することをビジネスにするなんて、すごい発想。
訳もわからず連れてこられて15年も監禁されたら、どうかなっちゃいそう😭いきなり解放されてもそれはそれでどうしていいやら。
この映画の怖いところは監禁はもちろん、その理由や、監禁後の復讐方法が怖い。
監禁された側が復讐しようとしたけれど、結局は過去の自分の発言等が恨みを買い、同じ状況に追い込まれる復讐をされるなんて、口は災いの元だな。
アメリカのリメイク版も観てみたい。
バイオレンスな映像とショッキングなストーリー
バイオレンスなのは察しがついていたけど、ストーリーもなかなかパンチが効いていた。
映像も黒と赤と白を基調としていて、映画の雰囲気と上手い調和がとれていた。
チェミンシク氏の濃い演技もこの映画のキャラクターにピッタリ。
また観たい映画です。
うわあ、またキツいネタ放り込んできて
2003年劇場公開時鑑賞。原作未読。
知らずに観たので、もうびっくりですよ。パク・チャヌクを覚えたというか覚えさせられたというか刻み込まれた。バイオレンス物かと油断してた。鈍器でぶん殴るのかなあって油断してた。
精神的には鈍器でぶん殴られる以上の大ダメージだった。
あれれ!?
わざわざ立川まで行って4K観たけど、途中寝落ち💤
初めて観た時はぶっ飛んだし、やっぱりネタは日本でも韓国映画スゴいと思った………のに
こんなつまらなく思って…
記憶の中に留めて置けば、⭐4.5だったのにーーー
2度観なくてもって、映画っことですね(^^;
美化したままが良いこともあります
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