きみに読む物語のレビュー・感想・評価
全236件中、61~80件目を表示
愛こそ全て‼️❓なんだろうね❓‼️
愛が有れば、道徳や倫理や金もクソ喰らえなんでしょうね。
そんな人生が、心の底から羨ましい。
でも、道徳や倫理は大事です。
恋愛で無くても、何かを愛すること、損得抜きで、素晴らしい。
関係ないけど、大谷翔平を見てて、そう思います。
ここで描かれる愛は、素晴らしいけど、美しくは無い、誰かを犠牲にしてるから。
でもね、そんな人生が羨ましい、限りなく。
人間だから、そう、みんな人間だから。
それが人生なんですね、良くわかりました。
きみに読む物語
タイトル回収に鳥肌が止まりませんでした
語りと同時進行に進むこの映画は、ラストに語りと過去の映像の切り替わりがいいタイミングで泣かせに来てます、ずるいです。
ただ、主人公のノア視点で感情移入して見てみると、どうも辛く寂しく、いくら最後結ばれたとしても素直に心から喜べませんでした。でもきっとノアはそれでも嬉しく、最後の最後まで彼女を愛し続け、幸せとなりました。うーんノアの愛の深さは素晴らしい、こんな一途な男性になりたいと思いました。
純愛
泣いた
一目惚れからはじまる恋。
その愛は永遠に続く。
しかし、どこか寂しくもある描き方。
純愛物語だが、現実を突きつけられ常に切ない気持ちで観ていた。
ダンスし、幸せを感じているところで突然自分を忘れてしまった愛する人。
激しく拒絶される。
何とかしようとなだめ、抱きしめようとするが、拒絶。
興奮し、激情する愛する人の姿を見て涙する主人公。
切なすぎて涙なしには観れなかった。
ラスト。
主人公と愛する人は幸せだったのか。
私は最高に幸せだっただろうと思う。
愛することとは何か忘れてしまいかけてる人にぜひ観てもらいたい。
パートナーをより大切に、幸せにしたいと思わせてくれる作品であった。
恋愛ドラマのテンプレ?
少し前の高齢者たちの気概
私は、「タイタニック」と同じく、安定=お金を選ぶか、愛を選ぶかという究極の選択をした女性の物語だと思う。
監督の実の母であるジーナ・ローランズが主役みたいなもの。
見る人を選ぶ作品だと思う。意見は分かれるだろう。人類が全員お金や名誉ではなく「愛」で人生の選択をできるなら世の中から不幸はかなり減るかもしれない。
痴呆症の問題、介護施設のことがベースにあり、第二次世界大戦を挟んだ前後二つの時代、さらにその50年後の三つの時代が描かれる。
全く大作ぽくないはないが、6、70年間を描いているという点で大作である。
そばにいてくれるだけでいい by フランク永井
アリー(レイチェル・マクアダムス)は高校の夏休みに家族と別荘に来ているお嬢様。ノア・カルフーン(ライアン・ゴズリング)は地元の材木商で働く青年。若者たちとバカンスを楽しむアリーを街中で見かけたノアは猛アタックを仕掛ける。デート中のアリーの乗った観覧車に飛び乗り、交際をせまる。軽くいなされると観覧車の車輪の鉄棒に飛び移り、デートしてくれないと手を放すと脅迫する。ゴズリング、顔に似合わない強引さ。幼顔のレイチェルがベーリーキュート。屈託のない笑顔、えくぼが素敵。ふたりは深夜まで遊び呆けるようになっていきます。無邪気にかつ大胆に振る舞うふたりを見守る家族。ひと夏の恋には寛容な感じ。アリーのお父さんは魔法使いサリーちゃんのパパみたい。ノアはウィンザー農園の住人のいない古いお屋敷にアリーを誘い、いつかこの土地を手に入れて、家を改修する夢を話します。アリーは白い家がいいと言う。向かい合って立ったまま、脱いでゆく様はなんか高校生無頼控を思い出してしまいました。帰りが深夜になったアリーにノアは相応しくないと言う両親と言い争うアリー。それを聞いてしまうノアは冷静だが、思いっきり取り乱してしまうアリー。アリーの両親はふたりは早く離して、諦めさせようと予定より一週間繰り上げて次の日の朝、別荘を後にしてしまいます。アリーは材木工場に寄って、ノアの親友フィンに伝言を託す。「ただ一言、愛しているとだけ伝えて」
ノアは一年間365日毎日手紙を出すが、返事はなしのつぶて。アリーの母親がすべて隠してしまっていたのでした。ノアと親友のフィンはアトランタに着いた出稼ぎに出ますが、第二次世界戦争が始まり、ノアとフィンは徴兵され、北アフリカの同じ隊に配属になります。しかし、フィンは戦死してしまいます。アリーはニューヨークの大学に進学し、看護学を専攻します。傷ついた兵隊さんを世話していながらも、ついノアを思い出してしまう。全身ギプス固定なのに、アニーをデート(散歩)に誘う兵隊さんがいます。「治ったらデートしましょう」とアニー。看護婦姿のレイチェルも素敵。その後何年かして、街でアニーに声をかける青年がいます。「治ったよ~」ビシッとスーツを着こなして、高級車に寄りかかって。これがハモンド財閥の御曹司ロン・ハモンド。婚約話がトントン拍子に進む。戦争が終わって、ヨーロッパ戦線から故郷に帰ってきたノア。たった一人のお父さんは家を売って、ノアの復員兵手当とあわせて、あの農場を買おうと言います。ふたりで、古い屋敷を修理しますが、ほどなくして、お父さんは死んでしまいます。ニューヨークに出てきたノアはバスの中から、街を颯爽と歩く着飾ったアリーの姿を見つけてしまいます。アリーが新聞に載ったノアの白い家の記事を見て、ノアを訪ねて行く。
ひとりになったノアは時々戦争未亡人マーサ・ショウと夜をともするような生活。マーサは感じていた。自分の中に他の誰かを見ている。見透かされていたノアは正直に謝ってしまう。それでも、このふたりの関係は思い遣りに満ちていたと思う。マーサはアリーとノアを見て、私もこれからは本気で誰かを愛せそうと言う。切ないね。この場面はなかなか好き。
アリーの母親がアリーを追ってくる。工場で働く初恋の相手のおじさんをアリーに見せる。このおじさんが母親の初恋の人。ノアが出した365通の手紙をおいて、正しい選択をしてと言い残し、車で立ち去る。カヌーボート、無数の白鳥、雷雨の中でのキスシーン。
2日間の合瀬を過ごすことに違和感を感じる人もいるだろう。彼女の行動はただケジメをつけたかっただけだったかもしれないし、揺らいでいた自分がほんとうにわからなかったからかもしれない。ノアは40年後の自分たちを想像して欲しい。君のそばに居たい。と、はっきり言うが、アリーは引き留めるノアを振りほどくように帰ってゆく。しかし、幾日かして、アリーは再び、ノアのもとをボストンバッグを2つ持って訪れる。
さて、語り部のデュークが認知症のアリー・カルフーンに若き日の物語を読んであげる。子供たちはパパ帰って来て。何も思い出さないママにそこまでしなくてもと言うことは、ちゃんとした結婚生活があったに違いない。実の子供にも他人様の振る舞いのアリー。さらに、アリーはアリー・ハミルトンからアリー・カルフーンになっているので、デュークはノアだと確信。デュークは愛称なのでしょう。ジョン・ウェインだってデュークなんだから。
デュークはほんのいたずらで、「アリーはロンと末長く暮らしました」と話すと、一瞬、違和感を覚えて、それは違うと思い出す。私はアリーで、あなたはノアだとはっきり思い出す。この物語は元々アリー・カルフーン著で、これを読んで聞かせてと遺言のようにしたためたもの。自分で書いて、すっかり忘れているアリー。しかし、その数秒後にはデュークが誰だかわからなくなり、興奮して、鎮静剤を打たれてしまう。その後、デュークは心臓発作にを起こして、救急病院に搬送されてしまう。それをぼんやりと見送るアニー。回復して、施設に戻ってきたノア。アニーに会いに夜中に別の病棟にきたノアを当直の看護師はコーヒーを飲みに階下に行くけど、馬鹿な真似はしないでねと言って、見過ごすのだ。こういうシーンが堪らなく好きだ。翌朝、ふたりは手を繋いで、ともに息絶えていた。「私たち一緒に死ねるかしら・・・・おやすみなさい」・「大丈夫だよ」がアリーとノアの最後の会話となった。
デューク役のジェームズ・ガーナーは実際にこの映画の10年後に心臓発作で帰らぬ人になってしまった。ジーナ・ローランズはまだご健在。
「43年後のアイラブユー」を観賞するにあたり、この映画を見直す必要を感じました次第です。
アメリカは歴史が浅いからか、身分の格式の差はすなわち、お金があるかないかに寄るみたいです。実に分かりやすい。
男って本当に一途な人は一途ですね。女はきれいに忘れてしまうのに。
この映画のあと、ゴズリングとレイチェルは付き合います。すぐに別れるけど。そのすぐ前には完全犯罪クラブで共演したサンドラ・ブロックと付き合っていたゴズリング。ちょっとね~映画とギャップがありますなぁ。しかし、ライアン・ゴズリングはその後も着実に仕事も私生活もステップアップを続けてゆくのでした。お・わ・り
人生における一つの理想
きみに読む物語
なるほどこういう話だったんだね。
予告を見てしまった時点で大体どんな話かの想像がつくけど、基本はベタなラブストーリー。でも年老いてからもずっと続いてる、理想の夫婦像とでもいうべきストーリーがその上にかぶさっているので、下手なストーリーがとても際立って面白さを生み出している。
凄い構成。構成力の勝利という感じ。
でも、人を愛するという部分で、理想とするべき部分だなぁと感じた。
ただ一人の人を生涯愛せたことが自分の誇り。このセリフが刺さるね。
この作品は本当の愛はどれだけすごいのかが分かる物凄くロマンチックで...
この作品は本当の愛はどれだけすごいのかが分かる物凄くロマンチックで切なくて感動的なお話だった。本当に観てよかったと思えた作品だった。
本当に愛したらたとえ途切れたとしても間に何かが入ったとしても本当に愛し合っていたら何年何十年経っても死ぬときになっても愛の力で結ばれているんだなってすごく感動した
まず最初の湖と鳥のあのすっごく綺麗な映像は何かを感じるシーンだった。
ノアのアリーへの一目惚れからお互い本当の愛に変わっていって毎日幸せな日々だったけど喧嘩した次の日にまさかのお別れの言葉すら交わせなく離れ離れになってしまうなんて何が起こるかわからない。365日毎日かかさずノアは手紙を送ってずっと愛していたけど親の手によって数年邪魔をされてアリーは新しい恋人ができてしまったシーンはすごく複雑だったし悲しかった。全てアリーの両親の邪魔によってお互いがすれ違っていた。アリーはもう関係は終わった、愛されていないと諦めていた。ノアはスキになった相手だからどんなことがあっても決して諦めることはなかった。365日手紙を送ったり、アリーと約束した改築も実現させて戻ってくるのを待っていた。ノアの行動力と想いには本当に感動ものだった。再び再開して色々な困難を乗り越えてアリーが荷物持って家に帰ってきたシーンは物凄く感動した。本当の愛の力ってすごいなと思った。そしてこの話を認知症になったアリーに自分たちの過去を思い出してもらうために読み聞けせていたノアの毎日の積み重ねには感動した。毎日病院に通ってアリーに自分たちの話を読み聞かせていたノアは老人になっても本当にアリーを愛してることが伝わってきてすごくよかった。この話を全て読み終わった時アリーが自分たちの話、目の前にいるのはノアって事を思い出した時は嬉しさで溢れた。けどその途端すぐに記憶をなくしてリセットされてしまったアリーは興奮状態に陥ってノアを突き放してしまったシーンでノアが涙していた時はすごく心が痛かった。やっぱりどんだけ他人扱いされて慣れていたとしても急に妻から「誰!近付かないで!」と叫ばれてそれを必死に看護師さん達に押さえつけられる妻を見てしまったら苦しいと思う。
まさか最後のクライマックスでアリーが最後と分かって行ったのか、夜に部屋で問いかけたらなぜかアリーはノアの事わかって「おやすみ」と言って一緒に二人手を握って永遠に眠って逝ったのはすごく涙した。眠る直前アリーの記憶が戻っていたのは神様からの大切な時間だったんだと思った。認知症になって治らないと周りに言われ続けていてもそれでも死ぬ時まで諦めようとしないでずっとそばに居続けたノアは本当に凄いと思う。愛の力なんだなと思った。
もし自分の家族や恋人が認知症になったらて考えたらノアみたいにあんなに行動に移せれないと思った。本当にノアは素敵な人物だった。
そしてレイチェル・マクアダムスさんの演技には圧倒された。
レイチェルさんの涙には全ての感情が見ている人に伝わるような涙でお芝居の迫力が凄かった。それにレイチェルさんの笑顔は印象にすっごく残るような表情だった。
きみに読む物語
恋愛映画といえば!
恋愛映画でおすすめを聞かれたら、
「きみに読む物語」か「アバウトタイム」と自信をもって答えます!
(レイチェルマクアダムス好きというのもありますが!)
歳を重ねてからみると、
本当に愛するってこういうことなんだなあと学べたり、アリー母や婚約者ロンの目線で見れたり・・。
そしてとにかく名言が多い作品です!!
✔︎ノア
やっと再会できたアリーに語りかける言葉は、
いろんな映画の中でもかなり好きな台詞です。
「うまくやるのは難しい。努力が必要だ。
でも俺は努力したい。ずっと君が欲しいから。一緒にいたいから」
育った環境も性格も違う他人同士なのだから、
ただ好きなだけじゃうまく行かないこともたくさんある!
だからこそ、
「それでも頑張りたいんだ!!」
という気持ちが大事なんですね。。
あと、ライアン・ゴズリングのアドリブも入ったこの台詞も好き。
「30年後、40年後、誰といたい?それが奴なら行け!
それが君の望みなら耐えていける。
無難に選ぶな。
人のことは考えるな。俺も奴も両親も忘れろ。
君だよ、問題は。きみはどうしたい?」
出会った頃もノアはアリーの趣味を聞いたとき、
「いや親が、じゃなくて君は何するのが好きなんだ?」みたいなことを言ってましたよね。
いつだってアリー本人の意志を尊重して、
受け入れようとしてくれる・・
こんな愛し方ができるのは本当にかっこいい!
✔︎婚約者ロン
選択肢は3つあるが、すべて君を失ってしまう・・
って、なんともつらすぎて記憶に残ります。
✔︎アリー母
娘の幸せより、家柄重視なのか!
と見ていましたが、
ラストで自分の過去の話を打ち明けながら涙する姿に、後悔とか現実とかこの人もいろんなものを背負いながら娘を想ってるんだなあと、胸がじーんとなりました。
多くの人の選択は
ノスタルジーにどっぷりはまった120分
一途な愛を希求するということの裏側
記憶をなくしている老女とその夫。夫は若き日々の物語を妻に読んで聞かせ、記憶がよみがえってくる。
若いひと夏の初恋の恋仲。戦前の時代、女性は裕福層、男性は一般庶民の肉体労働者で階級の差もあって、別れた間柄。女性は裕福層の男性と婚約するものの、初恋の男性と再会して、初恋の男性と結婚する。
初恋の一途な恋愛を描いた物語。非常に理想的な物語である一方で、現実的に二人の男性の間でこのように揺れ動く女性は少ないのではと思う。ここまでリスクを背負って、一途になれるものだろうかと思う。
アメリカでロングランとなったということは、それだけ一途に思い続けることの価値、すばらしさを希求しているのかな。現実的にはあまりできてないからこそなのかと思ってしまう。
究極の純愛
喧嘩するほど仲が良い
どうしようないほどの愛の物語。
これぞ、愛だ!と言った感じで、美しい映像とともに、2人の長い長いラブストーリーがとても美しく描かれていました。
婚約者は可哀想でしたが…
信号のシーンやボートのシーンはすごく印象的で、何回もキスをしますが、どのキスにも違った魅力がありました。
現代と過去で分けている点もとても良かったです。
過去の2人の話よりも、それを物語として認知症の彼女に読んで思い出させようとする姿の方が、感動できました。
ラストは本当に涙腺が緩みます。
ただ。
期待し過ぎたせいか、もう一インパクト欲しかったです。
王道ラブストーリーは大歓迎ですが、少し平坦すぎるような気がします。
名作でしたが、自分はそこまではハマりませんでした。
全236件中、61~80件目を表示