「人間の限界」ノー・マンズ・ランド Rewind Thatさんの映画レビュー(感想・評価)
人間の限界
個々の人間性と欲望をぶつけ合って発生したイレギュラーな状況。
もしかしたら人間というのはやはり愚かで、こんな状況も解決出来ないような下等な存在なのかもしれないと思った。
「殺戮を目の当たりにして、中立という立場は存在しない。何もしないのは殺戮に参加しているのと同じだ」
物語の中でとても重要なセリフだと感じましたがその崇高さも、このどうしようもない結果にはコメディのように響いてしまいました。
コンパクトでそこまで高尚な内容でなく、かつ濃密な映画でした。
とても面白かったです。
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