猟奇的な彼女のレビュー・感想・評価
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キョヌの彼女になりたい
何度も観てるけど、記録しておこう。
こんな優しさを持った人が側にいたら、自分のことが嫌になりそう 笑
唯一、何で電話番号が変わったのかかが不明。
あえて突き落とすためのストーリーなだけかな。
だって、キョヌだったら絶対に変えないでしょ。
こんな彼女は嫌だわ、と思うけど、ある種の男性からしたら魅力的なんだろうな。
昔、猟奇的な彼女に似てると言われた。
喜んでいいのか?と悩ましかった。 笑
見た目?
暴力的なところ?
とは質問できなかったです 笑
おじさんだって韓流にハマる
TSUTAYAの店員さんに苦情を言ったことがあるのです
「韓流コーナー、ちょっと面積取り過ぎじゃないですか?」って。
レンタルコーナーの床面積の相当の部分を韓流が占めています。おかげでとばっちりを喰らってお目当ての邦画作品は置いてないわ、チェックしていたフランスの新作が準新作になるのを待っていたら、あっという間に撤去されていて見逃すわ。
韓流優先で、棚が足りないのです(怒)
その度に憎々しい韓流エリアを振り返ると、そこにいつも【猟奇的な彼女】のパッケージがあったんです。
店員さん曰く
「ファンが多くてものすごく借り出されてるんですよ」。
あー、やだやだ。
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【運命】
何年も経って、(道路拡張で)TSUTAYAは閉店し、韓流の件も忘れていた頃、会社で同僚のひとりが、おずおずとこんなことを言うのです
「青い海の伝説」がいいから、騙されたと思って借りてみてよ・・」と。
そこまで言うならとレンタルしました。たとえそれが僕の趣味の物でなくても、わざわざ会社の仲間が彼の心の琴線に触れた事柄を明かしてくれたのなら、僕はその思いに応えたい。友人としてそういうスタンスを守りたいと思っているので。
(この原則で今まで他の社員からもオススメの「三丁目の夕日」全巻とか「ムカデ博士」も観た。お金と時間の喪失は計り知れないがこれも友情のかたちだ)。
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【韓流という事件】
で、あたまガーン、やられました。
どこまで韓国のラブストーリーは純情なのよ!
どこまで彼らは素朴なのよ!
そして今どきキスもベッドシーンは一切なしの信じられない清潔さ。
「見た?」
「どこまで見た?」
「良かったよねー」
同僚と僕は感想を言い合うにも、彼と向かい合うだけで泣けてしまって言葉が出てこない始末。
50代と60代のおっさんが手を取って目を赤くしているとか、どんだけ~(笑)
なんと続きもののそのドラマ13巻を、僕は隣街のレンタル店まで通いつめて全巻制覇したのでした。
で、
その「青い海の伝説」のヒロインが、まさかの今作「猟奇的な彼女」のあの子、韓流ラブロマンスのプリンセス、チョン・ジヒョンだったのです。
再会です。
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【古風にして斬新、押しと引きの躍動感】
「猟奇的な彼女」、
原題は“生意気な彼女”というようですね。
うぶで、素朴。
純情でベッドシーン無し。
このセオリーは前作と同じでした。
引き込まれていく各エピソードは、ベタゆえにこちらが照れてしまうほどなんだけど、脚本家はそこでやめてしまわずに、さらに鑑賞者を有り得ない涙と笑いのハッピーエンドの世界まで連れて行ってくれるわけで。
古くさい物語ですよ。でもこれが現代の我々が観ても、どれだけ逆に新鮮で、驚きに満ちた世界かということなのですが、もはや異次元の「未来人」のラブストーリーを見せられている感じなのです。
好きだった彼女のこと、
そして自分の過去の失恋とかも、温かく思い出させてくれる映画です。
タイムカプセルが開いて、若かった頃の自分をいとおしく思い出せる、そんな映画でした。
【”酒癖と口の悪い女性は、美人でも嫌だ!と思ったら”彼女”には悲しい過去があった・・。””彼女”の無茶な要求に健気に応えるキョヌの姿と、作品構成の巧みさが魅力的な作品。】
ー 酒癖と口の悪い”彼女”(チョン・ジヒョン)は、最後まで実名が明かされない・・。何故かなあ?と思いながら観ていたら、成程、そういう事だったのか!と言う、結末。
巧みな作品構成である。ー
◆地下鉄内で酔っ払った”彼女”は、正しい事を言うが、その後の姿が・・。恋人に間違われた人の良いキョヌ(チャ・テヒョン)は、”何で俺が・・”とブツブツ言いながらも、酔いつぶれた”彼女”をホテルにおんぶして連れて行き、介抱するが・・
・映画の前半部分は、”彼女”からの無茶な要求に健気に応えようとするキョヌの姿に同情しながらも、”彼女”のシナリオを実写化したかのような”劇中劇”の個所など、やや違和感を覚えながら、鑑賞。
・だが、後半パートで明かされる”彼女”がキョヌと会った日に酔っ払っていた理由と、前半はとても優しいが、何処か頼りなかったキョヌが、3年の間に成長していく様 ー”彼女と再び会おうと約束した木が、枯れてしまったがキョヌが植え替えていた件など・・。ー が、徐々に心に響いてくる。
そして、”彼女”が何故キョヌに無茶な事ばかり、言っていたのかも・・。
<序盤のキョヌのお母さんの”子供を亡くした叔母さんに会いに行きなさいよ”と言うさり気ないシーンと、ラストの”そういう事だったのか!”という作品構成。
魅力的な”彼女”の酔っ払いながらも”年寄りには席を譲れ!”という正しき言葉をピンクシャツの若者に言ったり、様々な彼女のルール”喫茶店では、コーラではなく珈琲を頼む・・”などの理由が氷解した時に、ヤラレタナア・・、と思った作品である。>
切ない別れの準備
男は学習する生き物なのだ!
物語としては面白いが、キャラに感情移入できない
キョヌはごく普通の気立てのいい大学生。ある日、地下鉄で自分好みの女性に目を止めるがその夜から、彼は生意気で凶暴な“猟奇的な彼女”のその魅力に引き込まれていく。二人の恋の行方は一体どうなるのか・・・?
話のジャンルとしてはコメディで、何も考えずに楽しく観れる作品。最後の伏線回収も非常にきれいで、観た後はすがすがしい気持ちになれる。
コメディとしてもきちんと笑いどころがあり、暴力的過ぎるようにも思うが、まぁ許容範囲内かと。
ただ、キャラクターの気持ちが何故、どのように動いているかの描写がやや少ないのが気にかかる。キョヌがほんとに彼女のことが好きなのか、彼女はキョヌのどこが好きなのか、など。(後半に一応明かされるがピンとこない。)
テンポを重視してるのかエピソード間が繋がってないような、その割に一つのエピソーが長かったりなど、物語としての一貫性にやや欠ける印象。
彼女役は非常にかわいらしく、乱暴でも許されてしまう配役でいいと思います、
韓国エンターテイメントのすごさ
超えてくる圧倒の楽しさ
衝撃を受けた作品に、映画リテラシーを必要とする意義があってほしいと思う。ことがある。思うと言うより願う──かもしれない。
たとえば、衝撃を受けた作品、人生を変えた作品──と冠して紹介する映画が、なんとなく玄人な価値を持っていてほしい、のである。
それが、大ヒット映画とか、ミーハーなアニメとか、アイドルが出てくる商業映画とか、ではなしに、こまっしゃくれた映画通を納得させる、かっこいい非通俗性があってほしい──わけである。
しかし庶民はなかなか、そうはならない。
人生の一本にアベンジャーズがあがったりする。
黒澤明監督の生きものの記録のwikiに、次のような記載がある。
『映画監督の大島渚は鉄棒で頭を殴られたような衝撃を受けたとしており、徳川夢声は、黒澤に対して「この映画を撮ったんだから、君はもういつ死んでもいいよ」と激賞したという。』(wikiより)
生きものの記録を見て感心したが、そう衝撃は受けなかった。ただし、1955年に大島渚監督のような問題意識の高い人が「鉄棒で頭を殴られたような」と形容する映画であることは、理解できる。
理解はできるが、庶民の日常から、そうそう非通俗な価値感が、はぐくまれることはない。そもそも娯楽としての見地を外すことができない。
当時大ヒットした映画。
わたしも大きな衝撃を受けた。
余談だが個人的には「人生を変えた」映画なんてものはない。どちらかといえばエンタメの影響力を棒大に語る人に「ほんとに変えた?」とお尋ねしたいタイプの人間である。
20年を経た今日までに、誰かが指摘しているかどうか、定かではないがこの映画が圧倒的だったのは、そのぐいぐいの演出力にほかならない。
映画館の暗闇ではじまって何分経ったのか確認するような映画ではなかった。おそらく青春映画の概要でぐいぐい引き込まれるテンポと展開を持った映画を見たのは初めてだったように思う。
つまり、猟奇的な彼女は、つねにその強烈なキャラクターの面白さとして語られてしまう──ことに対して、じっさいにこの映画を支えていた真価は演出力にあった。
こんな他愛ない話を122分引っ張り続ける。
わが国で、青春映画の枠組みに、122分をぐいぐい引っ張る映画が存在するだろうか。
キャラクタライズだけでなく、その演出力に違い──圧倒的な違いを感じてしかるべきだと思うが、その気配なしに笑い泣かせる、徹底して庶民を指向した本物の娯楽映画だった。
名シーンだらけ。
学生服に着替えて成人証を見せながら居酒屋に入る。で、やーやーたんべとか言って、テヒョンがたばこ吸ったことないんだよねえ、停学になっちゃうだろとか言って、人生勉強だろとか言って、あんた出世するよとか言う。そのあとクラブへ行って狂ったように踊りまくる。いま見てもああ楽しい。初見のときもすでにいい年だったんだが、なんど真似したくなったかわからない。
面白かった
ようやく最後まで観られた
すっと観られない消化に悪い映画で、過去に何度か鑑賞したものの途中までしか観ていなかったのを今回ようやく最後まで観られた。テンポはいまいちだけど、ストーリーは面白い。
かなり現実離れしたキャラ設定で、韓国でかつチョン・ジヒョンじゃなければハマらなかっただろう。実際、韓国のドラマ版や日本のドラマ版はしっくりこない。
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