シン・レッド・ライン

劇場公開日:

解説・あらすじ

太平洋戦争中の1942年、アメリカ陸軍の部隊がガナルカナル島へ上陸。兵士たちは日本軍と激しい戦闘を続ける一方、複雑な思いを抱えていた。手柄を焦る司令官トール中佐、彼に反発するスタロス大尉、志願して斥候隊に加わるウィット二等兵、勇敢なウェルシュ軍曹、戦地で知った妻の心変わりに困惑するベル二等兵。そんな彼らは大自然の中で繰り広げられる戦闘の果てに何を見たのか? 戦場の狂気、そして名もない兵士たちの苦悩を、20年ぶりに監督復帰したテレンス・マリックが描く。

1998年製作/171分/アメリカ
原題または英題:The Thin Red Line
配給:松竹富士
劇場公開日:1999年4月10日

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映画レビュー

4.0第二次世界大戦 ガタルカナル島での米兵の群像劇

2025年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

結果的には、第二次世界大戦 ガタルカナル島での米兵の群像劇で、少し生死に対する哲学がテイストされていました

兵士、士官達が悩み苦しみ罵倒され仲間が死んでいく中、それでもどうにかしていく、そんな映画です
また戦闘シーンはさすがテレンス・マリック監督、とてもリアルで迫力があり心に訴えてくるものはありました
なお、日本兵へのヘイトは感じませんでした

ただ戦闘シーン以外どれもなんとなく伝わるものはあるのですが、薄味で主人公はだれか、なにを主張したいのか、反戦なのかリアリティなのか、よくわかりません

あの悲惨な餓島が舞台なのに、身なりは割と綺麗で虫も一回追い払えば清潔にご飯を食べているし、毎晩の夜襲に苦しむこともなく、そのあたりのリアリティは感じませんでした

2時間半の映画です、それでも自分は最後まで見れました(予定の都合上1時間は翌日でしたが)
この戦争映画に興味がある方は見る勝ちはあると思います、戦闘シーン以外は薄味ですが

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最近見た映画中心 たくと ☪ そしてヴァナ・ディールへ

4.5『天国の日々』を見る前の予習と復習を兼ねて・・・

2025年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

驚く

GW中に4K版『天国の日々』を見に行く計画を立てているため、その予習の意味で20年前に一度見たことがある『シン・レッド・ライン』を見ました。

初めて見たときはまだ20代後半だったと思いますが、「一流の役者がこれだけ揃っているのに、長くて退屈な映画だなぁ、でも、、、凄い映画なんだろうな・・・」という印象に留まっていました。

[いつかまた挑戦してみたい映画作品リスト]に塩漬けしたまま20数年の時を経て、再度この作品に触れてみました。※約170分なので長いです・・・

画面に見入ってしまう美しい映像、極力無駄を省いた少ない台詞、役者の自然な演技、戦場カメラマンのようなカメラワーク、一定のトーンを保って作品を邪魔しない重厚な音楽、どの視点から評価してみても完璧な作品です。

この監督の作品に出演してみたいと思う役者が多い意味が何となく分かる気がします。

また、各々の役柄には(台詞が短いにも関わらず)丁寧に人間性を与えていて感じが良いです。

先日、『ロボット・ドリームス』というアニメ映画を見た時にも同じことを思いましたが、表情や仕草でいくらでも人の気持ちを斟酌できてしまうのでしょうね。

50歳過ぎて、自分なりに酸いも甘いも人生経験を積んできたからこそ、そういった人間の深淵みたいな部分を感じることができたのだと思います。

『天国の日々』も楽しみです。

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梵天丸

4.0【“実存と内省。”今作は、激烈なガダルカナル島での日米の死闘を描きながら、兵士の頭に過る想い、恐怖、生と死、虚無、善と悪を印象的なショット、多数のモノローグを交え描いた異色の戦争映画である。】

2025年3月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

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NOBU

3.0『お前を殺したくない』なんて言わないだろー。

2025年3月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ