ミリオンダラー・ベイビーのレビュー・感想・評価
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サクセスストーリーかと思っていたら哀しみが積み重なっていく胸の痛む...
サクセスストーリーかと思っていたら哀しみが積み重なっていく胸の痛む結末だった。いろいろな意味でそれぞれの純粋さに心打たれた。
自分を守る
友人に勧められ鑑賞しました
単に熱いボクシングの映画ではなく、本当の家族とはパートナーとは、自分だったらどう行動するのか、より深いことについて考えさせられる映画です
間違いなく名作とであると言えます
15年ぶりの再鑑賞 クリント・イーストウッドの映画は年齢を重ねてか...
15年ぶりの再鑑賞
クリント・イーストウッドの映画は年齢を重ねてから観たら更に良さがわかる気がする
クリント・イーストウッド
モーガン・フリーマン
この二人は多くを語らなくても表情、その目だけで十分気持ちが伝わってきます
良質の映画でした
予想外だけども、驚かず
もっと普通にエンタテイメント的なサクセスストーリーかと思いきや、思いっきり重ためな人生訓映画でした。。。
まぁ、イーストウッド作品だもんなー。と、ある種の納得感。
努力しても、正しく生きようとしても、少しずつズレてしまうことで、思ったように生きれないんだなと。
そんな人生なんて遣る瀬無い気持ちになるけど、みんなそのようなことを思いながら、自分のことを許し、肯定しながら生きるのでしょう。
マギーは頑固だから、許せないし肯定出来なかったのでしょう。
アカデミー受賞、主演も務めるイーストウッド監督作品。 女性版「ロッ...
アカデミー受賞、主演も務めるイーストウッド監督作品。
女性版「ロッキー」か、なるほどイーストウッド、そこに目を付けたか!そう思った。実際、ボクシングシーンの完成度も高い。ヒラリー・スワンク、相当練習したんでしょうね。
ところが…超衝撃的だった。何の前情報も入れてなかったので。生きるとは?人間の尊厳とは?重い…重過ぎる。
論争を産み、ボイコット運動まであったようですね。ったく、宗教って奴は。自分でしっかり考えろ!と言いたい。
イーストウッド、ヒラリー、そして脇を固めるモーガン・フリーマンも見事の一言。アカデミー主要賞総ナメも納得です。
人生において大切なのは決断
尊厳死についての議論がなされる映画。
彼女は最後まで戦った。彼女に生きた。彼女にとっての挑戦であり夢がどういう形に転ぼうが彼女は幸せだった。
大事なのは決断できたか。
バッドエンドは好きじゃないが、この映画のあと味はレモンパイを彷彿させるようなサッパリとした味だった。
“モ・クシュラ”
単なるボクシングの映画では無い
人生とは何か?
何を持って生きたといえるのか?
本当のパートナーとは家族とはどのような存在なのか?
本作はそれを突き詰めたものすごい傑作と思います
過剰な演出も演技も音楽も一切ない
しかし観る側をグイグイ牽引していく、無駄が一切なく計算されつくした脚本と台詞
回収されるすぺての伏線見事です
マギー役のヒラリーも、モーガンフリーマンも
もちろんのこと、クリントイーストウッドの抑えに抑えたいぶし銀の演技!
さらにはコメディリリーフのデンジャー役まで、すべての配役が素晴らしく説得力を持っています
カメラもそれら見事に陰影の深みを持って美しい構図で捉えて応えています
アカデミー賞を何部門も獲得するのも当然の事だと思います。
tough ain't enough
ラスト辺りで写る壁の文字
マギーとフランキーの出会いの時の台詞でした
最後にレモンパイの美味しい例のお店が映ります。
曇りガラスの向こうの微かな人影が救いです
成功物語が悲しい結末
女子ボクサーが、あれよあれよと次々とタイトル奪取し、ヒールのルール違反のチャンピオンと対戦。
しかし、優勢に進めるも反則され、いすに首を直撃する倒れ方をし、全身まひになり、生きる希望を無くし、トレーナー(クリント・イースドウッド)は責任を感じ、彼女を楽にしてあげてしまう。
反則ヤローはどうなったんや!ざけんなよ‼️
と思って、悲し気持ちになる。
生きる理由がない
まずイーストウッドとM・フリーマンの老いても尚、渋みが増した演技と存在感に和ませられる。
若くもない女が無謀にもボクシングで貧しい環境から抜け出し這い上がる為のスポ根、成り上がりストーリーと思いきや!?
最低最悪な家族描写にイライラするがオチはスッキリ、ざまあ見ろ!と母親や妹に弟と分かりやすいイーストウッドの演出は「グラン・トリノ」でも。
トレーナーと選手の関係から深い絆が生まれ娘のように思っているのかと?二人には愛情が芽生えていたのだろうなと。
後半からあまりにも悲惨な展開になっていくが過剰に演出せずに淡々と描き終わり方もアッサリして余韻に浸れないショックが!?
衝撃の展開!
ボクシング映画からの~ヒューマンドラマへの急展開。
汚い戦い方をしたから、そうなったのか?
まぁ、そんなコトはどうでも良いか…
介護に関わる仕事をしてると、“死”が身近にある。
少しでも長く生かせようとするのは、良いことなのか、そうでないのか…
人間としての生き方を考えさせられる作品です。
衝撃のストーリーを名優三人が好演。
さらに、イーストウッドの穏やかな音楽も心地良い。
それにしても、あんな酷い家族の中で、よくあんな素直な娘が育ったもんだ…
あまりに悲しくて、再度の鑑賞がまだ出来ません。
一つだけ書けるとしたら、イーストウッドが詩を読む人であること。手紙を書く人であること。そして、アイルランドの色であるグリーンを彼女のガウンに使い、彼の好きな詩の一部から彼女のリングネームを決めたこと。
お父さん!って、小さい声で叫びたくなった。そんな映画です、私にとっては。
セコンドにいるイーストウッドがあまりに素敵で、すぐさま、ボクシングジムに通うようになりました(悲しいのだか、馬鹿なのか…)。でも、人手不足の為、大好きだったそのジムは閉店してしまいました。たった1年半のジム通いでしたが、楽しかった。
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