メン・イン・ブラック2のレビュー・感想・評価
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もう一度、自分を思い出す
『メン・イン・ブラック2』は、前作に続いて観るべき作品として自然と手に取りました。シリーズものには当たり外れもありますが、あの独特の世界観がどのように続編で展開されるのかに興味があり、期待と懐かしさを胸に再び画面の中の「黒服の男たち」と再会しました。
今作で特に印象に残ったのは、記憶を消されて一般人として生きていたKが再びエージェントとして復帰する場面です。公式の手続きに則って記憶を戻すという展開も面白いですが、Kの中に眠っていた感覚や使命感が少しずつ蘇ってくる様子が胸を打ちました。また、Jが成長した姿を見せながらも、Kとのコンビでこそ真の力を発揮するという描写も、シリーズならではの良さを感じさせます。
加えて、エイリアンたちのユニークな造形や、地球の中に存在する異世界的な空間など、視覚的な楽しさも健在でした。ベストセラー原作ならではの設定の奥深さが、ただのコメディに留まらず、世界観に厚みを与えていると感じました。
この映画を通してあらためて感じたのは、「もう一度、自分を思い出す」ことの大切さです。どんなに環境が変わっても、人の本質や使命感は内に眠っているものであり、ふとしたきっかけでそれは再び目覚める。私自身、事業を展開する中で迷いが生じた時、原点に立ち返ることの大切さを痛感してきました。忘れていたものを思い出す力。それを描いたこの映画は、SFというジャンルを超えて心に残る作品でした。
またKとJに会えた😆
50点
続編の2の方がけっこう好き。 引退したKが戻ってきて、地球を救う。...
1、3と比べると、若干凹んでるのが、この2
基本的に好きなシリーズだが1、3と比べると、若干凹んでるのが、この2。
まあ、十分おもしろいけど、MIBしばりが緩んでるところはちょっとひっかかる。世の中から存在を消して活動する、その秘密組織感を1ではっきり提示しているわけだけど、序盤から新入り飛ばしたり、好意があるからって女にピカしなかったり。(展開上必要なのは後でわかるが)Kカムバックはいいけど、奥さん?いるんじゃなかった、また消えるの。とか、MIBしばりゆるゆるなシナリオになっている。ストーリーも正直?だったりするのがこの2。
しかし、そんな目くじら立てて観るような映画でもないことも承知している。だから、楽しんで観ればそれでいい、と思う。
気軽に楽しめる、王道娯楽映画。
前作を踏襲しつつ、内容もCGも確実に進化。
新相棒フランクとのやり取りがとにかく楽しい。
相変わらずエイリアン達はあっさりしているが、
MIBなのでこの緩さが絶妙で堪らない。
エージェントKとJ、そして予想外のM。
伏線も少なめ、裏表も少なめ、
そんな登場人物を素直に楽しめるのが良い。
登場するエイリアン達の憎めない可愛さも○。
サクッと観れる85分。
疲れた日常をJとフランクのやり取りに癒されて。
JとKのコンビ再び
犬がエイリアンに襲われてるシーンが見たくて久しぶりに見返した。
安定してて面白い。地球もどこかの一つのロッカーの中にあるっていう演出も前作と引き続きモットーが見えて嬉しい。
描かれるエイリアンは相変わらず俗物的で親しみが持てるやつらばかり。人外の見た目なのに性根が人と通じてて、メン・イン・ブラックに出てくるエイリアンっていう個性を持ってるように感じる。
今回も世界滅亡がかかってるんだけど、コメディでさくっと見られる良作映画。
シリーズものとして充分に面白い
5年の歳月を経てパワーアップ
エイリアンバグの暴走から5年、エイリアンを取り締まる最高機密機関「MIB」のエースとして活躍をみせるエージェントJは引退したKの後任のエージェントに満足がいかず、記憶消去を繰り返してはパートナーを変えさせる問題行為を繰り返していた。
そんな折に「ザルタの光」を求め、現れたエイリアンのサーリーナにより「MIB」本部が占拠されてしまい、Jはかつて「ザルタの光」に関与し、既に隠居生活をしているKの元を訪れることになる。
前作から5年の歳月を経てパワーアップしたKとJのコンビを描く、「MIB」シリーズ第2作目。
当初続編の予定がなかったそうで、Kの引退という前作の決定的なラストをうまく修正する作りでリスタートした今作(その影響で後任のパートナーだったLが降板してしまったのは残念ではあったが)
伝説的エージェントとして名を馳せたKが田舎町の郵便局長として暮らしている中、半強制的に現場に復帰させ、記憶が戻るまでJがKに現状や「MIB」のことなどを教える展開が前作の2人の立場を正反対にしたような演出でなかなか面白かった。
前作は90年代の特有のCGの質やエイリアンの体液をスライムチックに表現するある種グロテスクな演出が多かったが、今回はセクシーな出で立ち(あくまで2002年の価値観笑)の敵サーリーナがメインの為、ビジュアル的にエイリアンライクな感じが薄いなと感じた。
と思っていたが、蔦植物のような生物がベースのようで本性を現した時の触手のような動きが気味悪いうえに超巨大なイモ虫エイリアンのジェフを吸収するなどやはりこのシリーズのエイリアンって気持ち悪いなと再確認させられた。
またまさかのマイケルジャクソン出演(しかも遺作。。)がなかなかシュールで彼なら本当にエイリアンかもしれないと感じさせる存在感だった(誉め言葉)
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