ギター弾きの恋のレビュー・感想・評価
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ウディ・アレン久々の傑作。主人公はとても共感出来ないキャラクターなのに鑑賞後切なさとやるせなさとか漂う。一級の中編映画文学だろう。ショーン・ペンがこんなに良い役者だと思ったのもはじめて。
①ハリエットに復縁を仄めかした時、ハリエットが結婚して子供もいることを知るシーン、メモを書くハリエットを撮した後は延々とエメットの表情だけを撮していく。この時のショーン・ペンの演技が凄い、舌を巻いた。 ②30年代ファッションを纏ったユマ・サーマンもなかなか魅力的。 ③でも、これって元ネタはフェリーニの『道』だよね。
彼氏にしてやったりの映画
『道』好きな彼氏はこの主人公みたいなヤツで、あー好きそーと思ってたけど、途中からキュートになって主人公が愛しくなってきた。 男の恋心がかなり複雑で面倒くさいのを知った作品。舞台セットとか質感が独特でムーディーなのも好き。
実話だと思ってた・・・汗
全編を通して1930年代のジャズが流れ、心地よかった。酒やドラッグに溺れてしまい早死してしまうミュージシャンは多いが、彼もその1人なのであろう。また、天才的なミュージシャンというのは何故か特異な趣味や性癖があるものだ。彼の場合は汽車を眺めることとねずみ撃ち。 ギタリストを目指していた私もミュージシャン気取りでいたときに、「変だ」と人によく言われていたのでエメット共感できるところがあった(今は普通のおじさんです)。 ミュージシャンの伝記のような映画は何か楽器をやってないとのめり込めないのかなぁ。。と思ってみたりもする。。。
実際に存在した人物かと…
ウディ・アレン監督が好きなので鑑賞したが、とても見やすい映画だった。 主人公のエメット・レイをショーン・ペンが演じ、彼のドキュメンタリー映画っぽくなっているが、エメット・レイは架空の人物であるのを鑑賞後に知った。 そう考えると鑑賞後にじわじわと面白さが伝わってくる。ショーン・ペンの演奏も含め演技は良かったし、サマンサ・モートンの表情だけの演技も良かった。 見ていて心地よい作品だった。
心の音色は
架空のギタリストのドキュメント体で語られる全編ほんのり温かい感じのコメディ。 幸せな人間はいつか幸せである事を忘れてしまうことがある。だから本当に大切な物に気付けなかったり。 この恋は実らない。失ってはじめて得るものがある。解きはなたれた心の音色は儚く美しい。 アホな男のあるある話笑 ハッティ可愛いすぎ!
不器用な男
上から目線の自己中心的なギター弾きのエメット。だけど、本当は不器用で上手く生きられない。結婚しないと豪語してたのに、逆タマ結婚、だけどこれもまたダメ。
言葉が話せないハッティと復縁したいと最後の最後で一途さが出たのがウディ・アレンらしくないどんでん返しで意外でした。
ギター弾きは、ウディ・アレンの分身なのかな?
レコ屋でエメットレイ探そ!
明日はレコ屋でエメット・レイのレコード探そう!とか思って見てた 何も知らないで見るとほんとにエメット・レイがいたのかと思ってまう。ユマ・サーマンとギャングの不倫シーンとかほんとに諸説あったのかと思ってた。からほんと笑える、いい映画 でもそう思うくらい音楽がよかった。ディック・ハイマンがつくり、ハワード・アルデンが演奏したらしい。サントラ欲しいな ショーン・ペンも、サマンサ・モートンも好きになってしまった。そしてユマ・サーマンは惚れ直した。でもやっぱりキルビルは好きになれない
哀れで可笑しいギター弾き
京都シネマで開催している、梅田ガーデンシネマメモリアル企画の第一弾。会員500円の素敵企画!で、ギター弾きの恋を、みて来ました。
ギター弾きの饒舌さがアレンぽさやなーておもいました。そしていきなり喋り始めるアレンをはじめとする現代の評論家やDJやら…
ギター弾きは最後の最後に感情を音楽に込めて悲しみを発露したけれど、時すでに遅し。あーあー、残念でしたー。
結構笑えるところが多くて、一緒にみていたお客様がたも笑っていました。
喋れない女性(名前忘れた)と、ブランチがいいあじだしてた。古めのジャズ、すてきだったー。
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