ロード・オブ・ドッグタウン

劇場公開日:

解説・あらすじ

70年代、わずか3年でスケートボードの世界を一新させ、全米の若者たちが熱狂するカルチャーに変えた伝説のスケボー集団“Z-BOYS”。彼らの若き日々を実話を基に描く青春ドラマ。脚本は、このオリジナル・メンバーで本作にも登場するステイシー・ペラルタ本人が担当。「エレファント」のジョン・ロビンソン、「イノセント・ボーイズ」のエミール・ハーシュ、「Haven」のビクター・ラサックら注目の若手俳優が共演。

2005年製作/107分/アメリカ
原題または英題:Lords of Dogtown
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2005年12月10日

スタッフ・キャスト

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映画評論

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写真提供:アマナイメージズ

映画レビュー

3.5自由の風が吹いた

2025年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

映画ならではのこの自由な感じ、やっぱりいいですね〜。アメリカはやんちゃな若者の軽い遊びからカルチャーが出てきて商売に繋がってなんだか理想的でした。

私が10代の時にスケーターって一部の若者に流行りましたが、それが今やオリンピック競技です。あと、スケボーリンクの原型がプールって、驚きました。あと、ヒース・レジャー!

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ミカ

3.5【1975年、カリフォルニア。現在のスケートボードスタイルのベースになった”オールド・スタイル”の初期を当時の有名選手の若き姿と共に描いた作品。】

2025年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■米西海岸のベニスビーチ周辺、通称・ドッグタウン。
 この街に暮らす3人の少年、トニー・アルヴァ、ステイシー・ペラルタ、ジェイ・アダムズはスケートボードに明け暮れる毎日。
 やがて、彼らの兄貴分でサーフショップ”ゼファー”を経営するスキップ(ヒース・レジャー)の提案により、スケートボードチーム「Z-BOYS」が結成される。

◆感想

・今作を観ていると、今やオリンピック競技にもなったスケートボードの原型が見えて来る。それは、カリフォルニアの富裕な家庭では普通に有ったプールが、渇水のために仕えない際に、そのボールの様な形状を利用して、自由にスケートボードを愉しむ少年たちの姿を見て居れば分かる。

・彼らは、女の子と遊んだり、ハッパを吸ったりヤンチャではあるが、仲間のシドが重病に侵されると知ると、車いすに座った彼をプールに入れて、その周りを滑るのである。

・年代的に70年のカリフォルニアのカルチャーは良くは知らないが、トニー・アルヴァ、ステイシー・ペラルタ、ジェイ・アダムズたちが後年、有名なスケートボードの選手になって行った事や、彼らが夫々の道を歩んで行った事が紹介されるテロップを見ても、貴重な作品であると思う。

<サーフィン波がある時にはサーフィンをやり、波がない時にはスケートボードをやる。1970年代、劇中でも描かれたウレタン製のスケートボードや、ベアリングにも、シールド・ベアリングが使われるようになった事など、この時代が現代のスケートボードの礎になった事は、間違いがないのであろうな。
 喧嘩はするが、明るいトーンや、格好良い曲の数々も良き作品である。>

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NOBU

4.0Z-BOYSの輝く1970年代当時をリアルに再現

2024年4月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

アメリカ西海岸ドッグタウンでの実話で、1970年代当時のクルマや文化などが再現されていて、とても見ごたえがあった。
青年たちのスケボーシーンは迫力満点。
兄貴分的な存在のスキップに扮するヒース・レジャーの演技もすばらしい。
魅力的なBGMが印象深い。

女性監督キャサリン・ハードウィックによるカッコいい演出でキラキラ輝いている。
輝くところには陰が発生する。
落ちぶれるスキップにも焦点を当てていて深みがある。

モデルとなったZ-BOYSの指導による出演者のスケボーの練習は、円盤の特典映像に収録されている。

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Don-chan

4.0貴重なスケボーカルチャー黎明期

2022年7月19日
iPhoneアプリから投稿

街の不良が悪いことしながららスケボーしてバカやってスケボーして、チームつくってそこに嫉妬やライバル心や連帯や友情もあって、スポーツ大会然とした大会に殴り込みかけてスポーツマン精神ではないサブカル的なスケボーカルチャーのステージ押し上げて、そこからビジネスやシステムに参入したりしなかったり。今となっては、日の丸はりつけてオリンピック競技になってしまってそちらの方が驚きだが、こういうシーンがもりあがって行く様を垣間見ることができるなかなか貴重で面白い作品だと思う。

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