「ついていい嘘」グッバイ、レーニン! kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ついていい嘘
8ヵ月後に母が目覚めたときにはベルリンの壁崩壊の事実も知らずにいたという設定だけで、母親が可哀想になりアレックスと同じ気持ちにさせていただきました。家族の絆という点では、展開がかなり読めてしまうのだが、突拍子もないでっち上げニュースで母親を安心させるテクニックにしびれてしまいました。「ああ、次はこういう嘘がいいかな」などと自分なりに嘘を考えさせられるのも楽しかったです。
映像では効果的な花火!これが見事にこの映画を引っ張っていってくれます。レーニン像を移動するシーンも不思議と震えがくるほどの美しさです。
映画全体を通して、資本主義がいいとか社会主義がいいとかの思想のプロパガンダは一切無く(良い所、悪い所の両者をしっかり描いている)、むしろ思想はどうあれ世界が平和であるようにという祈りが込められていて、民族統一を願う家族愛を中心に描かれていることに好感度大です。
【2004年4月映画館にて】
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talismanさんのコメント
2021年6月26日
ギャオー!楽しみが増えましたー!ということにします。悪役ダニエル君ね、なるほど。英語話してるんですよね。kossyさん教えて下さってありがとうございます!
talismanさんのコメント
2021年6月26日
kossyさん、コメントありがとうございます!MCUってなんどすか?で、調べました。そうなんですかー!ダニエル、そういうのにも出てるんだー!見てようっと!