「静かに押し寄せる感情」グッバイ、レーニン! ぉゃっさんの映画レビュー(感想・評価)
静かに押し寄せる感情
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たまたま深夜にやっていたのをテレビで見た
コメディと銘打ってはいたが、あまりコメディぽくはない
しかし、東ドイツ社会主義者が、眠っている間に壁崩壊し、息子達がショックを与えないようにと東ドイツがまだある、といううそをつくために、家の内装を変え、服装を変え、出身地を変え、母を家から出さないように努力し、テレビは自主制作したニュースを見せる。
一歩間違えば、重苦しくなりかねない題材をさわやかに描いている。
東ドイツの頃がよかった、社会主義がよかった、というものではなく、ただ、昔懐かしい社会主義に思いをはせる、わびさび的な何かが感じられる作品。
母親のせりふの「すばらしいわ」が心に沁みる…。
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megu&m&bさんのコメント
2009年5月18日
ベルリンの壁が崩壊した後の東ドイツ側のカルチャーショックがよく描かれていますよね。お母さんの為に息子が奮闘する姿は胸を打たれました。私も男の子を妊娠中なので、あんな風に優しい子に育ってほしいと思いました(^^)b