私の頭の中の消しゴムのレビュー・感想・評価
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泣ける映画は苦手。
「泣けるよ〜」っておすすめされる映画は苦手ですし、最初から泣けるってわかって観るのも苦手。 何があったのでしょう……気付いたら観てました。 個人的にはスジンがチョルスに「手品見せて」ってお願いをして、当たらないのに……と言いながらも手品をしてくれるのですが、どれを選んでも当てれるように仕掛けてたチョルスの優しさに涙しました。 あとはタイトルがとても好きです。 「私の頭の中にある消しゴム」ってスジンが言いますが、それがとても切ないけど、可愛いな…ってなってしまいました。 とても良い映画でした。
許しとは、心の部屋を一つ空けること
自分を捨てた母親のことを許せないでいるチョルスに、 ソジンが言うセリフがとてもよかった~ 「許しは、心の部屋をひとつ空けること。」 「あなたは、大事な心の家をそんなに憎んでるお母さんに渡して、自分は家の外でブルブル震えてるわ」 良いこと言う‥ たしかに誰かに憎しみを持ち続けるって 心の中にその憎い奴がずっといるわけだから 自分にストレスをかけ続けちゃいますね その憎い奴の部屋を空けて 好きな人とか大事な人の部屋にすれば もっと穏やかに暮らせそう しかしソンイェジンは最近もますます綺麗になっていくけど 若い頃のがむしろ色気がある気がします。 何歳でも素敵な女優さん。 肝心の後半は、 戸田恵梨香とムロツヨシの「大恋愛」を先に見て大号泣してしまったため、 こちらではあまり泣けず‥ 先にこっち見ればよかったな。
涙
「愛の不時着」をみて韓国の作品が気になって見始めた。とにかく泣ける。なんともやるせない。くぅぅ...
二人の最初の出会いはなかなか映画チックで、車のドアがないまま道路を走るなどなど...現実ではなかなかありえない出会いだったけれど、お酒の席のシーンでテーブルの下で手を繋いでいた辺りからは、運命的なものをお互い最初から感じていたのかな?と思い、また「運命」という言葉で片付けてしまった。
二人が幸せになっていくにつれて、同時に病気がじわじわと迫ってくる感じがなんとももうやるせなくて、苦しかった。
恋人のどちらかが病気になる映画やドラマってほとんどの場合、病気になるのは女性な気がするのは気のせいだろうか?恋愛話を入れているとその方が胸キュンしやすいのか、女性をターゲットにしているから?社会的に「男性が守る」みたいな潜在意識があるから?あ、「ツレが鬱になりまして」とかは逆だけど、他にあまり思い浮かばない。この間見た「君の瞳が問いかけてる」もそうだったし、割合的に多いのはなぜだろうか。男性が病気になる方だと恋愛映画が成立しないのか...色々思う。
これから韓国の作品にしばらくハマりそう。
精神的な死
ソンイェジン扮する建設会社社長令嬢キムスジンは、チョンウソン扮する父の会社の現場監督チェチョルスと妙な縁で知り合い惹かれ合って結婚した。しかし、スジンは記憶が定かでは無くなって来た。 日本語吹き替え版で観るのは初めてだったね。まだ27歳なのに精神的な死が訪れると言うのは辛いね。何も分からなくなる恐怖。「許すには憎しみに部屋をひとつだけ渡せばいい」だったかな。恐怖のためには部屋の用意は出来ないだろうね。どなたですか?と言われる方も耐えられないかもしれないな。
「記憶」とは、大切な宝物
そりゃ、深く愛し合うふたりに若年性アルツハイマーっていう設定は泣けるでしょ。 ズルいなぁ~。 記憶っていうのは、人にとってほんとうに大切な宝物だっていうことをあらためて感じました。 タイトルがキャッチーで秀逸ですね。
観ていて、気持ちが通じてしまいました。
以前、この映画を観た方から 「あなたは観ない方が良いかも」と言われました。 実は、私は事故により健忘症になりました。 今は普通に振る舞えるようになりましたが、頭の片隅には穴が空いている状態です。 あらすじを知ってから、怖くて観れませんでしたが、 観ました。 私も精神的に苦しんだ中での、偶然の事故だったそうですが、しばらくは辛さと怖さの日々でした。 先の事を考えると怖くて泣いてしまう気持ちは通じるものがあり、怖くなってしまいました。 観ない方が良いと言う理由が分かりました。 今の私を幸せにしていきたいです。
個人的にはオチがいまいちだけど
夜中の3時ごろ見始めて、4時過ぎには号泣、そして、朝5時くらいに「そのオチはなくないか!?」と突っ込んでしまった。 彼女が病気に気付くまでが長すぎるのと、ラストが納得いかないのはあるけれど、病気に気付いてから彼女が家を出るまでの部分はやっぱりとても引き込まれる。 記憶がなくなっていくこと、記憶をなくしていく相手を見守っていくこと、どちらも耐え難く、とても悲しい。 その理不尽さに、呆然とした。
借りた❗️観た❗️泣いた‼️
こんな〝ご都合主義〟なら大歓迎です。 病気の進行途上には、〝まだらボケ〟と呼ばれる時期もあります。だから、いいじゃないですか。 あのシーンもこのシーンも。 愛の力を真正面から描き切る潔さがあまりに真っ当なので、照れたりよけたり斜に構える隙はありません。 すべてそのまんま受け止めました。 最低でも3回は号泣必至です。 消しゴムとはまったく縁のなさそうなSF映画『インターステラー』でも、アン•ハザウェイ演じる科学者が言ってました。 宇宙の原理の中に〝愛がなし得る力〟があってもおかしくない、解明されていないことでは重力の理論と何も変わらない(というように私は解釈してます) 偶然ですが、つい最近観た『佐々木、イン、マイマイン』でもバッティングセンターがとてもいい役割を果たしています。コロナ禍で色々なものが失われていきますが、この先もずーっと生き延びて欲しいと切に願っています。
タイトルが好き
韓国で一番高い山はペクトゥサン(白頭山、2744m)と言っていたけど、実は中国と北朝鮮の国境に位置している。言いかえれば「朝鮮半島で一番高い山」なのだ。これも南北統一への夢の表れなのだろうか。 調べてみると、北朝鮮側ではこの山の標高を2750mと言ってるらしい。そして、中国では長白山と呼ぶらしい。南北分裂前には当然国内最高峰のこの山に、郷愁の思いをよせて中国側から登山する韓国人も増えているらしい。などと調べているうちに、バイクでのひったくりが韓国でも問題になってるんじゃないかという点や、その犯人に車のドアをぶつけて転倒させたことの事故責任についての疑問は吹っ飛んでしまいました。本来ならば車が悪いのだが、犯人を捕まえる目的だとすれば事故責任がなくなるのか・・・果たして日韓の違いは?と序盤にこんなことを考えていると、映画にのめり込めなくなるので注意しましょう。 この年公開された映画は記憶に関する内容が目立ちます。中でも『きみに読む物語』『いつか読書する日』のアルツハイマーものには満点をつけましたが、この映画は老人の認知症ではなく、若年性アルツハイマーを扱っています。今までも、日本においては老人の“ボケ”を扱った映画は多かったのですが、ここのところ若年性アルツハイマーも激増しているらしく、今後も映画において描かれていくであろうと思われます。2012年で、日本でも約460万人の認知症患者。そのうち数パーセントは若年性アルツハイマーらしいのです。気をつけなきゃと思っても、はっきりした原因は解明されていませんので、EPAを多く含む魚を食べるとか、趣味を持ち続けるとか、ちょっとした心がけを守っていくしかないようです。 さて、この映画は日本のドラマ「Pure Soul~君が僕を忘れても~」が原作らしいのですが、どこまで忠実にリメイクしてあるのかオリジナルが未見なのでわかりません。ただ、実際に認知症患者が身近にいる者からすれば、納得いかないところが多いのです。健忘症がアルツハイマーに直結するのではないということ、徘徊の症状まで出るのなら文字を綺麗に書けるハズがないこと、匂いは絶対にわからないこと等々。さらに、右脳の働きはしっかりしているので、相手の喜怒哀楽に対して直観が働くのです。こうした疑問点はあったものの、夫チョン・ウソンを包丁で傷つけてしまったり、かつての恋人を現在の恋人だと勘違いしてしまうところでは、思いっきり感情移入させていただきました・・・ ソン・イェジンがめまいを起こしてしまうところや、記憶がなくなるところなどの細かい演技や演出は良かったし、チョン・ウソンの怒りが爆発するシーンは良かったです。冒頭ではケバいイェジンも見られ、彼女の七変化も楽しめます。翌年の邦画で『明日の記憶』のほうがリアルで好きです! 【2005年10月映画館(試写会)にて】
おうち-268
한번도 날 사랑한다고 말한 적이 없지만 난 알아요. 당신도 날 사랑한다는 걸. ※以下、らしからぬくさいレビューとなります。 最近、引っ越しました。 新居第1回目のゲスト、私のレビューでちょくちょく登場している仲良しの韓国人お姉さんと、おうちで『私の頭の中の消しゴム』。 お姉さんは何回か見てると言っていたのに、開始20分くらいでもう泣いとるがな、と思ったら、ほどなくして初見の自分も泣いとるがな! 『タイタニック』と同じ、序盤の幸せ泣きってやつです。 ラストは、、、いやラストよりだいぶ手前からむせび泣き。 二人の愛ももちろん素敵ですが、寛大な心を持ったスジンのお父さん、愛する妻を同じ病気で失ったからこそ冷静に支えてくれるお医者さん、何十年ぶりかに会っても変わらぬ態度で接してくれるチョルスの育ての親など、この映画には愛が詰まっている。 この人たちが発するセリフが素敵。 セリフっぽくなく、個人が歩んできた歴史から自然に出てきた言葉だと感じられる。 一つ一つ、聞いて、感じて、覚えておきたい。 心に光が差し込まないときがあったら、思い出したい。 キャラクターがまた素敵なんですよね。 チョルス&スジンは、お互いの足りないピースを補うかのような存在。 「愛ゆえに」取ってしまう行動に、心が締め付けられる。 ドラマらしさを演出しない静かな音楽が、心に染み渡る。 すさんだ心に、ぱっと光を与えてくれた「空がくれた宝物」は、チョルスだけでなくスジンも。 人を好きになるって素敵だよ。それを、こんな真正面から見たよ。 ハリソン・フォードのアドリブ(「愛してる」に、「知ってる」)は、ただただかっこいいセリフと思ってましたが、、、。 冒頭のセリフのシーンを見て、わかりました。 自分が愛しているということ、愛する人のためにしてきたことがちゃんと伝わっていることが信じられる、幸せな、優しい言葉なんだな、、、。
切ないけど、きっとこんなきれいには終われないんだろうなー現実は。 ...
切ないけど、きっとこんなきれいには終われないんだろうなー現実は。 と思ってしまうからか、完全に私事ですが、色々見て、記憶をなくしていく系は、そんなに響かないことに気づいた。
悲しいけど優しくなれる内容でした
幸せな時期の時間が長くいつから記憶がなくなるのかと思っていたら後半になって...悲しいけど、幸せを感じられる内容で、許すとは心の部屋を一つ空けること...優しくなれる映画でした。エンディングも感動感動!
【”許しとは心の一部屋を空ける事” 啼泣必死の作品。】
◆感想<Caution 内容に触れています。>
- 冒頭の、駆け落ちする筈だった相手が現れず、荒んだ姿の社長令嬢スジン(ソン・イェジン)と作業者風の男、チョルス(チョン・ウソン)の”コーラ”の出会いが印象的だ。
そしてこのシーンが中盤、後半に効果的に使われる。-
前半は、二人があっという間に恋仲になり、夫婦になる幸せなシーン満載。
だが、スジンの病(若年性アルツハイマー)が進行していく後半は、観ていて辛い。
そして、スジンを懸命に支えようとするチョルスの姿が切ない。
取り分け、スジンが且つての不倫相手(で、駆け落ち現場に来なかったソ・ヨンミン室長)をチョルスと間違えてしまう場面。(間違いに気づかない・・)
そして、実に切ない表情を浮かべながらも、笑顔で”そうだよ・・”と答えるチョルスの表情・・。
更に、”このままではチョルスを不幸にしてしまう・・”と思ったスジンが姿を消した後にチョルスが見つけた手紙に書かれていた言葉。
”ごめんなさい・・。本当にごめんなさい。
一度も愛してると言ってくれなかったけれど、私を愛してることは分かっている。だから、我儘を許してね・・。”
もう、涙を堪えるのは無理である・・。
そして、奇跡のように美しい二人のラストの幸せそうなシーン。
<今作は、“家人”の強い希望で鑑賞した。当時は恋愛映画が苦手であった私はじぶしぶ付いて行った記憶がある。
だが、客電が灯ったら大泣きしているのは私の方で、かなり恥ずかしかった作品でもある。>
<2005年11月2日 劇場にて鑑賞>
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