県庁の星のレビュー・感想・評価
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街づくりと地域活性に大切なことを学びました!
県庁と民間企業の間で取り巻く状況をコメディ要素も取り入れた作品だと思います。
実際の状況は分かりませんが、街づくりや地域活性を行っていく上で大切なことを学ぶことができました。
企業系の映画の良作
コメディのジャンルだけど最初から最後まで緊張感があり集中して見れる
主演以外の役者さんにもとても魅力的な方々が起用せれていてそれも魅力、特に好きな俳優さんとしてはスーパーの女性定員さんで魅力的な方も光ってた
ここまで手を抜かず作り込んだのは見事、原作も素晴らしいのでしょうね、家族で楽しく観賞する時間をとれました、ありがとう
安心して観ることのできる、そこそこの良作でした。
アマプラでウオッチリストに入れていた作品です。
以前に一度鑑賞済でしたが、もうすぐ配信終了なので、二度目の鑑賞です。
結構面白い作品だったと記憶しておりましたもので。
ただ、どうにもこうにも『スーパーの女』とイメージが被ってしまい、ごっちゃになってしまうのですが
えっ、伊集院光さんご出演じゃなかったっけ?とか(笑)
意気揚々と登場した県庁キャリアの傲慢不遜な主人公が、身内の裏切りで挫折を味わい、意気消沈から持ち前のスキルを活かせて、派遣先の民間企業を立て直すお話が楽しかったです。
できれば“官”と“民”の衝突やギャップを、もう少しコミカルに描いてくれれば、なお面白かったと思いました。
「部屋のトータルコーディネート考えてるような人はスーパーで寝具なんて買わないんです!」
↓
「あの…それは行動心理学か何かの…?」
「では、具体的な業務を与えてください」
↓
「与えてますよね!普通に店員やればいいんじゃないですか」
みたいな掛け合いを。もっとプリーズでした。
原作ありきの作品ですので、そこを弄ってしまうと、それはそれで問題なのでしょうが。
それはそうと織田裕二さん、めっきり見かけなくなりましたね。
TVドラマ『振り返れば奴がいる』で、冷酷なヒールっぷりを巧く演じていらっしゃったのが大変印象的でしたのに。
ヒロインの柴咲コウさんも、勝気だけれど妙な可愛らしさのあるキャラクターを好演でした。
若かりし日の佐々木蔵之介さんもご出演だったのですね。
完全なハッピーエンドで終るお話ではなかったのですが、今後の行方に期待を持てそうな爽やかな幕引きでした。
ちょっと笑っちゃったのは、エンディングテーマの後半パートが、かなり『ブレラン』のエンディングテーマに似ていたこと。
【若きプライド高き県庁職員が、民間企業のオンボロスーパーで学んだ事を描く。スーパーや県政の改革を通して大切な“何か”を見つけ出していく主人公たちの姿が印象的な作品。】
■K県庁のキャリア公務員・野村聡(織田裕二)は、「特別養護老人施設建設」のビッグプロジェクトを足がかりに、さらなるステップアップを狙っていた。
そのプロジェクトを前に、民間企業との人事交流研修のメンバーに選出されるが、研修先はしなびたスーパー。
彼の研修担当になったパートの柴咲コウ演じる二宮あきから、机上の空論ではなく民間企業の実態を学んで行くそれまでは、高飛車だった野村の人間としての成長を描いた作品。
◆感想
・野心溢れる野村を演じた、織田裕二が、行政では(当時)分からなかった事実に直面しつつ、自らの論理を掲げるも空回りするしーん。
ー これは、今でもあるのではないか・・。低賃金でスーパーで働く日本人と、多くの在留外国人の姿。ー
・そんな中、奮闘する野村を最初は、軽蔑しつつ徐々に彼の熱意に絆されていくスーパーの人々。
<スーパーや県政の改革を通して大切な“何か”(それは、理想を唱えるのではなく、現実に直面し、それに真摯に対応する姿勢である。)を見つけ出していく主人公たちの姿が心に響く。
だが、今作後十数年が経つが、行政府の根本は変わっていない・・。
けれども、コロナ禍になって以降の、市町村の行政機関で働く人々の、民を想っての献身的な姿には、頭が下がる。
厚生労働省の職員の方々の度を越えた頑張り(分かり易い所では、一度彼らの終電が亡くなってから使用するタクシー代を見れば、一目瞭然である。)には素直に感謝の念を抱く。
政府は、人的リソーセスの分配を考える時期に来ていると思うが、如何であろうか。>
そこまで悪くない
他のレビューでもあった通り、確かにありきたりなストーリーだけど、設定が特殊でありきたりだけど新しい感じが、映画全体を通して思った。
デートのシーンはその時代感があってとても印象的だった。
情熱が人の心を動かす瞬間
役人気質だった織田裕二が、スーパーでの研修、プロジェクトを外され挫折を味わったことから、柴崎コウとの出会いから、変わっていく。
最初はスーパーの誰にも相手にされなかった織田裕二だが、変わったことで、スーパー店員の1人1人の気持ちが動き出す。情熱が人の心を打ち、心を動かすのは感動的な瞬間であった。
スーパー店員たちの団結力にも感動した。
庶民がみんな頑張っているんだ。
プロジェクトに異議を唱えるが黙殺される顛末。現実的だ。箱物行政と業者の癒着は以前あるだろう。
しかし、柴崎コウと織田裕二が最後に繋がれて、その点はハッピーエンドになり良かった。
柴崎コウが若くてこの頃が一番きれいだな。美人で魅力的な女性が出てくる映画はそれだけで面白い。織田裕二もよい演技だった。もっと評価高くてもいいんじゃないか。面白かった。
柴咲コウさんがとても良い!
映画仲間お勧め作品。
スーパーマーケットのパート役。柴咲コウさんが良かった!
県庁職員の織田裕二さんが、スーパーで現場体験するストーリー。
お互い立場が違う中で対立しながらも徐々に打ち解けあって行く展開。
最近観たホテルマン(長澤さん)と刑事(木村さん)の作品の様な感じ。
スーパーの裏側を覗いているような感じが新鮮だった。
県庁にあるエスプレッソマシーンでコーヒーが飲みたくなる(笑)
やっぱり柴咲コウさんの相方はキムタクさんの方がお似合いだったかなぁ( ´∀`)
スーパーの店員と県議員の話し。 議員は民間の気持ちが、民間は議員の...
スーパーの店員と県議員の話し。
議員は民間の気持ちが、民間は議員の気持ちがわからずお互いが嫌悪し合うが、最後にはお互い打ち解けてwinwinな関係になる。
スーパーが舞台となった映画では伊丹十三監督の『スーパーの女』が思い出されますが、『キャプテン・スーパーマーケット』も忘れてはならない
客が見えてないエリート公務員の野村も改革しなければならないと思うのですが、映画製作スタッフも観客が見えないようでは困ります。設定やストーリーには興味深いものがあり、官であれ民であれ共感できるうえに、働く上での参考にさえなると思います。ヒットもするでしょう。違う立場からお互いの欠点を再発見し、観客は自分なりの答えを見出すことができるのかもしれません。
「人の上に人をつくり、人の下に人をつくる」という信念を持った野村(織田)に対してはエリート意識を持った嫌われ体質が備わっていて、スーパーのパート店員・二宮(柴咲)にガツンと言われたり惣菜チームで敗北したりと、エリートが失敗を積み重ねるというシーンで溜飲が下がる思いになります。しかし、建設会社社長令嬢を婚約者にして200億円の巨大プロジェクトの中心となる順風満帆の公務員生活はそれほど堅実なものではなく、派閥や官民癒着といった現実に敗れ、見えてない性格により婚約者も離れていってしまう。そんな途方に暮れる彼の姿に感情移入先まで変化していき、憎むべき対象がライバルでもあった桜井やプロジェクトを始動してしまった議会に向いてしまうといった展開。
談合入札や汚職といった問題を提起した社会派映画とも取れるはずなのに、市民オンブズマンの中心人物がベンガルだという点が弱い。これでは「文句ばかり言ってる団体」といった主張が正しいようにも思えてしまいます。野村をヒーローとして扱いたい趣旨はわかるのですが、“公文書マニュアル”を作ってるような男だけにまかせてはいけないですよね。現実には市民にもわかりやすい文章を作るためのマニュアルのほうが多いはずです。また、週刊誌に人事交流研修の失態を暴露するマスコミだって三流過ぎますし、内部告発の意味だって違うような気がしてなりません。まぁ、まともなマスメディアが無いような田舎という設定なのかもしれませんが。
今までにない面白い内容の作品でしたけど、期待してたほど笑えるシーンが少なかったことや、テレビドラマ風だった点は残念なところです。
こんな人がいたらいいね
まさに“織田裕二映画”という感じ。柴咲コウもハマり役。
“織田裕二映画”は全部同じに見えてあんまり興味ないけど、こういう柔軟な公務員、役員ばかりだったらもっと日本の社会は全然違っているだろうに…
全然予備知識なしで観ましたがおもしろかった! しかしなぜAチームの...
全然予備知識なしで観ましたがおもしろかった!
しかしなぜAチームの弁当の売り上げが上がったのか具体的な策がなかったのが気に入らない。
予想を裏切られること請け合い
映画が宣伝やパッケージを見てイメージしていた内容を裏切ってくれるとちょっと甘めの高評価をつけてしまう…。同じ西谷監督の『任侠ヘルパー』が大好きなのですが、さすがにこれはダメだろうと踏んでいました。よくある「カタい役所勤めが民間にほだされて人情を知って感動」程度のもんだろうとナメてかかったのです。
観てみるとまあ良い意味で裏切られた。原作の力なのかもしれませんが。官民双方の悪しき風習を描いた上で結託するまでの展開が熱い!店でのクライマックスの作り方が無理矢理で突っ込みどころ満載なのも気にならないぐらい良かった。ただ、見過ごせないレベルで気になったのは織田裕二が県庁に帰ってからの会議のくだりが完全に蛇足なことですね…。もうちょっとスマートにできなかったのか…映画的に見せ場を作るには叫ばせるしかないのか…。ラストカットはやはりグッときただけに余計になんとかならんもんかと。
軽薄な店長を演じる井川比佐志さんが好きです笑
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