「どの場面を切り取っても画になる」花様年華 momokichiさんの映画レビュー(感想・評価)
どの場面を切り取っても画になる
モダンクラッシック、ミッドセンチュリー、オリエンタル、シノワズリ、、、、
どの言葉が一番形容できているのだろうか。とにかくお洒落で、どの場面を切り取っても画になる。
ハイカラーでタイトなチャイニーズドレスとアップした髪が似合う超絶美女と、仕立ての良いシャツといい革靴が似合う美男。それらがキッチン共同で鍵のない長屋に住み、屋台で買ったチマキを音を立てて頬張る、、このギャップが不思議な魅力を醸し出している。
マギー・チャンがとんでもなく美しい。あのハイカラ―のドレス、どこで売っているのかしら。どのドレスもとても綺麗な柄とカット。 クールなだけでなく時折みせる可愛らしい顔のギャップがまたいい。
初見では、共同キッチンや大家含めた人が自由に出入りする中国特有の生活様式が理解できず人間関係が整理できなかった。(間取りも。)チャウとチャンという名前もややこしい し。(笑)ま、映画全体を理解するのに問題にはならなかったが。
ウォン・カーウァイ監督の映画ってこんなに洒落乙だったんだ。
他の作品もぜひ観てみたい。
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