シュワルツェネッガー レッドブルのレビュー・感想・評価
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非常にもったいない駄作
シュワちゃん映画にシリアスさは求めていません。
ただただ痛快で派手でバカなアクション映画を求めています。本作はバカさが不足しています。妙に真面目ぶっていて、序盤で興が削がれました。
それでもサウナから窓を突き破って雪山を転げ落ちるシーンや、病院の自動ドア前で銃弾を何発も受けて自動ドアを突き破りながら倒れ込む女装男性などのシーンを目の当たりにして、淡い期待をしつつエンドロールまで観ましたが、悪い意味で期待を裏切られました。
『トータルリコール』や、『コマンドー』の様な映画であって欲しかったです😢
シュワちゃんはソビエト人‼️
見所なかったです...
昔のシュワちゃんを観たくなったので今さらですが拝見いたしました。
AVを観ながら女優を「capitalism(資本主義)」とただ一言。この皮肉めいて的を得てる感覚がたまらない。
この頃のシュワちゃんは、やはり無表情言葉少なめで、その集大成がターミネーターと再認識した。
・ジェームズ・ベルーシ → 刑事役で出演。通行人に「やあ!」「自分で舐めて」「名案だね」--- やあ、しか言ってないのに下ネタで返事される場面で軽い役柄確定。やはりコメディが似合う。
・ローレンス・フィッシュバーン → この頃はラリー・フィッシュバーンという名だったらしい。金や身分が大事なつまらん刑事。今でも通ずるキャラがこの頃から確立していた。
80年代から映画を観ている人にとっては他にも「あっこの人、懐かしい!」そんな感覚になるでしょうが、特に見所を感じることなく時間が過ぎていった。
全体的には正統派アクションでもアクションコメディでもなく、その中間ですかね。映像美といえる場面もなく、夜のシーンが多くて観るのに疲れてしまった。
なお、内容とは関係ありませんが、DVDは画面が小さかったです。
ロシア人の役、比較的セリフが少ない
この時期は、おそらくシュワルツェネッガーの英語力に問題があったと思われる。それでもネイティブほどではないにしろ、会話程度は十分不自由しないコミュニケーションが取れていたはず。『コナン・ザ・グレート』とか『ターミネーター』アタリは、セリフを必要としない、肉体の美しさを追求した映画ばかりに出演している。
なかでは、この映画は比較的セリフが多くて、いわゆるバディ・ムービーだが、相方のアドリブなんかにはうまく対応できたんだろうか。そこら辺が今にして思えば気になるポイントだが、見直してみる気にはサラサラなれない。その程度の印象しかない映画だ。ロシアからやってきた腕利きの警察官の役だったので、しゃべれなくて当たり前なのだ。『ツインズ』当りから、セリフの量も増え、役柄に幅が出てきた気がするが、それでも人気が落ちなかったから、演技の勉強や、言葉の壁を乗り越えていったのだろう。肉体の追求に加え、いろんな努力をして今日の地位を築いた人なんだろうなと思う。
2018.10.23
ジェームズ・ベルーシ
まだソ連が崩壊する前のロシアからやってきたシュワちゃんのダンコー大尉。「資本主義め!」と言うのも洒落なのかな?大好きだった亡きジョン・ベルーシの弟ジェームズ・ベルーシ。今のジョン・キューザックに似ていますね。若い頃のトム・ハンクスにも似てるかなぁ。キャラのキャスティングは、シュワちゃんがロシア人に見えるという理由だけでしょう。ローレンス・フィッシュバーンも若く、ほっそりしている。
冒頭のサウナシーンとクライマックスのバスだけが見所。面白くないのは、この頃シュワちゃんがコメディに挑戦していた頃というのも原因かもしれない。それともソ連崩壊という時期もあって、考え込んでしまいそうだからでしょうか・・・
同僚の為に現れたソ連刑事と米刑事のバディムービー。
『レッドブル』鑑賞。
*声の主演*
玄田哲章
*感想*
TV(録画)で鑑賞。殺された同僚の為に現れたソ連刑事と陽気なアメリカン刑事のバディムービーでした。
ストーリーは普通だし、ヒロインの扱い方が雑だし、多少、気になる所があるけど、まぁまぁ楽しめました。
シュワちゃんはほとんど銃で戦います。肉弾戦はほぼありません。相棒のリジックは吹き替え版で見たせいか、個性的で割りと好きです。(^^)
ダンコの荒い運転のせいで、リジックがせっかく買ってきたコーヒーを車の中でこぼしたシーンはクスッと来たw ぶつかり合いながらも犯人を追うのは良かった。
親玉のビクトルがどうしてもビル・マーレイにしか見えませんでした。(^^;
シュワちゃんも若かったですけど、ローレンス・フィッシュバーンが若かったな~
総じて、普通でした。ヒロインの扱いがなんか雑で気になったけど、アクションはまぁまぁ良かったです。(^^) ←特に終盤。
腕時計の交換シーン
BSテレ東吹替版鑑賞。シュワちゃんがソ連警官を演じる。見える〜、似...
東西冷戦が緩和すると、アメリカの描くソビエトはこう変わる
総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
シュワちゃんは一応有能で無口な堅物刑事役だけど、本人が一生懸命にこのアメリカ人から見た典型的なソビエト人役をやっているのが何故かちょっと可笑しい。別にこの作品は喜劇ではないしうけを狙っているわけでもないのだろうが、喜劇になっているところもある。たかだかロッカーの鍵なんて専門家に頼めばものの一分で開けてくれるだろうに、ここではわざわざ襲撃して人を殺してまで手に入れようとするのものになっているし、バスの場面はそれなりに金もかかっているのだろうが、そんなこともあってなんとなくB級感も漂ってくる。
でもそんなことはいいのだ。冷戦終結の直前にして、おかしなソビエト人がアメリカで大暴れする。歴史的な時代の変化を感じ取りながら、ちょっと馬鹿げた彼の活躍を単純に楽しめる。
いつ戦争になるのかという恐れがあった東西冷戦も、ソビエト連邦は経済的にいきずまってしまってゴルバチャフ共産党書記長の下で緊張が緩和した時代。ベルリンの壁はまだ崩れていないものの、ここでハリウッド映画界もそんな影響を受けて、万年ハリウッドの敵役だったソビエトの描き方が変わってくる。そもそもソビエトがハリウッドにモスクワでの映画撮影の許可を出すなんて、この数年前に誰が想像しただろうか。
そしてアメリカ人が描く典型的なソビエト人像とはこんなのだというのを友好的に実現したのがこの作品。このわずか2年前にスタローンが『ロッキー4』で憎たらしい完全な悪役扱いだったソビエト人をぼっこぼっこに殴り倒していたのとは対照的だ。わずかな間に時代の大きな流れの変化があり、映画界でも冷戦が終了したのだとこの作品が教えてくれる。
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