劇場公開日 1988年9月17日

「ロシア人の役、比較的セリフが少ない」シュワルツェネッガー レッドブル うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ロシア人の役、比較的セリフが少ない

2022年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この時期は、おそらくシュワルツェネッガーの英語力に問題があったと思われる。それでもネイティブほどではないにしろ、会話程度は十分不自由しないコミュニケーションが取れていたはず。『コナン・ザ・グレート』とか『ターミネーター』アタリは、セリフを必要としない、肉体の美しさを追求した映画ばかりに出演している。

なかでは、この映画は比較的セリフが多くて、いわゆるバディ・ムービーだが、相方のアドリブなんかにはうまく対応できたんだろうか。そこら辺が今にして思えば気になるポイントだが、見直してみる気にはサラサラなれない。その程度の印象しかない映画だ。ロシアからやってきた腕利きの警察官の役だったので、しゃべれなくて当たり前なのだ。『ツインズ』当りから、セリフの量も増え、役柄に幅が出てきた気がするが、それでも人気が落ちなかったから、演技の勉強や、言葉の壁を乗り越えていったのだろう。肉体の追求に加え、いろんな努力をして今日の地位を築いた人なんだろうなと思う。

2018.10.23

うそつきカモメ