I am Sam アイ・アム・サムのレビュー・感想・評価
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知的障害者目線で描いた心温まるファミリー映画。 サムは、ルーシーと...
知的障害者目線で描いた心温まるファミリー映画。
サムは、ルーシーという赤ちゃんを授かって(そして仲間たちと一緒に育てて)本当に良かったと思いました。
ルーシーもサムがお父さんで本当に良かったと思いました。
Daddy
スターバックスコーヒーのホールスタッフとして働きながら、一人娘のルーシー( ダコタ・ファニング )を育てる知的障がいのあるサムをショーン・ペンが好演。
敏腕弁護士リタをミシェル・ファイファーが魅力的に演じる。才色兼備のリタが、サムと出逢い自身の生き方を見つめ直す。
サムとルーシーの養母( ローラ・ダーン )が本心を語り合うシーンが切ない。
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
感動の名作ですが・・
知的障害者の父と娘、仕事にかまけて息子との関係は冷えつつある女弁護士の、親としての生きざまを対比して親とは、人とは、どうあるべきかを観客に問うヒューマンドラマ。俳優陣の熱演もあって感動の名作に仕上がっています。
劇中で頻繁に登場するビートルズの楽曲エピソード、世の中は「愛こそ全て」と言えるほど単純でないことは分かりますし、それ故の人生の応援歌、映画の裏テーマなのでしょう。
残念ながら自覚のない親たちの悲劇報道も時々耳にします。また、望んでも子宝に恵まれない人たちもいますから答えの難しいテーマです。
優生保護法などはもってのほかですが、新自由主義の台頭など社会的弱者が家庭を持つことが難しいとも報じられており、少子高齢化が進む日本の将来が危ぶまれます。
十分、考えさせられましたが、ダコタ・ファニングちゃんが健気なだけに観ているのが辛い一面も・・・。
微妙
最後にうるっと来たところもあるけれど、全体を通して障害者を馬鹿にしている様なそういう風に思えたので良い気分にはなれなかった。世間一般的には感動作なのだろうけど、何故自分は拒否してしまうのだろう?理由は分からない。彼らは一生懸命生きているし、健常者でも悩みもあればコンプレックスだってあるし皆一生懸命生きているのだ。映画中の母親が産んですぐの我が子を障害のある父親によく託したものだな。一年もお腹にいて母性も目覚めているでしょう。母乳だって出てくるでしょう。信じられない。
心温まる作品
この話はサムとルーシーの家族愛について。サムは7歳程度の知能と言われ、傷つき、ものすごい強さがあった。
彼は最高なパパだった。
そして、サムと弁護士さんリタの関係もよかった。サムには恋愛の愛は関係ない。みんな家族愛なの。リタが、サムに影響されていき、だんだんと素直になっていく様子が、素敵すぎた。
ショーンペンさんの演技も凄かった。
この世界にのめり込んでしまった。そして、大号泣だった。わたし自身、家族が大好きだから、ルーシーとサムが別れちゃうシーンはもうきつかった、、。ルーシーを育てていく人のお家のお母さんも、あのおうちも可愛かった、。絵を見て、赤はあなたのことよってサムがいうところもすごい。。
知能が遅れている分、大人が気づかないこと、気づかずにいることがわかるサムは他人の世界をよく変える力があった。ほんとに好きな作品!!
ただ、何年後!はなかった。笑
ルーシーがダコタファニングだったとは。。
ただの感想
ショーンペン、ダコタファニング主演。
七歳の知能しか持たない父親サムと、その娘ルーシーとの純粋な愛を描いた感動作。
サムが裁判に負けてルーシーと引き離されるシーンと、リタが自分の辛さをサムにぶちまけるシーンが泣けた。
何度観ても泣いてしまう
・15年くらい前、20歳の時にテレビ放送を録画して何度もサムの尋問の後、ルーシーが里親との生活を遠巻きに観た後、一人部屋にこもった後、弁護士のリタが部屋に入ってきて説教するシーンだけ何度も繰り返して観てはサムに感情移入していた。改めて観ても泣けてきた。
・サムに皆がとても優しくて良かった。
・ルーシーがとても魅力的だった。ワンハリの役柄と違いすぎて驚いた。
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自宅(CS放送)にて鑑賞。色々な意見や難もあるのだろうが、好きなシーンも多々有り、ビートルズの隠し味も利いており、単純に良かった。意外な事に父娘よりM.ファイファー演じる“リタ・ハリソン・ウイリアムズ”とS.ペン演じる“サム・ドーソン”の遣り取りにグッときた。“アニー・キャセール”のD.ウィースト、“ランディ・カーペンター”のL.ダーン、“イフティ”のD.ハッチソン等の好演に混じり、“ターナー”のR.シフが印象的だった。久々にサントラを聴いてみようかと思った一作。80/100点。
・マドンナと仲が良かった頃の若いS.ペンは嫌いだったが、本作を観て印象が変った。犬のシーンやレストランのシーン等、アドリブがその儘、使われてる事が多かったらしい。また二歳時の“ルーシー・ダイヤモンド・ドーソン”を演じるのは、撮影当時三歳だった(実際の叔母に障害者がいる)D.ファニングの実妹エル·ファニング。
・鑑賞日:2012年11月30日(金)
ショーン・ペンの演技がうますぎる!!!本当に障害を持った人なのかと...
ショーン・ペンの演技がうますぎる!!!本当に障害を持った人なのかと思って観れた。子役の女の子も可愛くてサムのことを思う気持ちが伝わってきて最後は涙が止まらなかった。子供のことを考えると複雑な気持ちになるが、愛が勝つとはこのことだなと思う。この映画は何回見てもいい映画だと思う。
久しぶりに見て良かった
なんとなく久しぶりにみたら、最初から涙が止まらない。
歳を経てわかるこの映画の素晴らしさ。
ショーン•ペンがアカデミー主演男優賞にノミネートされるのも納得の演技です。
知的障害のある主人公が働いている設定のカフェがスターバックスだったとは。当時はスタバの存在を知らなかった。
ストーリーの中で大人達が対立するが、それぞれの立場で主人公サムの娘の幸せを考えてのことだけに、見ていてせつない。
娘役のダコダ•ファニシングの演技は完璧で文句のつけようがない。
人生で出会ってよかったと思える作品です。
自分も似た病気なので見てみました
私は手帳1級の重度の発達障害です。
子供と二人暮しで育てています。
主人公と同じ病気ではないですがかなり似ています。
状況が近いように感じたのでみてみました。
うまく言葉を使うのが苦手なので読みにくいかもしれません。
感想にならないかもしれませんが、なるべく頑張ります。障害をもった人から見た感想があまりないように感じたので。
この映画は、どの立場の人も子供をとてもよく考えているのだなと感じました。
だから、なぜか主人公と娘を離そうとする側は悪者扱いみたいな演出ですが。そんな悪い事は言ってないと思いました。
とても偏見が強い言い方だったのは、さすがに、気分が悪くなりましたが。
偏見が強すぎるのは悲しいです、が、現実はほんとに、障害をもつ人間に対して理解する気もなく偏見だけを沢山ぶつけて話す人は沢山いるので。ある意味リアルだなぁと(笑)
最初のオムツ等を買うシーンで世界がぐるぐる回ったような、沢山の情報の中からじぶんの求めているものを買う所、まるでいつもの買い物を思い出しました。
自分の視点を映像化されたみたいで、すごく驚きました。話とは関係ないんですけどね。
障害者=純粋
では無いと思っています。サムの全てが良いとも思ってはいません。周りの援助が必要であるのも当然だと思います。
二人きりで生活をする、というエンドであれば私は複雑な気分になっていると思います。金銭的な事とか、色々破綻すると思いますし。何より子供の将来が心配過ぎます。
僕は僕のような父になりたいという場面は、
とても共感しました。
自分よりも子供の方が賢い部分が沢山あっても、愛情の大きさは同じです。
障害があってもなくても子供を思う気持ちは同じだと思います。
子どものために、というのは難しい問題ですが、
必ずしも、引き離す事が正解とはいえないとか、両親が揃ってなければいけない訳でも無いことや、健常者でなければいけない訳でも無い事、
本当の意味で公平な目で
実際の現状と、親子関係、障害の状態などをしっかり把握した上で話し合いをし、決めるべき事だということが、
健常者の方にも伝わるといいなぁと観ていて感じました。少しでも偏見が減る社会になってくれると嬉しいですね。
子供のため、とはどういうことか
ビートルズファンの私は、劇場で初めて予告編を観た瞬間に観に行くことを決めた。
公開当時はまだ若く、素直に感動したに過ぎなかったが、今回は感じ方が当時と異なり、より深くこの作品を理解することが出来たように思う。
子供のため、とは便利な言葉で、虐待している親も子供のために躾をしていると思っていたりもする。
親の思うままにしようと何かを押し付けるときも、子供のためと言えば周りも本人も否定しづらい。
経済的に満たされた環境や社会からの目に拘るあまり、不仲なのに両親が揃っていることにばかり囚われる人もいる。
こんな風に大人の都合を子供のためと言うことの多くは間違ってると思う。
育てる能力が不足してると判断される知的障害者が一方的な欲を満たすために子供に執着することも、
一方で子供が望まないのに知的能力が不足しない環境で育つことを押し付けることも、どちらも違う。
でも、この作品はそのどちらでもない。
育てる能力が不足していようと、親子共に本当に愛と絆で結ばれているし、引き裂こうとしてるように見えるソーシャルワーカーや判事も、全員が心から子供のためを真剣に考えている。だから悪人がいない。
だから作品全体があったかくて、気持ち良い。
産み捨ててしまった母親だけが、ルーシーを愛せなかった…悲しいことに。だけど彼女もまた、子供のためになる決断をしたんだと思う。結果論だけど。
愛もないのに無理に育てようとして、結果不幸にも虐待死を遂げる子供がいたりする現実があるのだから、無理なら手放す勇気も必要なんだと思う。
そういう複雑さを、当時は理解出来ていなかった。
この作品は、社会が子供を育てるということをまるで教育的にではなく、フワフワとした暖かな物語に詰め込んでいる。そんな素晴らしい作品です。
俳優陣がどの方も本当に素晴らしくて、芝居だと感じる瞬間が全くないままずっと物語に入り込んで観ていられました。
ラストの描き方だけが、当時からどういう意味か理解出来ないとアチコチから指摘を受けてきたこの作品の不足点で、それは意味を理解した今回ですら、もう少し分かりやすくても良かったと感じたので、そこがマイナス0.5点です。
当時は観客に解釈を委ねてるのかと思っていたけど、監督の音声解説を聞くとそうではないみたいなので、それならばもう少し分かりやすくて良かったと思う。
とてもよかった
知的水準が7歳程度の知的障害のショーン・ペンとホームレス女性との間から健常者の女の子が誕生し、ショーン・ペンが養育して、親権を取り上げられそうになるところを弁護士のミッシェル・ファイファーが助ける。
里親の近所にショーン・ペンが引っ越してきて毎晩女の子が部屋に来て一緒に寝ているところがよかった。夜道をパジャマ姿で一人で歩いているところが健気でかわいかったのだが、ハラハラする。里親のお母さんも理解ある人でよかった。
ただ、新生児を近所の引きこもりの女性がフォローしてくれたとは言え、果たして知的障害者がスタバで働きながら育てられるのか、疑問を抱いた。そうならいいなあと思うのだが、話として無理があるのではないだろうか。
今まで見ていなかったのがもったいなかったと感じます。
とても考えさせられる映画でした。
障害がある人が一人の少女を育てるのはそう簡単なことではありません。
障害があるというだけで、偏見を持たれたり差別されたりしてしまいます。
この映画をみて、知的レベルがどうだとかは「愛」には全く関係が
ないということが身にしみてわかりました。
正直、サムのような障害を持った人が子育てをするのはそう簡単ではなく
周りのヘルプがとても重要になってくると思いますが、
この映画のように色んな人に愛されているサムだからこそ
ルーシーはあんなに愛に溢れた少女に育つことができたのではないでしょうか。
周りに障害を持った人がいる方、全く関係のないと思っている方にも
見てほしい映画でした。
きっと全ての人に対しての見方が変わるのではないでしょうか。
お金は大事
生活していくにはお金は大事で、幸せになる為にもお金はある程度必要で。
でもお金に困らない環境はたくさんあって、幸せになる環境はかなり少ない。
特に子供はそうなんじゃないかなと思った
あと結末として、サムが新しい恋人をつくって新しい家庭を築く結末じゃくて良かったと思った
考えさせられる。
発達障害(?)の父と健常者の娘。
新しいジャンルでとても新鮮でした。
知識と愛情は=ではない。
知識だけではなく愛情や思いやりを教えてあげれると言う言葉がとても印象的です。
弁護士さんと最後は結ばれるのかと思ったけどそうではなかったようですね!
最後は弁護士さんが最終手段だと言っていた「親権を半分もらう」という形を取ったという事なのでしょうか?曖昧に終わったので私はそう解釈してます。
よかった。。
最初からいきなり涙腺刺激された。
父が障害者であることを
踏まえた上で父を傷つけないようとする
娘の愛情に何度も泣きそうになった
なんども父と娘は引き裂かれようと
されるが、なんどもなんども
父の元に戻るあたりもよかったし
その親子関係が周りに味方を
増やしていき、最後には
親権を勝ち取るハッピーエンドな
泣きながらも最後は笑って
終われるいい映画でした!
弁護士の方とはどうなったのか
きになるところだけれど!!笑
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