七人の侍のレビュー・感想・評価
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王道。 カメラでどれくらいアップにするか、ひいて撮るかみたいなのが...
王道。
カメラでどれくらいアップにするか、ひいて撮るかみたいなのがかなり気を配られていた気がした。
うーん、今村昌平の映画にしろこれにしろ、日本の昔の映画は苦手なのかもしれない。。。
登場人物が多くて頭の中で整理できなかったのでもう一度見なければ。
午前十時の映画祭
素晴らしい。人生で何度かあるかのお祭りである
何度か七人の侍は劇場で観たことがある。今回は4k上映ということで、半信半疑で観に行ったが、映像の鮮明さに驚いた!今までと違う発見に満ちていた!モノクロのボヤけた映像に目を凝らして疲れてしまうことなく 、本来黒澤の見せたかった、画の美しさを堪能できた気がして嬉しかった。技術の進歩する時代まで生きててよかったと本当に思う。農民が侍を探す大好きなシーン、街の雑踏の音がクリアに聴こえて、こんな音だったんだと改めて感動していた。黒澤があえて音楽を流さず、臨場感の為に音を聴かせたかったというエピセードは知っていたけれど、それを実感しているんだと思っていちいち感動しきりだった。自分に息子がいたら、この映画を見せてやりたい。昔の映画なんて言わせない、音と映像のクオリティだった。おかげで所有の七人の侍のDVDはもう観ないんだろうなあと思う(T0T)
色あせない傑作
当時でこれだけの映画が作れるのは本当にすごい。三船敏郎の三枚目の役柄がこの作品をより親しみやすいものにしているし、スターの風格があった。日本人が世界に誇るべきエンターテイメント映画の傑作。
さすが映画の教科書
さすが映画の教科書、何度目かなのに3時間半ダレ場なしに楽しめる。今見ると退屈かな、と心配してたのだけど実は無駄なシーンはひとつもなくてむしろあっさりしてる。つまり3時間半は必要かつ充分な時間だったということ。
改めて驚いたのは、どんでん返しとかなくて一本道なのに充分面白いこと。緻密で丁寧な描写は意外性にも劣らないのですね。
余韻が残る映画
3時間28分で途中で休憩もあり非常に長かったが映画館で見たので集中できて最後まで見ることができた。前半部分が長くて少しかったるいが後半へ続く重要な導入部分なので仕方ないかなと思った。後半はアクション映画になっていて1954年当時は斬新だったんだろうなと思った。はじめはセリフが聞き取りにくくて字幕がほしいなと思ったがだんだん慣れていき聞き取れるようになっていった。時代劇なのに現代の言葉とあまり変わらなくてわかりやすかった。主役は志村喬だが三船敏郎の演技がぶっ飛んでいて完全に主役を食ってかかっていた。そしてラストシーンが非常に印象的でいつまでも耳に残る名台詞だった。最後にこの作品を見て本当の良さがわからなかったので、年を取って時代劇がもっと好きになったらまたこの映画を見たいと思う。
☆評価は今さらしたくなかった。
作品のレビューは今さらしません。
☆評価なんかは失礼と言うもの!!ま、しないと投稿できないから一応したけれどね。
個人的には椿三十郎とか天国と地獄の方が好きですが…。
劇場鑑賞は初で4K上映ももちろん初だけど、4Kできれいになった分、味や質感まで削ぎ落とされてる感があって、そこはゼイタクなんだろうけど~ちょっとデジタルリマスターも良し悪しだなぁって思ってしまった。
世界よ、これが映画だ!
凄い!かっこいい!面白い!^^
特に仲間集め&バトルシーンが好き。俺の聖書「逆境ナイン」とか数多のスポ根漫画の原点はここやってんな。日本映画の最高峰って評価伊達じゃない、スターウォーズと全然張る。「夕陽のガンマン」といい、やっぱ男はカッコいいな
初めて、それもスクリーンで観ることができて大満足。 脚本も撮影も素...
初めて、それもスクリーンで観ることができて大満足。
脚本も撮影も素晴らしいし、
三船はもちろん、役者みんなかっこいいし、
オープニングの楷書ずらーりから、やられました。
国宝級ですね
以前にも観た記憶はありましたが、もう一度観ました。
三船敏郎さんの野生的?だけれど繊細な演技が素晴らしかった。ストーリー、合戦場面のど迫力、騎馬のかっこよさ、あれだけの本物の馬使う映画は最近観ませんね。ロケ地のリアルさもすごいです。CGじゃない、ある意味リアルです。
百姓と武士の身のこなし、言葉の違い、価値観の違いもきっちり出ていて、ラストの田植えシーンは、数々の時代劇の田植えシーンの元型ですね。
ストーリーの細部に人間の暖かさが溢れているところも感動です。
本当に国宝級の映画です。誇らしく感じました。
久蔵が好きだった
白黒にしてあのリアルさ。
以前見たときはタイトルがすでにちらちら動いたことを思うと
4Kレストアの威力を感じる。
笑わせ、泣かせ、ハラハラさせる。明確なキャラクター配分と観客の心の動きを読み切った画面構成、シナリオ。
3時間半の映画を一気に見させる。
名作中の名作だと改めて思う。過去の名作を人に勧めるときに、時代背景の解説をしといたほうがいいかなと思う物も多いがこれは違う。
過去のB/W名作がレストアされてゆくことを祈っています。
初めてこの映画を見たとき、テレビでは刑事のイメージしかなかった宮口精二があまりにかっこ良く印象に残っている。
デジカメリマスター?
内容はご存知、デジタルリマスターとのことで、映画館まで足運びました。
画像は、普通に観賞できるが、格別キレイとは?
音声は確かに、セリフが全面にきてる感じですね。
しかし、ワクワクする映画には変わりありません、名作中の名作でしょう。
町山さん付きの映試写会!
午前10時の映画祭の特別イベントで
町山さんのトークショー付きで見せていただきました。
やはり、今の映画とかよりもこのような映画も面白いということを、この映画で知りました。
中1のぼくでも楽しめましたから、皆さんも楽しめると思います。ぜひ見てください。
三時間があっという間です。
ノーベル文学賞を黒澤明に!
ディランがノーベル文学賞なら
当然、黒澤明にも贈るべき!
世界に与えた影響、その内容に驚愕です!
もはや時代劇ではなく戦国時代を舞台にした
現代劇と言えるのではないでしょうか。
もし黒澤明が作家だったなら
ドストエフスキー、トルストイと並び
称されていることは間違いない気がします。
今作の内容に関しては、
このように生き抜いてきたご先祖の方々が居て
今、自分たちが生まれることができたのだ
ということを強く感じました。
日本人は皆、一見しておくべき作品でしょう。
ただし、本当の凄さが分かるには40代以降に
ならないと難しいかもしれません。
自分も20代で見た時はアクション・役者の迫力
の凄さしか感じませんでした。
細かなセリフの意味は今回、見て初めて
気付くことが出来たものです。
生涯において何度も見返すほど深みがあり、
だからこそ世界中の映画人が称賛している
ということでしょう。
黒澤明、万歳!!感謝です!m(_ _)m
菊千代の涙のうったえに涙
菊千代(三船敏郎)は百姓の心の声を代弁している
侍には侍にしか分からないことがあるように百姓の
には百姓にしか分からないことがある。
菊千代はその真ん中にいて百姓のずるくて汚い部分
を全て知っている。
流石の島田勘兵衛も弱き百姓の生きる術までは知ら
なかった、菊千代が涙ながらに勘兵衛らにうったえ
かける
その場面を観ていて何だか胸が熱くなり涙が止まら
なくなった。
観るたびに映画は新しくなり面白くなるものだ
大きな画面で観てください、きっと心に残りますから。
映画館では初鑑賞。 長さを感じさせない傑作ですね。 4kじゃなくて...
映画館では初鑑賞。
長さを感じさせない傑作ですね。
4kじゃなくてもよいので、セリフを聞き取りやすくして貰えると満点なのですが。
個人的には用心棒の方が好きですが、スケール感や内容的に黒澤映画の代表作はこれですよね。
やっぱりおもしろい。
映画館で観るのは2回目である。
黒澤明の、いや世界の最高傑作とされている作品である。
あらためて観ると。
これは前から思っていたことだが、勝四郎(木村功)としの(津島恵子)のエピソードはいらないのでは。
このエピソードのせいでいろいろと手間がかかっている。菊千代(三船敏郎)が必要な人材であると勘兵衛(志村喬)が納得するエピソードにつながっているとはいえ、他のトーンと明らかに違う勝四郎 しののシーンは他のシーンで代用がきいたのでは。
これはいまの映画では真似できないと思われるのは、みんな足が速い。速く見せている。特に侍たちは気持ちのいい走り方をする。体型や年齢に関係ない。この走りっぷりを観るだけでも元はとれる。
本作で生き残ったものから、現実には亡くなっていく、しかも劇中最初に亡くなる千秋実が現実には7人でもっとも後に亡くなる。これは実に不思議なことである。
でもやっぱり黒澤明のマイベストは、「天国と地獄」かな。
間違いなく日本映画の最高傑作
「午前10時の映画祭」にて鑑賞。
スクリーン、しかも4Kで観られるなんて
感動の極みです!
クライマックスの雨の合戦シーンの迫力はやはり圧倒的‼
そして脚本や演出もとても練り上げられている。侍たちの個性がはっきりしているし、百姓の卑しさや逞しさもリアルに描かれているところも凄い。
加えて恋愛要素、コメディ要素もありエンタメとリアルが見事に共存してます。
世界中の映画人が賞賛する理由がよくわかりますね。
まさに映画の全てを凝縮した国宝級の傑作❗
愛
村を守ってくれる侍を捜し7人が揃う。
村を砦で囲み村人も竹やりの訓練をする。
菊千代が素敵だ。お茶目で野蛮で愛がある。
「百姓ぐらい悪ずれした生き物はねえんだ、百姓ってのはな、けちんぼでずるくて泣き虫で、意地悪で、間抜けで、人殺しだ。
だがなこんなけだもの作りやがったのは一体誰なんだ?」
でもそんな百姓を一番わかって愛していたのも菊千代だ。
野武士に連れ去られた利吉の妻が利吉と会った瞬間火の中に飛び込んで行ったシーンは胸が詰まった。勝四郎と志乃の恋も戦いの場面が多いなか華を添える感じで良かった。
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