劇場公開日 1954年4月26日

七人の侍のレビュー・感想・評価

全113件中、21~40件目を表示

5.0呼吸している映像遺産にあんぐり傍観

2022年11月29日
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笑える

幸せ

全てが良い意味で遠慮や計らいが無くシンプルに大胆で大衆が沸き吹き起こす風を捉えて爆進し、その時の熱い侍の息が今も世界を拡げている。

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ケセラッセーラ

4.5とうとう観た 「七人の侍」、たしかに面白かったです!

2022年11月28日
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鑑賞方法:映画館

TVでも観たことがなく、これが自分史上ホントに初めての鑑賞だ。それもLIVE ZOUNDの迫力ある音響で。ありがとう、チネチッタ。百周年、おめでとうございます。200年まで頑張ってください! スタッフ、キャストの手書きテロップに続き、「ひづめの音が、庶民(百姓)の恐怖だった頃・・」 という手書きのテロップで始まるオープニング。 さっそく描かれる、野武士たちに毎年収穫を蹂躙される農民たちの嘆き。しかし聞き取れない、何言ってるのか雰囲気だけで聞く。リアリティを出すために、当時の百姓はこんなしゃべり方だったことを忠実にトレースした結果だそうだが、できれば字幕がほしいぞ、というレベル。心して観てください。 あらすじは書くまでもないかもしれないが、そんな百姓が「侍を雇って野武士をやっつけてもらおう。白い飯をたらふく食える、という返礼しかないが、きっと何人かやってくれる侍もいるだろう」 という一縷の望みをかけて街に出る。前半は、集まるまで。ゆうに100分をそこに費やす。それだけ途方もない望みだということが観ているこちらにも痛感。後半は、集まった侍が百姓をしたがえて野武士たちと戦う、ひたすら戦う。 冒頭に書いた手書きテロップのとおり、後半は最初から最後まで、ずっと、大音量の蹄(ひづめ)の音を聞き続ける。それが今回チネチッタがLIVE ZOUND劇場で本作を上映してくれた狙いだろうし、100%満喫した。ありがとう、チネチッタ。 三船さん(敏郎)演じる菊千代。百姓なのに侍になりたくて侍の真似をしている男。彼がこの映画の狂言回し。ある時は百姓の苦悩を当事者側から伝えるともなく伝え、またある時は圧倒的強者に見える侍と圧倒的弱者に見える百姓をそういう風に切り分けない視点を提供してくる。そこらへんがこの映画の脚本のうまいところなんだろうなあ。菊千代、正直うるさいんだけど。 金でなく、かつ(落ち武者狩りの戦果を見せられるので)100%百姓に同情するわけでもなく、それでも彼らのために戦う男たち。う~む。ハードボイルド。そこに、なにも残らず、勝ったのはただ百姓たちばかりだったとしてもいいじゃないか、と思えてしまう俺でした。とうとう観た 「七人の侍」、たしか面白かったです! おまけ1 うわ。本レビューはいつのまにか1,000レビューめだ。いい映画が1,000レビューめで、なんかよかった。 おまけ2 アンディ・ロビンソンさんのレビューが面白かった。この映画、もちろん名作と思うが、その歴史にはいろいろな経緯があったんだなあ。離散していたフィルムをつなぎあわせて作ったのが 207分の本編だとしたら、すばらしい本編にも 「編集の妙」 という点はないのかもしれないなと感じた。同時にいまは観られないらしい 「160分の 海外版、凱旋公開バージョン」 も観てみたいなあ。 おまけ3 とあるホームページで知ったが、なんと、「マルチカメラ方式を初めて採用した映画」 なんだね。それまではカメラ1台だったのか。お金って大切なんだな。そのホームページには 「その効果や迫力は想像を超えるものがあり」 とあるが、そうだろうね。自分たちも比較して観ることができたら、明らかにわかるだろうね。遠景とアップが切り替わるという今では当たり前のことも、シングルカメラじゃ2回撮らない限り実現できないんだものね。1954年ってそういう時代なんだね。(自分も、80年代のMTVを見て、いまとの違いに唖然とした経験からわかる気がする。80年代のMTVではカメラが動く(近づく)はごく少ないんだよね。これは今みたいにジングルが進化していないので、カメラを動かすにはレールが必要だったんだろうな、と想像してます) そして同じホームページでみた 「みなが走る」 という点のすごさ。そうか、言われてみてわかったが、オートフォーカスじゃないんだ。走って動いたら、カメラは焦点をあわせ続けなければいけないんだね。 ちなみに上記で自分が参照したホームページは、「『七人の侍』 を100倍楽しもう」 です。 おまけ4 武士たちの中に一人だけ農民の心の男がいたことによって、「弱い農民を救う強き俺たち」というヒロイック幻想が、主人公たちからも、観ている俺たちからも消し飛び、しかしそれでも、いやそれだからこそ、事を成し遂げようとする主人公たちの姿があらためて清々しく感じられて、とても好きな映画です! 外国人が思う「武士道精神」はこの映画が色濃く影響しているのかもしれないな、と思う。

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CB

4.5川崎チネチッタ100周年記念の期間限定上映で鑑賞。大スクリーンで見...

2022年11月27日
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鑑賞方法:映画館

川崎チネチッタ100周年記念の期間限定上映で鑑賞。大スクリーンで見れて満足。

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kenchandayo

5.0さすが名作

Mさん
2022年10月2日
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と言われるだけのことはある。おもしろい。でも長い。 志村喬かっこいい。

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M

5.0日本映画を代表する名作

2022年7月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

日本を代表する黒澤明監督の名作中の名作。 海外にも轟き、多くの映画そして監督に影響を与えたと聞きます。 ある意味で「七人の侍」は三船敏朗のコメディアン振りに見惚れる映画でもありました。 三船敏朗って本当に、米と味噌汁と塩ジャケをを食べて育ったんでしょうか? 演技がエネルギッシュでバタ臭い・・・ステーキとオムレツ食べてたと思うけど・・・どうでしょうね。 「七人の侍」でも一人ではしゃいで走り回り、褌一丁で川に潜って素手で魚を取ってました。 生でむしゃぶりつくのか?と見てると焚き火で焼いてて一安心(笑) 駄馬を乗り回すかと思えば、振り落とされて馬を必死で追って走って行く。 (落馬シーンは、端折ってました。至宝三船を怪我させては大変、笑) ともかく人間臭い。 農民や仲間が死ぬと落ち込んで、寝食を忘れて嘆きます。 大騒ぎして、はしゃいで、大酒喰らって、ボコっと殴られたり、ぜんぜん三枚目です。 素敵さも美貌も封印ですよ、この映画では。 でも並の身体能力ではないです。 演技の驚くほどの多様性・・・菊千代(三船)と名乗る農民上がりの侍は、 馬小屋だろうと気にも留めずに爆睡します。 菊千代の名前だって借り物! 野武士との戦いは二日二晩続き、敵も味方もヘトヘトになり、野武士たちはほぼ兵糧攻め。 野武士たちにとっても、こんなに手こずった経験はない筈。 そしてラストの雨の中の最終決着へと雪崩れ込んで行きます。 馬の疾走、いななき、雪崩れ落ち落馬する野武士たち。 迫力の映像でした・・・スペクタル時代劇です。 結論的には、農民は底力がある。 農民は虐げられることに慣れている。 だから彼らは打たれ強いのです。 長い歴史の中で、戦時にヘコタレないのは土を耕す農民。 米を作り野菜を栽培する農民。 土と共に生きること・・・侍には敵わないのです。 志村喬の言葉『今度も負け戦だったなあ、勝ったのは農民さ!!」 それが正解でいい。 過去鑑賞

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琥珀糖

5.0やっぱり凄い

2022年4月15日
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やっぱり凄かった… リマスター版は3回目だが、とにかく「セリフがわかる」。 「以前」は8割何を言ってたかわからなかった三船のがなり声の内容が9割わかるようになった。(いや正味の話、) そうすると何が変わるかって言うと、今まで主に後半の合戦シーンに圧倒されて高評価してたのが、実は前半の密度の濃さ、面白さ、ドラマティックさがもの凄い破壊力であることがわかってくる。 (馬喰が百姓の肩を持つシーンなどは映画史上に残る名場面だと思っている。) 勘兵衛他どのキャラクターも魅力的だが、特に菊千代。 百姓と侍のハイブリットである彼の存在はこのストーリーにおいて不可欠なものだった。 まあ理屈はともあれ3時間を遥かに超える尺があっという間。こんなの見るとホントに「面白さ」に「古い新しい」は直接関係ないと痛感する。 新文芸坐さん、ありがとうございました!

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百万両

5.0七人のキャラ

2021年5月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

黒澤映画の傑作で、七人の侍のキャラが見事に描かれ、とても魅力的だ。 戦術も丁寧に説され、観客が迷うことはない。 農民と侍の関係性に、農業政策への批判が垣間見える。 ラストの雨中での対決シーンを超えることは今後とも出来ないのでは。

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いやよセブン

4.5七人の侍

2021年4月29日
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たしかに長いが面白い。時間はそれほど感じさせない。 「用心棒」を見ていたので、同じくらいすっきりした映画だと思っていた。 が、終わってみると気分は晴れない。 守られるべき被害者だった百姓は、ストーリーが進むに連れ違う描き方をされている。 最後には礼を言うどころか、志村さん御一行と絡む描写も無い。(ここのせいでモヤモヤが深まった気がする。これ以前にも布石はうたれてたけど。) 「勝ったのは百姓」 悪を倒しても、村に平和が戻っても気分は晴れきりませんでした。善人で、か弱い村人と共闘して悪をやっつけ、感謝される話だったらもっと気分楽だったろうけど。笑 (宮口精二さん演じる侍破茶滅茶かっこよかった。侍!) 百姓が侍を探すシーン、探している百姓達の顔付近だけ写してキョロキョロしている描写がある。これが割と長いのだが、用心棒でも同じような描写を観た。注視する先を写さず注視している人達を長い時間写しているのは気になった。

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u-rei

4.5カッコ良すぎて惚れた。

2021年3月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

興奮

『七人の侍』鑑賞。 *主演* 三船敏郎 志村喬 *感想* 初めて黒沢明監督の作品を見ました。 全編モノクロ。長編作品なので、前編と後編それぞれ見ました。 百姓に雇われた七人の侍が村を守る為に野武士に立ち向かうお話。 前編は百姓が七人の侍をスカウト、野武士の襲撃に備えての準備。 後編は七人の侍+百姓vs野武士の戦いが描かれてました。 勝四郎と志乃の惹かれ合いもありました。でも、あのお父さん、いくらなんでも叩きすぎ(^^; 七人の侍達がかっこ良かった。特に三船敏郎さんが演じる菊池代と志村喬さんが演じる勘兵衛が渋い!足も速い!刀を抜くシーンもカッコいいし、惚れました! 終盤で、雨の中の激しい攻防戦が圧巻!泥まみれになりながら野武士を倒すシーンやカメラワークも迫力があって凄かった!\(^^)/ 普段はあまり時代劇を見ないけど、とても面白かったです!

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ひろっぴ

5.0面白い!

2021年1月14日
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最初は「思ったよりも面白い」という程度だったが、徐々に引き込まれた。 ラストの戦闘シーンはまさに圧巻。 これは白黒映画にしか出せない味わいだろう。

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山椒魚

4.0噂通り

2020年12月28日
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鑑賞方法:TV地上波

噂通りのハラハラ、ドキドキ、エンタテイメント作品でした。人物描写も良いし。 ただあの女性にはイライラしたなぁ。

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ボケ山田ひろし

4.5面白すぎて困惑!

2020年12月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

興奮

初めて207分ちゃんと観た。古めかしい歴史格闘物かと思っていたがド直球エンタメアトラクションだった!個人的には後半の怒涛の戦闘シーンより、前半のヒューマンドラマの方が心踊って好き。ラストも繊細で日本人らしい風情があるね。志村喬に惚れてしまった。

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みな

3.0黒澤では下位。

2020年12月15日
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私は非支持。 美術照明撮影の濃度は買うが。 スターウォーズ級の凡庸冗長な脚本に、ひとり尻丸出しで対峙し飛び跳ねる三船のケツ肉だけでもたせた一本。 黒澤でなく当時の三船が凄いのだ。 怒鳴り早口は修復しても聞き取れぬが許す。 黒澤では下位。 黒澤なら天国と地獄、羅生門、赤ひげ。

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きねまっきい

5.0ルーツ

2020年7月11日
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現代を生きるわたしたちがシェイクスピアを読んでも、そこに普遍性を感じない。けっこうややこしいストーリーを持っていて、むしろ一風変わったドラマに感じられる。でも黒澤明には普遍性を感じる。全部入っている気がする。元となるものがそこにある気がする。 こんにち誰がつくった映画にも、意識と無意識にかかわらず、黒澤明の影響があると思う。そこまで普遍的なものを知らない。絶対で、何か/誰かと比較のしようがなく、かつ総てに通じる。 海外誌が編集した歴代映画100選のこの映画の選評に、ブロックバスターであり、かつアートハウスでもある、という言い回しがあった。ミーハーな庶民も、こまっしゃくれた映画通も、どっちも喝采する映画だという意味で、黒澤明の普遍性を簡潔に言いあらわしていると思う。 社会から高潔という形容の対象がいなくなってしまっても七人の侍のなかにはいる。わたしはいかなるメディアでもこの映画の久蔵/宮口精二より高潔なヒーローを見たことがない。 2015年のアメリカ映画mifune the last samurai。三船敏郎のドキュメンタリーだが、無数の魅惑的な未公開画像が出てくる。そこで、撮影中なのだろう、はしょりの甚平でラーメンを食べている三船敏郎の写真を見た。舞台裏の姿がとても印象的だった反面、侍たちの活躍もつくりものだということに気づくのである。 映画といえども、人がつくったものだ。あたりまえのことだが、それが映画であれ音楽であれ、あるいは小説、彫刻、絵画、漫画、ほかの何であれ、誰かがつくっている。そして人は人の創造物を愛でる。わたしを含め、世界じゅうの人々にとって、誰かの創造物を愛するきっかけが、黒澤明またはその亜種だった可能性がある。

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津次郎

4.0何度見返しても何を言ってるのかさっぱり聞き取れない。海外で評価が高...

2020年5月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

何度見返しても何を言ってるのかさっぱり聞き取れない。海外で評価が高いのは字幕のおかげだろう。しかし、それを差し引いても名作。頑張れ録音部。

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kazuyuki

5.0世界で最も有名な日本映画のひとつ

2020年4月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

単純

興奮

『荒野の七人』はじめ、いろんな形でリメイクされるなど、今も世界中に影響を与え続ける日本映画のひとつ。 まぁわかりやすいストーリーをダイナミックな映像で製作。これは世界中の誰でも楽しめる(^^)b ただ、笑い担当で見事な演技を見せてくれた三船敏郎だったけど、セリフは聞き取りづらい(^_^;) それにしても3時間半という大長編。 長い…けど面白いからあっという間。 とにかく映画好きなら、絶対見ないとね。

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n.yamada

4.0世界の黒澤

2020年4月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

3時間半と長い映画だったので二日掛けて鑑賞。 声が聞き取りにくかったので字幕があればいいなと思いましたので、 Wikipediaであらすじを見つつ鑑賞しました。 粗い映像と間の取り方が今の映画では見ない緊張感を生んでいてドキドキしました。 世界的に評価されている作品を日本人である自分が見ないわけにもいかないという 謎の使命感から見た今作でしたが、・・・良かったです。 次見るときは字幕入りで見たいですね。

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ハーブ

4.0百姓舐めんなよ!

2020年3月13日
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楽しい

知的

やっぱり作戦は大事!

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Pegasus

5.0映画館で観てよかった映画No.1

2020年3月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

鑑賞3回目! 月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとして 1回目に観た時は歴史的名作の迫力に圧倒されて 感想を文字に残す余裕がありませんでした。 2回目にやっと世界が認める娯楽作品の 楽しさ面白さを私の言葉で文字に残せるところまで来ました。 そして3回目に七人の侍 一人一人の魅力的な人物描写に魅了され 観終わった後、涙が出ました〜〜 私もあの貧しい村の一人になって 現在ならさしずめ「理想の上司No.1」の 志村喬演じる勘兵衛さんや稲葉義男演じる五郎兵衛さんに もっと色々教えてもらいたかった! 三船敏郎演じる破天荒な菊千代や、 スッとぼけていながら優しさの滲み出る千秋実の平八さんや 加東大介演じる戦慣れした七郎次さんと一緒にお酒が飲みたかった! 宮口精二が演じたクールな久蔵さんの見事な剣の腕前に 木村功演じる若侍、勝四郎と一緒にもっと魅了されたかった! あの世界に行きたい! あの七人と会いたい! これが本当に惚れると言うことやね〜〜 しっかりキャラの立った七人の侍たち だからこそ、現在でもこんなに心に響くのでしょうね〜 以下は 2回目の2018年7月9日 鑑賞時の感想です。 この映画を「別に普通」と言う人もいるが、そりゃそうだ! この映画があったから、その後の殆どの娯楽アクションものが この映画をいわば真似してる訳で〜 「普通」を最初にを創り出したのがこの映画と言う事。 台詞が解らないと言う人もいる。そりゃそうだ! そもそも50年前の映画なのだから50年も過ぎれば言葉も変わっちゃうし 日本語スキルが劣化した私らに合わせた台詞は一言も無い。 それなのに地球上で1億強しか話さない原語の映画が 世界で同時多発的に色んな国の映画人から賞賛されている訳で、 要するに少々セリフが解らなくとも 真面目に観れば、ちゃんと解るように作られてるんだよ! 名作名作と構えずに気楽に観たら良い! 面白い娯楽作品なんだから〜! 福田里香氏の「フード理論」の最高峰は「七人の侍」である! と言う評論を耳にして、改めてこの作品を観ると 食べる事=生きる事の重さが胸に迫って来る。 作ってる自分たちでさえ一粒も口に出来ない一番大事な米を 差し出すしかない農民と、そんな農民の困窮を見兼ねて 出世にも俸禄にもならない仕事を引き受けた侍達の矜持と、 意義ある死に場所を求める気持が合致して話が進んで行く。 侍の話だけでなく、農民たちの困窮しながらも 実はしたたかに生き抜く狡猾さも描かれている。 死にかけの落ち武者を竹槍で追い回して奪った槍や兜〜 決戦前夜、いつのまにやら始まった酒盛りや 若い性の暴走などは誰にも止められない〜 生きるとは、綺麗事では無く、時には人を欺いたり 文字通り命がけなのだと、観るものに伝わってくる。 実は農民の出である三角じるしの菊千代が目指すものは 「本当の侍」になること。 だから勘兵衛に「本当の侍」の理想を見てついて来たのであり 久蔵の振る舞いを褒め称える勝四郎の「本当の侍」の言葉に 触発されて、逆に「本当の侍」にあるまじき行為を行なってしまう。 その反省が、最後は彼を「本当の侍」にしたのだと思う。 今回改めてやっぱ三船敏郎って凄いな〜〜 圧倒的な存在感と、大きな動き、豊かな表情! そして画面全体を照らし出す、溢れる様な愛嬌!! 彼の愛嬌があればこそこの映画が単に重い話で終らず、 メリハリのある活劇になってるんでしょうね。 こんな役者は今のハリウッドを含めてもちょっと居ない気がする。 1回目が2016.10.19日でした。 今回2度目だけど、2度目だからこそ 前回見落としていた部分を再確認しました。 本当に中身が詰まってます。 @もう一度観るなら? 「定期的に映画館で!(笑)」

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星のナターシャ