劇場公開日 1954年4月26日

七人の侍のレビュー・感想・評価

全191件中、1~20件目を表示

5.0時代が、人が、技術が進んでも絶対に追いつけない映画

2025年11月19日
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世界トップクラスとして認められている
日本映画で“動”を感じたければこの映画
“静”ならTOKYO STORY でしょうね。

七人の侍の中の距離感
人と人の慈しみ合いと絆
自己犠牲の果ての感謝
表現する人達の情熱と姿
それが詰まっている。

極限状態で作られた
そういう映画です。

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星組

4.5迫力が違う

2025年11月8日
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興奮

レンタルDVDやブルーレイ、配信等で散々観ましたが、劇場は映像や音声も迫力が違います。映像は4Kリマスターですからなおさらでしょう。ただ老齢のせいか、セリフは聞き取りにくかったです。
いつかは、赤ひげを是非公開していただきたいです。

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はんてん

4.5今尚間違いなく傑作

2025年11月6日
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鑑賞方法:映画館

採点4.8
これは本当に見事。
こうしてスクリーンで観れるとは、しかも4Kリマスターを大きなスクリーンでですよ。これは嬉しい。
今観ても大胆なカメラワークやダイナミックな演出に殺陣。それと皆の分厚い芝居。
黒澤作品のレギュラーと言える志村喬はストーリーテラーのどっしりとした立ち振る舞い、反して野猿のような自由奔放な芝居で魅了する三船敏郎。この相反する二人の相乗効果が凄い。
そして個人的に宮口精二演ずる久蔵です。最初から最後まで最高に格好良い。
剣術の経験があるのか、立ち合いで見せた後ろ下段の構えなどはかなりでした。
あとDVD(前後)でしか観たことがなかったのですが、劇場版ではインターミッションあったのですね?これは驚きました。
前後に分けながらも大きく三遍に分かれた作り、信綱や卜伝のエピソードを盛り込んだりと脇も緩めぬものすごい意欲作。実に驚くばかりです。
スクリーンで観れて本当嬉しかった、今尚間違いなく傑作です。

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白波

5.0七人の侍と荒野の7人どっちがお好き?

2025年11月5日
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泣ける

興奮

ドキドキ

荒野の7人は、100回以上見ているが、七人の侍は、久しぶりにロードショーで見た。黒沢明監督が素晴らしいエンターテイメント映画を見せてくれる。映画が好きな上級者にも初心者にも是非、見てもらいたい作品だ。四時間と長いけど、だから見応えある。映画の中の風の音がいい。

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えんち

4.0念願かなって、ようやく観れた!

2025年11月5日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

ドキドキ

私、黒澤作品、初です。
途中休憩10分が入るが間延びすることなく、ラストもよかった。
日本映画のパワフルさが詰まっていた。

子どもの頃は、毎日家族で時代劇を観ていた。
夕方に再放送で、夜には人気の時代劇が曜日ごとに放映されていた。
端正なたたずまいの「大岡越前」加藤剛さん。
男性を初めて色っぽいと感じた「遠山の金さん」杉良太郎さん。
あり得ない設定なのに、毎回将軍と分かるシーンが大好きだった「暴れん坊将軍」松平健さん。
親は放任でも、昭和の子どもがまともに育ったのは、時代劇で何度も何度も観て、勧善懲悪を刷り込まれたからかもしれません。

「七人の侍」の時代背景はあまりよく分からなかったけれど、こんなふうに命を懸けた戦いを経験することは、私はないだろう。
だからこそ、この平穏な毎日の真の価値を実感しないまま死ぬのかもしれないと思った。

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のりたまちび

5.0ぜひ映画館で(4kリマスター午前10時の映画祭)

2025年11月5日
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鑑賞方法:映画館

この時代に見ても血湧き肉踊る高揚感に浸れます。

今のアクション映画にない生きた生々しさ。三船の喜怒哀楽全開の演技。緻密でいて大胆なカメラワーク

これが戦後ほどなく作られたっての考えられない

ほ最高の画質や音声も聞き取りやすくて最高の映画体験でした!
午前10時のスタッフさん、この映画を4kで見させてくれてありがとうございます!

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モン吉

4.5世界を魅了した三船敏郎の最強演技

2025年11月5日
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鑑賞方法:映画館

大陸で日本人両親のもと生まれ育った三船さん。菊千代はまるで普段の自分だと言っていたらしい。そこを監督か脚本が拾って広げて、焼け出された赤子を抱きながらの「この子は俺だ!」という名セリフが生まれたのかもですね。
 役の魂から入ると云われた役作りや迫真の台詞回し、超人的な身体能力や本職を凌ぐ乗馬術どれをとっても空前絶後、そのような俳優は世界見渡しても…ですよね。そこに人間的優しさや我慢強さが加わるんです。普通の人間は黒澤監督と十六本も付き合えません。
 菊千代が自らの出自である百姓をクソミソにあげつらいつつ愛憎を見せる場面は、共演の千秋実が泣いてたのは演技じゃないんじゃ…

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満天

5.0トイレ休憩は稲刈り前

2025年11月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

2025年映画館鑑賞105作品目
11月3日(月)イオンシネマ新利府
ハッパーマンデー1100円

新4Kリマスター版

モノクロ

1954年(昭和29年)初公開

監督と脚本は『酔いどれ天使』『野良犬』『羅生門』『生きる』『蜘蛛巣城』『隠し砦の三悪人』『用心棒』『椿三十郎』『天国と地獄』『赤ひげ』『影武者』『乱』の黒澤明
脚本は他に『羅生門』『生きる』『蜘蛛巣城』『隠し砦の三悪人』『八甲田山』の橋本忍と『隠し砦の三悪人』『椿三十郎』『天国と地獄』『赤ひげ』『乱』の小国英雄

粗筋
時代背景は戦国時代
天正14年(1586年)
貧しい農村では村人たちが野武士たちの略奪に苦しんでいた
村人たちはこれ以上我慢ができなり村の長老に相談
その結果村人の有志4名が町に出て村を野武士たちから守ってくれる侍を勧誘することに
報酬は白米の握り飯のみ
なんやかんやで七人の侍が集まり村人と共に野武士たちを迎え討つ

世界に最も影響を与えた邦画作品
日本映画代表
不朽の名作

3時間27分
映画館でトイレ休憩がある作品を鑑賞するのは今作が初めて
映画館以外のスクリーンとなるとソフト化(DVD化)される前に大谷翔平の地元奥州市水沢の公共施設で鑑賞した『黒部の太陽』が初めてだが

冒頭を除き七人の侍が守る村に野武士が攻めてくるまではコメディー路線
平八が戦死してからは緊迫したシリアス路線

最大の見せ場は土砂降りの中で決戦
もはや俺ごときが語るに及ばない
その前に平八と五郎兵衛が亡くなっている

七人中四人が亡くなっているがいずれも銃殺
村人も数名が矢で射抜かれるなどして亡くなっている

実質主人公は志村喬演じる島田勘兵衛
三船敏郎演じる菊千代はコメディーリリーフ
椿三十郎同様通称で本名ではない

左卜全が良い味を出している

村娘代表として志乃を演じた津村恵子
別嬪さん
侍から娘を守るため父に髪を切られ男装に
七人の侍の最年少勝四郎と結ばれる
やることやって小屋から出てきてなぜかおどおどしている勝四郎
遅れて出てきた志乃は処女喪失ながら「良かったわ」と言わんばかりに余韻に耽る色っぽさ
濡れ場で惜しみなくヌードを披露しなくても十分にそれと表現できる俳優の演技力と監督の演出力が見事

平和とはなんなのか
単に戦争がない状態なのか
いやそうではない
誇りを取り戻すため
本当の意味で「いきる」ため
我々の日々の生活を守るため
野武士が度々攻めてきて命乞いする他なくその代わりに食糧や女たちを奪われる無秩序な状態は平和ではない
なぜウクライナはロシアと戦い続けるのか
なぜイスラエルは建国以来平和が訪れないのか
ヒントはこの映画にもある

配役
七人の侍のリーダー格で冷静沈着温厚な性格で経験豊富な島田勘兵衛に志村喬
七人の侍の一人で百姓出身の荒くれ者で半人前の菊千代に三船敏郎
七人の侍の一人で裕福な武家出身だが末っ子のため家を出て旅の末に勘兵衛に出会い師事する半人前で最年少の岡本勝四郎に木村功
七人の侍の一人で勘兵衛の人柄に惚れて仲間入りし参謀的ポジションを担う片山五郎兵衛に稲葉義男
七人の侍の一人で元々勘兵衛の股肱で過去の戦で離れ離れになったが再会した七郎次に加東大介
七人の侍の一人で剣の腕は中の下だが冗談をよく言うムードメーカーで「◯6△1た」の軍旗を制作した林田平八に千秋実
七人の侍の一人で修行の旅の途中で勘兵衛に誘われ仲間に加わった凄腕の剣客の久蔵に宮口精二
離れの水車小屋に住む村の知恵袋的存在の長老(爺様)の儀作に高堂国典
村に住む若い百姓で女房を野武士に奪われたためか侍探しに最も積極的な利吉に土屋嘉男
村に住む壮年の百姓で利吉たちと共に浪人を探した茂助に小杉義男
戦うことには消極的だが儀作の提案で渋々利吉と共に浪人探しに行く壮年の村の百姓で志乃の父親の万造に藤原釜足
村に住むマヌケな中年の百姓で利吉と茂助と万造と共に侍探しに出かけた与平に左卜全
万造の娘で勝四郎を好きになる志乃に津島恵子
収穫物の代わりに野武士に強奪された利吉の女房に島崎雪子
柴刈りの最中に野武士を最初に目撃する村人の伍作に榊田敬二
儀作の息子に熊谷二良
息子の嫁に登山晴子
かつて野武士に家族を殺された経験を持つ久右衛門の婆様にキクさん
久右衛門の婆様の声に三好栄子
百姓に峰三平
百姓に松下正秀
百姓に池田兼雄
百姓に川越一平
百姓に鈴川二郎
百姓に夏木順平
百姓に神山恭一
百姓に鈴木治夫
百姓に天野五郎
百姓に吉頂寺晃
百姓に岩本弘司
百姓に山田彰
百姓に今井和雄
百姓に中西英介
百姓に伊原徳
百姓に大塚秀雄
百姓に大江秀
百姓に大西康雄
百姓に下田巡
百姓に河辺昌義
百姓に加藤茂雄
百姓に川又吉一
百姓に篠原正記
百姓に松本光男
百姓に海上日出男
百姓に田武謙三
百姓に山本廉
百姓女に本間文子
百姓女に小野松枝
百姓女に一万慈多鶴恵
百姓女に大城政子
百姓女に小沢経子
百姓女に須川操
百姓女に高原とり子
百姓の娘に上遠野路子
百姓の娘に中野俊子
百姓の娘に東静子
百姓の娘に森啓子
百姓の娘に河辺美智子
百姓の娘に戸川夕子
百姓の娘に北野八代子
百姓の娘に記平佳枝
町の人足Aに多々良純
町の人足Bに堺左千夫
町の人足Cに関猛
木賃宿で売れ残った饅頭を売りに来た饅頭売に渡辺篤
木賃宿の客の琵琶法師に上山草人
盗賊の人質になった子供を助けるためにか僧侶に扮する勘兵衛の剃髪を行い袈裟と数珠を貸す僧侶に千葉一郎
豪農家の子供を人質に小屋に立てこもる盗人に東野英治郎
勘兵衛に誘われるも村助けを断る強そうな浪人に山形勲
久蔵と果し合いをし竹刀で相打ちを主張するも否定され逆上し真剣勝負をするも惨殺される浪人に牧壮吉
村助けをお願いした利吉を蹴飛ばす長槍を持った浪人に清水元
平八に薪割りをさせていた茶屋の親爺に杉寛
木賃宿の客の一人で博打も剣術もからっきし弱い情けない浪人に林幹
豪農家の祖父に小川虎之助
豪農家の娘に千石規子
豪農家の亭主に安芸津広
豪農の前の百姓に堤康久
豪農の前の百姓に片桐常雄
豪農の前の百姓に岡豊
豪農の前の百姓女に馬野都留子
町を歩く浪人に仲代達矢
町を歩く浪人に宇津井健
町を歩く浪人に伊藤久哉
町を歩く浪人に加藤武
四十人の野武士集団を率いる頭目に高木新平
片目に眼帯をつけた副頭目に大友伸
村を偵察に来たが菊千代に捕獲され村に連れていかれる斥候Aに上田吉二郎
村を偵察に来たが待ち伏せしていた久蔵に斬られる斥候Bに谷晃
村を偵察に来たが待ち伏せしていた久蔵に斬られる斥候Cに中島春雄
鉄砲の野武士に高原駿雄
屋根の野武士に大久保正信
離脱する野武士に大村千吉
離脱する野武士に成田孝
野武士に西條悦郎
野武士に伊藤実
野武士に坂本晴哉
野武士に桜井巨郎
野武士に渋谷英男
野武士に鴨田清
野武士に広瀬正一
野武士に宇野晃司
野武士に橘正晃
野武士に坪野鎌之
野武士に中恭二
野武士に宮川珍男兒
野武士に砂川繁視
野武士に草間璋夫
野武士に天見竜太郎
野武士に三上淳

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野川新栄

5.0映画の真骨頂!

2025年11月4日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

驚く

「七人の侍」が初めて公開された1954年の時代背景を考えると、どうやってあれだけの映像が撮れたのかと驚いてしまいます。

もちろんプロットも丁寧に描き207分の上映時間はあっという間でした。

完璧主義の黒澤明監督が無謀とも言える難題を大勢のスタッフが何事にも忖度されずただひたすら具現化した賜物です。

もう二度と作れない唯一無二の作品です。

ありがとう!
午前十時の映画祭!

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クロレッツ

5.0最高の映画を最高のクオリティで

2025年11月2日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

笑える

興奮

驚く

4Kリマスターされたブルーレイは既に購入して家庭でも何度か鑑賞済みです。
何度かリマスターされてきた本作ですが、画面の傷やチラツキ、ハイライトの飛びとシャドーの潰れ、音声がが大きく改善され、これが最終版と言えるほど非常に観やすくなりました。
私が名画座で初めてこの作品を観た時は画面の傷やノイズが著しく、さらに海外版で1時間位がカットされた非常に粗悪な物で、日本の映画に対する文化的価値観に失望したものです。
しかし 、今回の4Kリマスター版は70年以上前の作品とは思えないクオリティで、モノクロという点を除けば現代人の鑑賞にも十分耐えうるものだと思います。そして、出来るならば映画館の大スクリーンで大勢の観客の一緒にスペクタルと感動を共有しながら観ることをお勧めします。
因みに、昔から三船敏郎さんのセリフが聞き取れないというのが定説ですが、私には音の悪い頃から十分聞き取れました。逆に今回のリマスター版を通しても聞き取りづらいのが左卜全さんのセリフです。まぁこれが左さん味なのですが、ブルーレイの日本語字幕で確認してやっと理解出来ました(笑)

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masa

5.0たいへんだ!野武士が来たぞ!!

2025年11月2日
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鑑賞方法:映画館

「七人の侍」大いに楽しめました🌟
音声(役者の声)がクリアになっていて、ほぼほぼというか全て聴き取れました!! 映像は新4Kリマスター版で、とても鮮明で感動🥲です 映画館で観て本当に良かった!!と、前から3列目でド迫力で堪能しました🙇 映画館で観るのは、、2回目です。ソフトでも3回は観ていますが、率直な感想は、、素朴で素直で作品が純粋そのものだ!ということです。ほかは、今更、語ることない映画史上の紛れもない傑作です🌟

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シネマ大好き

5.0レビューではありません。私の今の気持ちです

2025年11月2日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

幸せ

初めてこの映画を観たのは…
記憶では「ニュープリント完全版」、地元の東宝の劇場、フィルムでの上映…50年近く前の話。

80年代ビデオやDVDが普及してもソフト化はなかなかされなかった。黒澤作品への欲求を満たすため映画が観れないのなら…と図書館でみつけた「黒澤作品シナリオ全集」を何度も借りて読んだ。

ながい年月を経てソフト化、BSや配信で今では…いつでも観ることが出来る。
この作品に関しては、何度も何度も観た。テレビ画面で…。しかし、どのバージョンもフィルムの傷や汚れ、画面の揺れなど”玉に瑕“なものばかりだった。

そして今回、4Kリマスター版を劇場で観ることが出来た。
長年夢にみた…いや、実現するとは考えもしなかったこと…

とても幸せです。

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もういくつ寝ると…

4.0好きなタイプの演技

2025年11月2日
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鑑賞方法:映画館

現代の演技の良さとはまた違うタイプではあるが
それぞれの雰囲気を含めた演技というのは良いもの。
現代では、この引きの絵の美しさは少なくなってしまった

何よりも驚いたのは特別テンポがいいわけでもなく
だれるわけでもなく、純粋に長さを忘れられた事。
劇場で観ることを選んでよかった。

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K犬

4.5七人の侍

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

三船敏郎かっこいい

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ひま

3.0無情な哀愁

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

興奮

1度は観ておかねばと、午前十時の映画祭で。
70年前の作品としてはかなり驚愕ですが、今となっては、ちと観るのが遅かったのかも。
印象的だったのはラストの農民の勝利という意図、志乃の態度。そうして侍は去っていくしかない。無情な哀愁は良かった。

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tigerdrver

5.0邦画に於ける金字塔

2025年10月31日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

斬新

評価は既に定まっている。映画館にて鑑賞する面白さ、楽しさをこの映画が十二分に教えてくれる。大画面のテレビモニターでは、その素晴らしさは半減する。劇場で鑑賞すべき作品である。画像はもちろんのこと、音声もかなり聴きやすくなった今回の新4Kリマスターは今の時点では、最善の美しさだ。劇場で鑑賞することを強く勧める。

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shanti

4.0こんなにエンタメ作品だったとは! いつか観ようと思いつつずっと見逃...

2025年10月31日
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鑑賞方法:映画館

こんなにエンタメ作品だったとは!
いつか観ようと思いつつずっと見逃してたいたので、映画館で観られて良かったー!

正直、序盤は湿っぽくてこれ面白くなるのか…と少し心配だったけど、志村喬と三船敏郎が出てきてからは徐々に引き込まれて3時間半最後まで楽しめた。

噂に聞いていた通り、確かにセリフが聞き取りづらいところもあるけど、音声も大分クリアになってるようで、状況と話の展開で大体どんなこと言ってるか分かったのでそこは問題なかった。
モノクロでもこんなに迫力のある泥臭いアクションが楽しめるのかと驚いた。

あと、観客がきっと何度も観てるであろう年配の方が多く、そこかしこで笑い声が聞こえてきて、「なるほど、ここは笑うポイントなのか」と思いながら観るのも楽しかった。

でもやっぱり長いは長いので、もし配信で観てたら集中力がもたなかったかもしれない。
映画館で観られて良かった。

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るか吉

5.0最高

2025年10月31日
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4kリマスターを劇場で視聴
初の黒澤明
ここから黒澤明に沼る予定

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トマスØ

4.0世の常

2025年10月31日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

家でしか観たことがなかったが、今回初めて劇場で鑑賞した。デジタルリマスターしたとはいえ、それでも聞き取れない台詞が幾つか私にはあった。実は字幕があった方が良いのかもしれない。

金にも名声にも繋がらない仕事を引き受けようという、その心意気や良し。フィクションなのだから、そんな侍6人も集まらないよ、とは言うまい。

自由が叫ばれる現代社会だが、この作品を見て、自らのテリトリーは自ら守るしかないということ、社会を維持するためにはある程度の統制が必要なのだということを、改めて思い知らされる。
性善説ではこの世は生き残れない、というのが厳然たる事実なのだ。

志乃の「弱虫!武士のくせに!」にいつの世も変わらない女性の強さを感じ。野武士を狩り、武具もどぶろくも隠し持つ、百姓たちのしたたかさに目を見張る。

そして、戦いは終わり、皆で田植えする日常へ。勝ったのは百姓らで、通りすがりの侍たちは、当て所ない旅路へ。地に根を張って生きる者らは強い。
役目を果たし村を去る侍達のある種の諦観、私の心にも確実にあるなと感じた。

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Nori

4.01954年の映画がこんな面白いもんかね

2025年10月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

午前10時の映画祭で鑑賞(ありがとう!)
見る前は台詞が聞き取れなさすぎと聞いたが全然そんなことない
序盤の百姓達は方言も重なって分かりにくいがしばらく待てばそんなことなくなるので
興味ある人は是非見てほしい名作映画

何よりキャラがいい!
みんなのリーダー優れた老軍師の官兵衛は優しくも強くて憧れる
そんな官兵衛に弟子入りする未熟な若者の勝四郎には感情移入たっぷり
無口で剣の達人、久蔵は男の子はみんな大好きでしょこんなの渋くて格好いい
そしてコメディリリーフの菊千代が本当に魅力的、第二の主人公
ドカベンの岩鬼に桜木花道にNARUTOに通じる馬鹿馬鹿しさと痛快さ、そしてはぐれ物の悲哀が込められてる良キャラ

プロフェッショナル達を集めて困難に立ち向かうストーリーは
本当にエンタメしてて現代人でも楽しみやすい作品なので未見の人にもお勧め

ただ本当に現代人の目から観た素直な感想を言うと…
仲間集め&村での戦争準備パートが120点(これは良すぎる)
戦争パートが80点ってのが正直な感想
むしろこの時代の戦争描写で80点出せるのが異様なんだがどうにも今の目で見るともちゃもちゃしてる
こればかりは仕方ない
じゃあつまんないかっていうと全然そんなことはない
その戦争中もドラマはたくさん詰め込まれてるし
ラストシーンは侍の切なさがたっぷり込められてる

なるほどこれは名作だなぁと感心した

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エル
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