劇場公開日 2000年9月2日

17歳のカルテのレビュー・感想・評価

全44件中、41~44件目を表示

4.0メンヘラかわいそう

2012年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 精神を病んでいる人の話かよ~きついなと思いながら見始めたのだが、登場人物の思いや感情が丁寧に描かれていて同情した。また、60年代の精神病院がどんな様子だったのかとても興味深かった。

 顔がフレディのような火傷でただれた女の子がパニックになった際にドアの向こうから歌を歌ってなぐさめる場面、たどたどしいギターと歌がとてもよかった。

 アンジェリーナ・ジョリーのような悪ぶっていたり強ぶっている人は中身が弱々しいと非常に痛烈に語っているのもよかった。結局精神病院にいる時点で悪ぶったり強ぶったりしてもあまり意味がないように思ったし、とても気の毒だった。

 自殺したいとか言う人は「そんなんだったらさっさと死んじゃえばいい」と短絡的に思うことがあるのだが、想像と現実は遥かに違うということをありありと思い知らされる場面があった。まったくうかつな事を考えるべきではないと痛感した。

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吉泉知彦

3.0病院は一種の収容所

2010年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

病院は一種の収容所。

病人を元気に。
病院から始める教育というのもありかも。

でも、教育って一種の価値観の押し付け。怖いな。

精神病………

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J.Z

4.5精神を病むということ

2009年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

精神科病棟を舞台にした骨太な作品。
文句なしの名作です。

作品紹介にもある通り同じく精神科病棟が舞台の
「カッコーの巣の上で」と比較されがちというのは良く分かりますが、
登場人物の患者達が若い女性たちということで
やっぱり全く別のアプローチになっていると思います。

主演2人の噂に違わぬ熱演ぶりは本当に凄い。
観ているこちらも久し振りに真剣に対峙して観賞した作品になりました。
特にアンジェリーナ・ジョリーの迫力にはアカデミー賞受賞も納得です。

精神を病むということ…。

専門家でなければ定義が非常に難しいことだと思いますが、
誰しもが少なからず悩みを抱えている現代社会。
病棟にいる患者たちと僕たちの明確な境はないんだと思います。

「カッコーの巣の上で」にしても本作にしても
入院は患者の自由意志による決定とのこと。

社会に出て大きな障害に突き当たり
本気で思い悩んだ経験のある多くの方にとって
作品中の主人公の心の動きには共感する部分が少なくないはず。

少なくても僕個人にはシンクロする部分が多くありました。
深い題材を見事な作品に仕上げた作り手側の熱意に拍手。

ぜひ多くの方に観てもらいたい社会派作品です。

※他サイトより転載(投稿日:2008/10/01)

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live_at_luxor

3.0ドロシー、何を学んだの?

2009年3月25日

知的

難しい

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shimo
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