ギャラクシー・クエスト

劇場公開日:2001年1月20日

解説・あらすじ

79年から放映された人気TVシリーズ「ギャラクシー・クエスト」は、宇宙船プロテクター号の乗組員たちの活躍を描いたSFもの。放送打ち切りから20年たった今でも、コンベンション会場は熱狂的なファンで超満員だった。しかしそこへ紛れ込んでいたのは“サーミアン”と名乗るネビュラ星エイリアン。TV放映を宇宙で傍受しドキュメンタリーと勘違いした彼らは、宿敵エイリアンと戦うため力を貸して欲しいと出演者たちの元へやってきたのだ。

1999年製作/102分/アメリカ
原題または英題:Galaxy Quest
配給:UIP
劇場公開日:2001年1月20日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2

写真提供:アマナイメージズ

映画レビュー

3.5 【この本格スペースSFパロディ作品は、本家の「スター・トレック」の製作陣、俳優陣にも愛されたんじゃないかな。コメディもしっかり作ると良き作品になる好例だと思います。】

2025年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

幸せ

■放送終了から20年を経た人気SFドラマ「ギャラクシー・クエスト」。そのファンを集めたイベントに出席した、20年間サイン会で食っている冴えない出演者たちの前に、奇妙な格好をした4人組が現れ、自分たちの星を守ってほしいと依頼してくる。
 実は彼らは、番組を本物のドキュメンタリーと勘違いした宇宙人だったのである。

◆感想<Caution!内容に触れているかな?>

・スターウォーズのパロディ作品がある事は知っていたけれど(未見)、「スター・トレック」にもあったんだねえ。

・絶妙に「スター・トレック」に近い、スペースSFガジェットの数々や、本格的なエイリアンの敵役サリスたちの姿も良いよね。

・何よりも、しょぼくれていた人気SFドラマ「ギャラクシー・クエスト」の俳優陣が、ドンドン元気になり、慕って来た宇宙人たちを守るために、サノスたちと戦う姿が良いのだな。

<この本格スペースSFパロディ作品は、本家の「スター・トレック」の製作陣、俳優陣にも愛されたんじゃないかな。コメディもしっかり作ると良き作品になる好例だと思った作品。スターウォーズのパロディ作品も、観てみようっと!>

コメントする 1件)
共感した! 6件)
NOBU

4.5 ちゃんと面白いコメディアドベンチャー映画

2024年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

B級の文字がちらほらあるが全くB級ではない
ちゃんと金かかったA級のコメディ作品
たぶんB級と言いたいだけか勘違いしている

人気作品だった落ち目の役者たちが作品を史実だと思い込んでる宇宙人に助けを求められなんやかんやで事実に変えるお熱い展開
王道のSFアドベンチャー

コメディーが昔のSF作品系のメタなので恐らくここをB級だと勘違いしているのだと思う
子どもにはわからないネタでごりごりくるので思わずニヤニヤしてしまう

場所のセットは多少安っぽかったがその分登場人物に費用を当てている
敵の宇宙人はちゃんといっぱい出てきて一人も同じやついなかったし同時にたくさん出てくる
味方の宇宙人もたくさん出てくる CGも全然ぎこちなくなかった

序盤ちょっと展開遅いかなと感じたが必要な工程だった
ちゃんと端役も活きているのはいい作品の証拠

こんな金かかってきちんとした作品をB級映画と呼ぶのは失礼

コメントする (0件)
共感した! 1件)
高い坂

3.5 宇宙人のぱっつん頭と、歩き方と笑い方のクセが強いw

2024年10月9日
PCから投稿

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
かちかち映画速報

5.0 スタトレありきだけど知らんくても楽しいよ

2024年3月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

スタートレックを弄りに弄った内容だけど、ちゃんとSF冒険活劇してくれちゃっているので鑑賞後のスッキリ感も極上。なんやかんやクルー頑張ってたやん!となる。

20年前に放送された伝説的SFドラマ、ギャラクシークエストは今でも根強いファンがいるので、かつて放送されていた時のメインキャラは今でも関連イベントに引っ張られる。ダガート艦長役のネスミスは今でもカリスマ人気だけど身勝手で他のキャスとからは総スカン。
いつものようにイベントに出演していたネスミス御一行に、黒の上下を着て怪しい歩き方をする数人が声をかけてくる。自分たちの星がピンチで助けて欲しい…、ネスミスはイベントだと勘違いし、安請負するも向かった先で宇宙に転送されてしまう。

もちろん皆さん単なる俳優さんで宇宙船に乗るとかあり得ん話なんだけど、なんだかんだ宇宙船操縦しちゃってる(まあ色々あったけど)し、それらしい作戦も立てたりヴィラン相手に交渉したりと大活躍。

中でも私のお気に入りはマディソン少佐ことグエン、ことシガニー・ウイーバー。分かりやすくお色気担当で常にユニフォームの前は開け気味、谷間見せ気味、なのにお仕事ときたらコンピューターの言ったことを繰り返すだけ。本人がそれだけ!ってキレ気味に言うんだから間違いない。
しかも物語が進行するにしたがってユニフォームの前がどんどん開いてくるとか、もう欲情させたいんか笑わせたいんかよう分からんサービスっぷり。

ミスタースポック的立ち位置なのがドクターラザラスことデーン。彼自身は舞台俳優出身でプライドもあり、ラザラス役で振り回されるのを嫌っている。役柄上の決め台詞を言わされるのにも辟易としている。んー、スポック=レナード・ニモイっぽいエピソード。
だけど、自分を慕う宇宙人くんのために頑張っちゃったりして可愛いのだ。
演じるはスネイプ教授ことアラン・リックマン。この手のプライド高い系の役では右に出る者はいないよね。

それとサム・ロックウェル演じるガイがいい味出してる。実はめっちゃ端役でしかギャラクシークエストにも出た事ない。他のメンバーも彼のこと知らないみたいな微妙な立ち位置。
ちゃんと活躍して、その後は…

スタトレ知ってる人はずーっとニヤニヤしっぱなし。知らん人もアホアホ展開に笑いっぱなし。だけどちょっとしんみりしつつ最後はスッキリ!エンタメ100%の頭空っぽ映画としては満点の出来栄え。

補足です。
この映画、実は思い入れがありまして、15年以上前にちょいちょいアメリカに出張で行っていたのですが、その時によく観ていました。何故かと言うと、英語がほぼ理解できなくても何となく内容は理解できるし面白いのは分かったから、なんです。
悪く言えばそれだけ内容が単純、でも私にとっては孤独なアメリカ出張の中での数少ないお愉しみだったわけです。ちなみに数年間行き来していましたが、結構な頻度で再放送されていました。やっぱりアメリカでも人気なんでしょうね。

コメントする 3件)
共感した! 8件)
ハルクマール